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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2002/04/18 Thu■ 

Ohio Players
Pleasure

 【うらまご】なんての作るから、本ちゃんのこっち書くことない(^_^ゞ よるねこさんに入れたツッコミがきっちり自分に返ってくる。だいたいtDiaryというのは、追加や訂正するのが楽だから、そのときそのときで書けるのがいい。だから、つらつらとその日にあったことなどを書き連ねて、少しは自分の感じたところなども入れてしまう。そうすると、もうこっちで書くことがなくなるというわけ。だいたい、こっちで書くとなると、あらたまってしまうのが大儀だな。あとから画像をつけたすのも面倒だし、何日も前に遡って、写真入れたり書き直したりなんてのは、そこまでのを一旦削除してしまわないとダメだから。いっそもうcgiやめて、htmlでアップしよかなぁ。考えてしまう。
ふたつもじ うしのつのもじ すぐなもじ ゆがみもじ とぞ君は覚ゆる
 『戀』で検索かけてたらこんなの発見。なるほどね。
 《Love is Just a Four-letter Word》これはDylanの曲のタイトルだけど、《愛なんてたかがおまんこ》なんて意気がってたのは遠い昔の話。「関西だと《a Three-letter Word》やんけ」などのおまけもつけてました。なっ、こんなことばっかり書くから「いやー、エロなのにびっくり」なんてメールを頂戴するわけですよ。エロいです。認めておきます。
 でもね、ここ数日読んでいる『♂♀』(←さっさと読んでしまえよ、ったくぅ)に、ふむふむなるほどと思えるところがわりとよくあるんだよなぁ。そうすると、「エロい」を通り越して「変態」 『♂♀』に、「それはあなたの境界であって、わたしの境界じゃない」なんて話が出てきてたんだけれど、ボクの境界は?と読みながら考え込んでしまった。どっちかというと、「わたしの境界」より「あなたの境界」に近かったりする。う〜ん、「そんなこと考えるのおまえだけぢゃああ」とよう言われるよなぁ、困ったもんだ、こんな純情おっちゃんつかまえて。やっぱりやばいでしょうか?
 きょうのところはこの程度でぼやかしておこ。

■2003/04/18 Fri■  町と街、道と路

 字源でも調べりゃ済むんだろうけれど、「町」と「街」、この使い分けは、以前からまご日記に書いたりするときに迷っている。自分ではストリートとかでごちゃごちゃと入り組んだイメージのときに「街」を使ってるつもり。どうたねん?と話してたら、「町」というのは、城塞都市であるとか環濠集落であるとか、居住地、商業地として一定の区域的に仕切られたところだそうで、これに対して、かつてはぽつぽつと「町」があって、それを繋ぐ過程で、道の脇に拡がっていったのが「街」だと言う。
 ふむふむ、ということはボクが使っていたストリートを中心にした猥雑なのが「街」というのはあながち間違いやないわけね。じゃあ、寺山の『書を捨てよ、町に出よう』というのはおかしいやないか。寺山修司ともあろう人間が「町」と「街」をはっきり区別してなかったとは考えにくいのだけれど、どうも寺山の書を読んでいると、その区別が明確でなかったりする。ボクにはどうしても『書を捨てよ、町に出よう』ではなくて『書を捨てよ、街に出よう』と思えてならないんだけどね。それというのも『書を捨てよ、町に出よう』というのが出版された当時、頭演劇と銘打って、天井桟敷が劇場から頭に出て行こうとしていた時期で、ボクの「町」と「街」の違いというのも、どうもそこらに端を発している気がする。
 「町」は入って行くものであって、出ていく先が町じゃないんとちがうだろうか。どの映画だったか、忘れてしまったけれど、町から出て行く、町の外の荒野に出て行くラストシーンだった。と、すると、『書を捨てて家を出て町に入って行こう』じゃなかろかね。

 「町」と「街」に関連して、「道」と「路」。でも「みち」というときには「道」とはするけれど、あまり「路」とは書かないんだよなぁ。漢字の上ではあまり区別ははっきりできてないんだけれど、「道」はwayで「路」はroadというふうにイメージ的には区別は明確。どうもね、武士道とかの「道」と、はたまたシナトラの"My Way"であるとかディランの"Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine)"と"Way"とが重なって、路上観察とかの「路」は、road movieであるとか、ケルアックの"On the Road"と重なる。
 ところがフェリーニの『道』は"La Strada"で英語の題は"The Road"、一方同じ「みち」と読ませるユルマズ・ギュネイ の『路』は原題はトルコ語で"Yol"、英語の題は"The Way"と来てるんだから、なんやようわからんようになってきた。La Stradaというイタリア語は英語にするとStreetなんじゃないかと。でもフェリーニの『道』がずっと先にあって、「みち」は素直には「道」だし、「通り」とするのも変だし、それに大芸人なんだから。ああ、ややこし。
 しかし森山大道が森山大路だったら、朱雀大路みたいで、これも変だしなぁ。

 

 


■2005/04/18 Mon■  櫻、散る、散る - ニコンおやじの輪姦大会

 仕事がまともに始まって、ああもうイヤwってね、あ〜た、イヤでも仕事しないとごはん食えんでしょが。う〜んと休みってのがこれほどありがたいものだとはね、まさに有り難いなのですが、10日の日曜はってぇと、アホな天気予報が雨ダスってから、無為に過ごしてしまったじゃないの。それから6日間休みなしだって、ゆっくり写真も写せない。仕事の行き帰りに写すったって、行き帰りは無感動なことはなはだしい。仕事場で空いてる時間に写していても、キラいなものはどうしても写せない。キラいなものには自分がのって行かないんだよね。やっぱり好きなものを撮らないと。
 少し前に大和川染工所跡を写しに行ったときに、土堤に蛇が死んでひっくり返ってた。ボク、何がキラいと言って蛇ほど嫌いなものはない。そのときもぎょっと怯んでしまって、もっともすぐに死んでいるというのがわかったのだけれど、それでもどうしようか、その先に行きたいんだけれどと、死んで動かないとわかっていてもアカンのですわ。でも、その日はノリノリだったので、なんとか死んだ蛇の上をまたいでその向こうに行くことができて、カシャカシャとやって、再び蛇のところまで戻ってきたときに、バカだねぇ、ノリノリってのはほんとバカにしてしまう。写真家たるもの自分がイヤなものでも撮らないとダメなときがある、なんて思ってしまって、あんた、報道カメラマンじゃないんだからさ。やおら蛇を撮り始めた。しかもマクロにして蛇の死体に10cm近くまで近接だ。うげぇ〜、思いだしただけで吐きそうになってきた。
 さてそのようにして撮った蛇の写真、これはボクにとって生涯あるべきことではないので、そりゃもうお宝とったような気分で、家に戻って早速flickrにアップした。フォトショでレタッチしてるときも、モニタにでかでかと蛇の死骸が映し出されるわけじゃない。あゝ、もう、ちょっとトイレ行って吐いてきます(uso)。そんなふうに苦労して我慢してflickrにあっぷしたのはいいもんの、そのあとflickrにアクセスするたびに蛇が出てくる。嗚呼、もうそこまで。ガマンの限界。削除しました。ほんとキモいったらありゃしない。もちろんflickrだけじゃなく、マックのHDからも削除。完全に削除。こうして生涯最初で最後の蛇は0のデータで埋め尽くされたのであります。イヤなもの、キラいなものは間違っても写しちゃダメって。

 ところできのうは恒例の唐組の大阪公演で、例によって朝から整理券もらうのに並んで、さてそのあと、一旦家に戻ってというつもりだったのに、あまりの天気の良さ、それとこの10日間ほどほとんど撮れなかったフラストレーションで、大阪城公園をまずぶらぶら。ああ、もうあちこちでバーベキューだ-_-; 公園の林の中のホームレス小屋に隣接してのバーベキュー。公園の中はそんだなもんだから撮るものなんもなし。イヤなもん撮ってもしゃあないのね。
 で、ポクポク歩いていると、また出た、ニコンおやじ軍団。首から F4(確認済み)ぶらさげたおやじがいて、たいそうな三脚が立っていて、そしてモデルのおねえちゃん二人連れて、あねえちゃんの顔が異様に明るいと見ると、おねえちゃんの顔にレフ板の光が輝く。そしてそのおねえちゃんに群がるようにニコンおやじが5人、6人。大撮影会。好きにして。ニコンもったらそういうのしか撮れんのかい。ありゃ、レンズ通した輪姦大会にしか見えんがね。まぁ、ボクは散り果てた櫻でも撮ってきますわ。


sakura were scattered in the army graveyard


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