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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2002/11/01 Fri■  猫谷 [長年日記]

Santana
Amigos
何もかも終わってしまうけど、何もなかったように話すだけね
わたしたちの人生なのに
― ダニエル・シュミット『トスカの接吻』
 昨日、義父が86歳で永眠しました。これまでいろいろ支えてくださってありがとうございました。

 病気が判ってからこの数ヶ月、ボクはボクなりにいろいろ考えさせられもした、と思う。とくにこの数日..... この年になって、初めて人の死に目に立ちあうこともできて
 亡くなる前の夜に、そこに猫がいる、この病室の天井に白い仏さんの絵が描かれてると。

過ぎてみれば あっという間じゃ
花輪和一『猫谷』 

■2002/11/10 Sun■  善人なおもて往生をとぐ [長年日記]

Bootsy Collins
Play with Bootsy
 「お疲れの出ませんように」とはよく言ったもので、きっちり「お疲れ」が出てしまって、おまけに11月に入ってから、1ヶ月間違うとんのとちゃうかというくらい、12月のような寒さできっちり風邪っぴき。人間なんてのは、けったいなもんで、寒かったら寒いなりの格好をすればいいものを、まだ11月やのに真冬の格好してたら、いざ真冬になったらどうすんだという意識が働いてしまって、きのう、おとといと結構薄着してたら寒くてたまらんかった。それとやっぱり、先月まではどこか気が張りつめていたのかもしれない。気持ち的にホッと一息、というのもなんだか不謹慎なようだけれど、やっぱり楽になった。その分、風邪ひいたりもするのかな。
 とか、なんとか言いながら、お葬式終わって、ほんとは先週の日曜なんかはゆっくりしてればいいのに、さてちょっと気分転換にでもと、アンドレ・ケステル写真展を見に行ったりしてる。それはそれでいいわけだけれど、何だかんだと、後回しにしてたことがいっぱいあって、ホレ、まだせなアカンことがあるでしょ(苦笑) と、これ読んで、「おっさん、先にすることやってぇぇな」と苛ついてるの約1名。ごめんねぇ。
 いや、ほんとにこの1週間、気分的には楽になったものの、役所関係であるとか、いろいろございますの。何遍、長ったらしい住所書かされたことやら。それでも義理の関係だから、まだ楽なんよね。これが実の関係になったら、もっと大変なんだろうな。義姉さん、大変そうでした(・・;)
 それと身辺整理ね。ほっとくわけにもいかないので、残された者が、いろいろと引出しを開けてみるわけです。すると、出てくるわ、出てくるわ、何じゃ、これ?というのが山ほど。義父さんのことだから、さしてやばいのがでてくるわけじゃないんだけれど、はてさて、それをわが身に照らして考えてみると、おちおち死ぬことができないなと。そんなことより、アホなものは、自分でさっさと整理しておくことだな。

 遺言として残しておきますが、いま使うてるマックね、ごちゃごちゃ言うてんと、さっと初期化してください。くれぐれもあっちゃこっちゃ覗かないように。ボクとしても善人として消えていきたいからね(^_^ゞ


■2002/11/17 Sun■  人肌恋しい秋の夜 [長年日記]

One Way
WILD NIGHT
 しばらく湿った話ばっかりだったから、ちょっと話題転換。というても濡れネタ(汁)

 久しぶりにエロビデオ見てたのよ。もちろんモロのエロビデオなんだけど、青筋くっきり見えますってやつね。ところがそのエロビデオでディープキスを延々10分ほどにわたって、ねっちょねちょくにょくにょと舌がからみ合うのが流れるの。これが、むちゃくちゃそそられる、ううううっ、玉乱、玉燗、玉懶。このビデオ、もち挿入シーンもくっきりはっきり写ってるのだが、本番よりこのキスシーンのほうがエロくて思わず見とれてしまったのだ。本番シーンは早送りなのだ{^。^`;ニョホホ
 何だったか、何かの本で、ディープキスはもっとも諸元的な臓器接触だというふうに書いてるのがあったけれど、しかり、と思わせてくれるものがある。よくよく考えてみれば、ボク自身、本番よりオーラルのほうが好きだったりする。本能的に挿入してしまうんだけれど、それも挿入するその瞬間が好きで、そのあとの単振動はほんま単しんどぉー(注:大阪弁です) せっかくだからというケチ根性で射精してしまうか、さもなければ、こうして入れてるのに射精しないというのは相手の女に失礼かという義務感のようなものが働いて、射精せなという気ばかり先行してどうもアカンのよね。どうも挿入する、その瞬間で90%達してしまってるの。困ったもんだワ(汁) だからさ、ついせっかく入れてるのに抜いて、また入れるとか、入り口でごにょごにょと。

 ゴダールの『男性・女性』でも、接触してるのは気持ちがいいというようなくだりがあったな。


■2002/11/24 Sun■  カニミソ [長年日記]

Cannonball Adderley
Somethin' Else
 カニ、好きなんだから、どうしようもない。(この一文、他意はなし。誤解しないように(苦笑)) あ〜ぁ、食った、食った。黙々と、あ、いや、そうでもないか、が、しかしとにかくちゅっちゅくちゅっちゅくカニのミソをすすって、カニのウチコ、んんんめぇぇ。カニの刺身は舌の上であまぁ〜くとろけるワ。もうたまりまへんなぁ。ひょっひょっひょ。
刺身、焼き蟹、茹で蟹、せこ蟹、蟹味噌甲羅焼き、しゃぶしゃぶ、蟹ちり、蟹雑炊

 夏からこっちほとんどどこにも出かけてなかったんで、小春日和の中、久美浜まで一っ走り。周りの里山は色づいて、まさに秋深しってところ。でもなぁ、秋という季節は恋のひとつでもしてやんなアカンねぇとつくづく思うの。この季節にひとりで走ってると、いらんことばかり考えたり、思いだしたりしてから、どうにもこうにも。別にこれはこれでええんですけどね。と、最近は開き直ってしまってるわけです。じたばたしたって始まらんわけで、そういうのは、だいたいいつものことながら棚からボタモチ、なるようにしかならんので。

 で、結局、一夜空けてみると、カニミソがそのまんま出てしまったような....ちゃんとオチだけはぬかりなく。


■2002/11/30 Sat■  欲望に限界はあるのか [長年日記]

Cameo
Knights of the Sound Table
 どうも最近テンションが低くて....気が抜けたような。何にもしてないわけでもなくて、アメリカン見に行ったり、ラグビー見に行ったり、はたまたカニ食いに行ったりもして、テニスはテニスで頑張ってる。でもまぁ、ただそれだけのことで、とくにたんたんと日々が過ぎていく。恋のひとつでもすれば、いろいろ上がり下がりがあるんだろうけれど、平坦だね。
 だからというわけでもないんだろうけれど、妙な物欲だけは旺盛で、性欲がすべて物欲に振り当てられたのか(-.-;)、オークションだけで飽き足らずに古本屋巡りは止まらない。おかげでボクの周りには高く古本が積み上げられるばかり。そういうふうに仕入れた古本を読んでいるのかというと、そうでもなくてぱらぱらと眺めるだけ。ひとつにもう一月以上もかかってる本があって、これがドサリと重く、なかなかに進まない。それでもやっとあと数10ページにまでこぎつけた。これをなんとか読みきらないと今積み上げられた本たちに向かうこともできない。とにかく読みきってしまわないと、きっとへこたれるから。おもしろいんだよ、だけど本当に重いんだ。
 そうして人間50年もやってると、あとどれだけの本を読めるのかという気が起こってくる。きっといま買込んだ本の半分も読みきれないだろう。この30年の間にも買込んだ本の半分は読みきれてないのだから。不安というわけでもなく、これはほんとに一種の欲望なんだろうな、きっと。
 欲望というと、男にはあながちありうる出世欲だとか、そういうものとはとんと無縁。そういう欲望に絡まれた男たち?たとえばあいつとかあいつとか?もしんどいんだろうな。でもやつらにとってはボクの物欲の対象というのはゴミなんだろうけれど、それと as well as やつらの欲望の対象はボクにとってはゴミなんだ。

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