唐組の『百人町』大阪初日。というか、ここんところ大阪スタートだから、文字通りの初演。大阪公演も今年は２日間になってしまったのはちょっとさびしいのだが、まぁ、それはそれとして。
　久しぶりに写真撮らせてもらったんだけど、今までは後ろから長いので撮ってたので最前列からGRで撮ったんだけど、画角がほぼ決まってしまうのは仕方ないにしろ、まぁおもしろかった。
　肝心の芝居の方は、これまでの稲荷-藤井由紀にかわって、稲荷-赤松由美が軸になって展開される。赤松さんがぐっとよくなってきたのもあるんだろうな。若手陣は相変わらず束になってなのだが、そこらもかなりフィーチャーされるようになってきていた。先を見据えた使い方なのかもしれない。鳥さんはちょっと控えめで、辻さんが怪優ぶりを発揮。これまででももっと出てきていいのになぁと思ってた。そして、唐十郎。あぁ、ぐっと出番が少なくなってしまって、70という年齢を考えたら仕方ないのかも。ラスト近くでも、「オレも入れてくれ」と例の水槽に入ろうとするのを稲荷に制止されるのがギャグに。ラストでその水槽を唐十郎自身が下手にしまいこんでいるのが、何ともさみしかった。

１時間半。「電子城」のころの３幕３時間の役者観客お互いの体力勝負からすると、楽になった。でもその分、整理されていて、いい芝居に、そしてわかりやすくなっていた、といっても相変わらず難解だけどｗ

　いや、素直に無邪気にテレビ見てたらいいんだけどね、テレビ見ない人だから。そしてきょうもテレビも見ないで、晩飯の汁ビーフン食ったあと、ツイッター眺めてたら、何やらTLが不穏。
《ak47_ マスゴミのネットに対する嫌がらせとしか思えないなぁ。なんか即ハメとかリストカットとかクスリとか妊娠検査薬とか刺青とか.. 酷いプロパガンダだ全く。》
これ、初め、何のことだかわからなかった。しばらくして、あぁーちょっと前に噂になってたツイッターをネタにしたドラマのことかと、Yahooで番組表見たのが11時ちょい過ぎ。もう終わってるやんｗ
　で、そのあともTLにそのドラマについてのツイートが流れてくる。そのおおかたはマイナス評価ばかり。そしてついに脚本家の北川悦吏子(halu1224)自身がきょうドラマが始まる少し前に下のようなツイートをしてることが誰かによって明された。しかもツイートしておきながら、自ら削除していたことまで。

ツイッターも知らないでツイッタードラマ。ツイッター知ってることって、そんなにすごいのか？というのが私の感想です。こんなのシステムじゃん。調べて勉強して慣れれば、だれでも使いこなすでしょ？器械やシステムを使いこなすことが、エライ、と思うってのバカみたい。posted at 20:26:15

　たかがテレビドラマでむきになることもないのだが、『ツイッターも知らないでツイッタードラマ。』と自ら開き直っていいのか？　ドラマであろうが、映画であろうが、それなりの取材、調査があって然るべきことは明らかなのに。確かに北川はツイッターを知らないのだよ。自分の上のツイートがドラマに不都合と思ったのか、あわてて削除した。が、twilogの2010/4/15にきれいに残ってしまってんだよね。もちろんtwilogも削除することは可能。そのことに気づいて、本人が気づかなくても周囲からの指示で、そのうち消されるのだろう。ちなみにツイッターをしている人間のうちどれだけがシステムについて知ってる？10000人に1人くらいか。そういうの知っていてもドラマは書けないでしょ。ついでに重箱のすみつついておくと、「器械」じゃないね、「機械」でしょｗ　いや、あきれるのは、フォロワーが15000以上なのに、フォローしてるがたったの22人という極端な少なさ。フォローが多いのがツイッターを知っていることにはならないだろうが、この22人ってミクシと変りはないじゃない。リア充でしかないわけで、少なくとも全く見ず知らずの人間をフォローすることもないのでしょ。「ツイッターを知らない」というのは、システムや機械を知らないということじゃなくて、ツイッターの「ゆるい関係」を知らないということでしょう。だからいきなりオフ会だとかになってしまう。オフ会なんて、ツイッターに始まったことでなく草の根のときからありましたってｗ　あ、北川は裏アカ使ってるのかｗｗｗ

　ドラマは当然見てないよ。見てない者が批評することでもないが、上の開き直りは視聴者をバカにしてないか、％からすると、ドラマを見てる人間でツイッターをしてない人間のほうが多いだろう。その人たちをテキトーに操っていく。北川ひとりにおっかぶせるような形になってしまったが、ツイッターを知っている、知らない、ツイッターのつきあいかたは人それぞれだ、そんなことなどどうでもいい。問題は、制作の意図が、いまツイッターが流行っている、そのことだけでツイッターを記号として用いた（北川に使わせた）にすぎないという安易さにある。だから『ツイッターも知らないでツイッタードラマ』で十分なのだ。

　テレビという媒体の腐敗しきった終焉を見たようでさみしい。

　うらまごにも書いたけど、きのう、とうとうfav数が1000を超えた。ありがとう！

　で、偶然というか、これって神様のすることなんじゃないかと思えるのだけれど、この写真を撮ったのがちょうど５年前のきょう、つまり2005/02/19。いままご日記のその日付見たら、よっぽど撮った瞬間に舞い上がったのか、きっちり書いてるね。自分で言うのもアレだけど、こんなすごいの撮れてしまったら...なんですよ。こんなものそうそう撮れるわけもないじゃないですか。なのに２匹目のどぜう狙ってしまって、しばらくズレるというかね、このあとけっこう悩んでしまった。でも、やっぱりいいものはいい。はい、まさに自画自賛です。
　話はそれるけど、去年の夏に見た時にはfavがちょうど666だった。そのちょっと前からflickrのrecent activityに毎日のようにあがってきた。４年で600fav（ってのもすごいっちゃすごいんだけど）、この１年間でfavが400ついた。それも4年以上も前にアップした写真なのに。１年ほど前に多分どこかで紹介されたのかもしれないけど、やっぱり今でも同じペースで見てもらえるってのは、やっぱり写神がついてるのかな。そうしてちょうどまる５年でfav1000になったというのもきっと何かあるね。この当時のように無心に撮ってたことを思いだせってことだと、そう解釈しておこう。

　そして、この５年間に何もしてないというのに、12000以上のむちゃくちゃ多くのいろんな人に見に来てもらい、コメントももらい、favまでつけてもらって、後押ししてもらって、ほんとにありがとう！！　感謝してます。