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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■1998/04/04 Sat■ 

帰ったら4時。ふつうはね、そっからネットに入らないの、つぎの日も朝から仕事あんねんから、おとなしく寝るわな、それでもごそごそ結局寝たのは5時だった。
起きれない。一度起きたあとまたすっと眠りにおちこんだ。1時間遅れであわてて行ってみると、段取り的にはちこっと手直しして昼過ぎには終わるはずだった。最悪でも夕方には終われるはずだった。なのにみんな頭を抱え込んでる。ちっ(-"-) またかよぉ。
結局、終わったのはいつもの9時を回ってた。ふーっこれであしたはゆっくり寝れる。チャンチャン
と、ふつうはね、これで1週間お疲れぇ〜っ! ゆうて帰って屁でもこいて寝るんだけどね、これからよ、これから。人生はこれから。
ぢつはきょう早く終わるはずだったから、SOLOのライブに潜入するはずやったんよ。ちょっと裏技使って。それもパーね。まぁいいかぁ、そんなみSOLO聞き込んでるわけでもなかったから、裏技でタダで入れたらラッキーと思うてただけやし。
それでですねい、Canaが数年前にNY行ってたときに、まだデビュー前のSOLOのみんなと友達やってんね。だから裏技なんよ。そのコネとボクの押しさえあれば絶対うまいこと行くはずやってんけど(笑) まぁしゃあないかぁ。
11時過ぎにZIP到着。Canaとくすみ姉さんはSOLOをお迎えにホテルへ略奪愛に行ってらしい。が、現場ではなんかえらいことになってるらしい。追っかけのおねえちゃんどもが吠えてるらしい。
Maryさんはこの前、K-Ci & JoJo のときに一度ちらっとだけ会ってるけど、あのときもくすみ姉さんとペアだったから、はじめ区別ついてへんかってん。ごめんねぇ。そしてCanaの知り合いとかいうしゅうじさん、おとなしいので、どっからしゃべりかけたらええんかわからへんやん。
そ・し・て、ふぅ〜目の前にべたべたねっとりの二人。ええもんねぇ、ボク、ゆみぞーいてるもんねぇ〜だ、くそぉ〜っ。
はいはい、お約束ね。

1時頃になってやっとSOLOのメンバーが到着。と同時にぞろぞろとけばいおねえちゃん御一行様がくっついてはいってきた。くすみねえさんはボクを見るなり
「あの子らほんまイヤやわ。まごさん、ずっとおっといてな」と泣きを入れてくる。そう頼りにされましてもね、あのけばけばねえちゃん、ボクもイヤやわ。得意のちゅうーしたろか攻撃もできひんやろね(笑) ちっ、ほんまに追っかけの連中ときたら節操がないねんから、あれだからイエローキャブだとか平気でなめられるねんわ。あ、そだそだ、某Dが来たとき、なんやちんぽ舐めさして、それビデオに撮って、バスの中で連中ゲタゲタ笑うてたいうやんか。だいたいやね、若くて黒かったらなんでもええんか、ばあたれ。をい、そこのん、おまえなんかただの豚やんけ(-"-)
なんぼなんでも天下無敵・傍若無人=まごPでもあの連中はいらんわ。ボクらのおるほうにユニークがいてしっとりお話してたんだけどね。ロジャーの息子のリンチがくっついてきてて、自分のレコードを見つけて大騒ぎ。

それでも、ステージにユニーク、Canaをひっぱりあげて、なんやまさにCanaに捧げるように歌うてたらしいけど、そら、むかぁーっと来るわなぁ。連中にしてみたらばりばりに決めて来て追っかけてんのに、ぽっとやってきた小っこい女がぽっとユニークさろて行くねんから。わけありというのんはわかっとらんもんねぇ(笑)
3時近くになってぶぅちゃんとねえさんは引き上げた。はいよ、はぁ〜は。
追っかけはあっちのほうで勝手に盛り上がってる。ちっ(-"-)
ゆみぞーが「まごちゃん、きのうのとこまでまた連れてってくれる?」
「えっ、また行くんかいな」「うん、うにゃうにゃふにゃむにゃごちょふにゅ」「はいはい、ソウルメイトやからね」
いつ終わるともわからん狂宴に、さすがのボクちゃんも疲れて、もう帰って寝たなった。さかりのついた猛獣のようなおねえちゃんたちのなかに3人をおいとくのもちょっと心配といえば心配だったけど、この3人だったら大丈夫だろ、なんだかんだで強者だから(笑)
夜中の御堂筋をゆみぞーと走りながら妙にせつないような。一方でメイクラブだし、一方で、うーんメイクラブの反対はなんちゅうんやろ、ブレイクラブ?

■2001/04/04 Wed■ 

AL HUDSON & THE PARTNERS
CHERISH
 内田春菊の『あたしが海に還るまで』を名古屋までに読みきって、ふーっとため息ひとつついて、寝ようとするけどなかなか眠れない。すぐに『蝶の皮膚の下』を読み始める。ちょうど1年前同じ新幹線の中で同じ『蝶の皮膚の下』を読んでたのを思いだしておかしくなる。何かの欠落、欠落を追い求めてどうする?
 ちゃんと調べて行けよなぁ。鎌倉の櫻はすげぇーすげぇーって鶴岡八幡宮の正面の段葛の櫻でしょぉー。そこ通らんと小町通りをぶらぶら歩いて、何してまんねん。エエんだけどね。八幡宮の段の上から眺めた櫻はぼーっと霞んできれいだった、と負け惜しみ。あ、でもちょこちょこ、櫻、ちょい満開過ぎだったけどあったよなぁ。だいたいボク峠フリークだからね、鎌倉ったらやっぱり切通でしょ。亀ヶ谷坂切通で気がついたんだけど、太古にはぐっと中まで海が侵入してたんだろうな、あれははっきり海食崖でしょ。海食崖をうまく使って、切通にしてんだなぁとちょっとりかの先生になったみたい(笑) それで亀ヶ谷坂を越えたところにぽこんと盛り上がった丘があって、あれはたぶん太古の島だったんだろうけど、そのてっぺんに一本の立派な櫻の樹が。
 いきなり「あたしバツイチになったよ」と告白されましてもですねぇ、そうそう、別に結婚しているという状態をキープする必要はないし、結婚してるから、《不倫は不便》なわけで、かと言って、不倫な関係ぢゃないから、何をごちゃごちゃ、あ、でもやっぱり旦那がいないと家に遊びに行くにしても遊びにいきやすいわなぁ。いくらボクでも気ぃ遣うし。「ひいちゃん、今年のはじめに糖尿になって」 ゑ、それやったら、顔、見にいこうと即決。
 江ノ電に乗るのは初めてだったから、まるで小学生のようにはしゃいでいた。江ノ電がつっきってる神社はどこなんだろうときょろきょろしている。「もうすぐ海に出るよ」と、振り向いた目の前に湘南の海が広がった。けっこう波が高い。豆粒のように沖に漕ぎだすサーファが見える。「『稲村ジェーン』ってのはこのへんだよねぇ」
 「あ、はい、別れたです」
 「江ノ島の神社にカップルで行ったら別れるんだってね、琵琶もった神さん、あ、弁天さんかぁ、その弁天さんがヤキモチ妬くらしいよ」
 「をーラッキー(^。^)v 上がって行ったんやんか。せやけど、江ノ電で行って、あの橋歩いて渡ってたら、風が強ぉて、むちゃ寒なって、ぐぐぐーっとおなかに来て、ほれ、なんかあるやん、エスカレーターみたいなん、あれ、『乗る?』って聞きやってんけど、もうそのとき限界で、だぁーーっと一目散に下りて」
「橋、渡ったところにトイレあったでしょ」
「うん、うん、そこに駆け込んで。せやけど、紙あらへんねんやんか、しゃあないから、ポーチの中見たら、商売道具があって、それで足らんかったから、見たら、文庫も入ってたから、その奥付、びりっと破って、文庫の紙は滑りがよすぎてアカンわぁ」
「自分のことしか考えてないです、彼女。優しくないです。」
 ぴちゃぴちゃと音がする。固く尖った舌を入れられる。そのぶつぶつした棒状のものを、暑い土地で育つ分厚い花弁を持った花の、中央に飛び出した花芯のようだと私は思う。
 瞬きもせず私を見つめる目はすぐ潤み出す。それを見ると放っておけない気分になる。私は腕を伸ばし、彼をもう一度布団のなかに引き入れる。大丈夫だよ。りかだよ。りかだよ。声に出して言いながら髪や、頬や、唇や、口の中や眼球や首筋や乳房や乳首や足の間のしめった部分を触らせる。これがりか。これがりか。
 新宿のコインロッカーに重たいグレゴリーを入れる。100円玉がない。


■2002/04/04 Thu■ 

Bootsy's Rubber Band
Stretchin' Out

 ほんと久しぶりの焚き火。ん〜と、いつ以来? おとどしの早川でひとりでしんみり焚き火以来かな。このメンバーとなると、あ、そのあと古座川でやってるか。でもあの焚き火は他にもガイジンとかたくさんおったから。
 ウッディーズだとか、ウッディー・トリオだとかなんて言って、雨の中でも焚き火してたメンバーで、5〜6年前は焚き火のにおいが抜けなくなるくらいにしょっちゅう焚き火してたのにね。酔狂いわく「このまごがややこしことするようになってあんまり焚き火せえへんようになってんで」と。えらいすまんこってすm(__)mペコペコ そう言われればそうだな。そのメンバーでのほんとひさしぶりの焚き火とあって、飲むわ、飲むわ。そこへまたひとり、これまでにないバージョンのとんが加わったから、ますます、飲むわ、飲むわ。ボクなんかそう酒が飲めるわけじゃなくて、ほとんど飲めないといってもいいくらいだけど、それでも飲んでしまうもん、ね。バーボンだってぐびっと。
 それにきょうの焚き火の場所は、長いことバイク・ページのトップを飾ってた焚き火の写真の場所だから、ちょっと思い入れもあったりする。
 焚き火はいいなぁ。ばりばりに燃え上がる炎もいいし、ちろちろ燃える炎をじっと見つめて。そしてごろんと河原に寝転がると、空には星がいっぱいで。。。。

 朝から風は強くて、それでも陽射しが暖かくて、あいかわらず河原でごろごろ。焚き火の勢いとまではいかないけれど、ほとんど焚き火の気分。
「せっかくだからちょっと走ってみたいわ」
というとんの一言でやっと重い腰がもちあがった。
 城ヶ森林道。ひょっとしてこの林道を一番よく走ってるんちゃうかな。ボクが初めて走ったときは30数kmのロングダートだったのに、走っても走っても舗装されてしまって、尾根筋に出てやっとダートが始まったと思ったら、超極悪ガレ場で、どハードこの上ない。白状しておくとこのガレ場で過去に3回もこけてんだよなぁ。下からずっとダートでちょっと慣れてきたところならまだいいのに、いきなりのガレガレはかなりきつい。でも無事に3人ともこけずに走り抜けれた。ほんとはヤモがぐっと遅れてたので、ひょっとしてこけとんのとちゃうかと期待してたのに。
 龍神スカイラインに出ると、風はきつくて寒いし、それになんといっても、城ヶ森の超極悪ガレ場に二日酔いの酔狂などはめげてしまって、
「早よ、温泉行こう」
 スカイラインを野迫川までびゃ〜っと走って、そこから大塔に抜けて西吉野の温泉に。すっかり冷えきった身体にお湯がしみ渡って気持いいことこの上なし。
 全部で約300km、やっぱりバイクはいい。

■4/3の食事 朝:トースト1、コーヒー2 昼@いも膳:蕎麦、かき揚げ、ポテサラ 夕@有田川河原:うなぎ、焼き鳥、チーズ、天ぷら、サラダ

■本日の食事 朝@有田川河原:ハムレタスサンド2、コーヒー2、ヨーグルト、ゆで玉子 昼@西吉野温泉:柿の葉寿司 夕:レモンライス


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