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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2000/03/01 Wed■  個人的にお楽しみ下さい [長年日記]

 弥生三月ってね、急に春めいて、なんとなくうきうきしたような幸せな気分。
 そうしてお散歩部会の活動はとどまるところを知らない(笑)
 ポカポカ陽気につられて、弁当買って、多治速比女神社へ梅見とシャレこむ。む、シャレこむなどというもんじゃないな、どっちかと爺むさい、いやそうじゃなくて風流ってもんよ。どうせアリバイさえ作っときゃ、なぁーーんも仕事もないのに、このええ天気に空気の悪いところでうだうだしてるのは不健康ってもんでしょ。嗚呼、風流、風流。しかしふつーはそこまでだよねぇ。ところが一度戻って、昼からふらっとまたまた散歩に出発。曽根神社から曽根池上遺跡の工事中のところを抜けて、池上の村を通り抜けて、たこ焼きなんぞをおやつに。あ、あれ、葛の葉の森ちゃうん、とつい1週間にもならへんか、あのときは風びゅうびゅうで寒かってゆっくり見てる気もせえへんかったからもっぺん行こかぁって、ぽこぽこ歩いてたら、ぎゃあああと唸らされる散髪屋発見。すわっ、とばかりばちばちデジカメ写してたら、散髪屋のオヤジが、というてもボクらより若いんだけど、それが出てきて、あ、コメントは避けますが、「個人で楽しむのはええけど、雑誌とかに出さんといてや」と2度3度とのたまうのだよ。はいいい、わかりましたぁと、雑誌には出せへんけどぉ、あ、いや、いや、あのすごさにはおそれおののいて、こっそりどっかにおいたるのだよねぇ、あくまでこっそり、あくまで個人的に楽しむのだよ。あ〜なんやねん、そんなもったいつけてぇ〜イライラするぅという人はメールよこしなさい。個人的に見せたげます。その散髪屋のすごさにはまたしても葛の葉神社はかすんでしまったのであった。
 で、夜は夜でマックの先生出動させられて、ちっ(-"-)

■2000/03/03 Fri■  給料泥棒と言われようとも [長年日記]

 お散歩部会の活動はますます過激になるばかり。きのうはきのうでちょいとのつもりが泉井上神社(泉の地名の元になったという井戸の上に祀られた神社)から小栗街道歩いて、聖神社、これで穴師、大鳥についで泉五社のうち三社を踏破だな。しかし聖神社ってあのその、すぐ近くじゃないですか、ちょっと思いだしてしまったりして。約3時間、ふーーっ、さすがに歩き疲れたか、きのうの夜は爆睡してしもた。
 きょうはきょうでとりあえず高石神社行こうかぁと歩き出したらまたもう止まらない。紀州街道歩こかってことになって、それやったら石津の社外食堂でメシ食おうなんて、ああもう(-.-;) それできょうのお昼は麦飯にとろろなんて、ほんま健康的だね。
 そして調子こいて夜はまたエアロビクス...こんなんでええのだろうか(爆)


■2000/03/08 Wed■  処女膜は中胚葉と外胚葉の境目 [長年日記]

 口腔というのは妙に動物的だ、とボクは思う。とすると、歯医者というのは妙に原始的なわけで、キスするっていうのは、もちろんディープキス、内胚葉と内胚葉を直接触れ合わせるからとちゃうかと、思って、ひーさんに聞いてみたら、のどちんこまでは外胚葉、のどちんこから奥が内胚葉。つまり口腔は外胚葉。なんだ、ふつうにチューするってのは単に外胚葉の接触で、ベロチュー、ほれ、唇で粘膜で湿ってるところは内胚葉だからえっち臭いのかという仮説はもろくも消え去った。
 ついでにチンコは外胚葉、これも皮かむりの皮は外胚葉で、亀頭は中胚葉ちゃうのかとくいさがったが却下。尿道は内胚葉。輸精管は中胚葉。よく考えてみたら内胚葉は内でありながら外。となると中胚葉が辛うじて触れ合うセックスというのは淫靡だって。
 それで、どういしてこういうことになるかっていうと、赤坂真理の『ミューズ』のせいで、薬用ミューズって鼻腔粘膜を刺激する、あ、そじゃないか、薬用ミューズのしみ込んだ指で口腔をかきまわすんだっけ。いろいろ思う今日この頃

■2000/03/18 Sat■  限界 [長年日記]

 若乃花が引退しよったなぁって、もうおとといの話だけど。「体力を補う気力が限界」ってのはなんだか言い得て妙。千代の海の「体力の限界!」っていう単刀直入なんもずしんと来る言葉だったけどね。「体力を補う気力が限界」というのは、ひどくわかる気がするのは年のせいか。
 その若乃花現役最後の相撲をKAZUとかTONとかが観に行っとって、そのあと落ち合って眼鏡、老眼鏡だよ!('_;) 、をTONとこで作ってもらった。あ、もらったのではない、ちゃんと金は払った。だがTONの顔で安くしてもらって、その少ない儲けの分で、向かいの居酒屋でビールを飲ませてもらって、そうビールのほうは確かに、もらった。きのうはZIPの12周年でまたちょっとだけ飲んで、ボクにしては2日も続けて飲んだなんて驚異的なことだぜい。飲んだらすぐ寝るからって飲ませてもらえないもんなぁ(笑) あ、そうそう、ビールってヤバいよなぁ。どうヤバいかっていうと、そのビールでぽんとリバウンドしてしまうの。それから2日たっても戻らない。なるほどビールでカロリー摂取できるのがよくわかる。まぁ、いいや、1kgや、そこら、ごちゃごちゃ思い悩んでどうなる。楽しくなきゃ。でも確かに思い悩んでるフリだけする奴っているよなぁ。そう、君や、キミ! だから減らないのだ(爆)
 で、仕事のことなどどうなってもええんだけど、来年度の仕事、楽になって嬉しい。世の中には、大事な仕事をまかされて喜ぶバカもいるけどね、会社のためだとか勘違いして、部下の女の子に「どういうつもりで仕事してるのかよく考えろ」なんて、ば〜〜か、てめぇ、どんな立派な仕事してんだよぉ、糞垂れてのたれ死ねや、ごくろうさま。あ、そんなことはどうでもよくてぽかぽか陽気につられて、春ですなぁ、図書館に本を返しに行って、また2冊借りてきた。室井佑月『血い花』『熱帯植物園』
 桜の樹の下にあたしはいた。そうだ、ダイヤの指輪。探さなければ。瞼を開けたのに、思うように前が見えない。頭からすうっと、どこかに滑り落ちていくような感覚。スキンヘッドの言葉が花びらに混じって、身体にべたべたとまとわりつく。おまんこみたいな顔。おまんこ。おまんこ。おまんこ。胃液が上がってきて、喉の奥が苦い。股間が剥きだしになっているのを意識した途端、すっと冷たい空気を感じて力が抜け、失禁した。男たちの罵声。おしっこの匂い。そうか、あたしはおまんこだったのか。手足のはえたおまんこか。
 と、その室井佑月が夜中のテレビに出ていた。見なきゃよかった。しゃべる瞬間にあごが左右に不思議な動きを見せるのが好きじゃない。高橋源一郎の嫁さんなんだってーと妙に感心してはみるが、高橋源一郎の名前は聞いたり見たりしたことはあっても、その本は読んだことがなかったのに気がついた。

■2000/03/19 Sun■  オーバーザレインボー [長年日記]

 雨がぼしょぼしょ降って、一雨ごとに春が近づいて来るなぁってのは大袈裟ってもの、やっぱり雨がぼしょぼしょ降ったら肌寒くてどことなく淋しい。そんな雨の中を電車でえっこらエアロビクス行ったのに休みやん。しゃあないねぇ。
 本屋行って、高橋源一郎探したけどあらへんなぁ、やっと「虹の彼方に」を見つけてぱらぱらめくってみたら、だいぶ変態が入っている(笑) あ、でもきのうの室井佑月のテレビでちらっと高橋源一郎が写ってたけど、おんなじ歳、学年にしたら1こ上か、ほんまちらっと見ただけだけど、ちょっとかっこいい。そんで20代の女を嫁さんにしやがって(-.-;)と、その一点だけが強烈にインプットされてる(笑) むぎゅー
 あとから考えたら、連休で、しかもお彼岸やから、天王寺は人が多い。人の多さに息がつまりそうになって、ちょっとゆっくりすわってコーヒー飲みながら本読みたいなんて思うても、こういうとき男ひとりでうろちょろするのはとっても不便なんだよ。だからさっさと帰ってきて、白い家で、思い通りにゆっくりコーヒー飲みながらの読書をしてたら、ちづさんがTさんいてるよって言う。えっっと思ってみたら、あいかわらずうだつのあがらんおっさんがひとりカウンターで2人分の席を占めて座ってた。10年以上も会ってなかったかもしれない、そのひさしぶりの挨拶に、こっそり後ろから近づいてクビを絞めてやった。
 「もう60?」
 「あほ、言え、おまえより1つか2つ上なだけやんか」
といろいろと、をー懐かしいねぇー話でひとしきり。しっかしあいかわらずやねぇ
 「年末やったかなぁ、テレビにジェフ・ベック出ててー」
あ、あのぉー、ジェフ・ベックって誰でしたぁー?って(笑) ふははは、もうずいぶん前だけど、JJで、ベック・ボガード・アピス見つけて喜んで買うてたんは誰やってそんなことはおくびにも出さないボクって・・・
 格っくんもHPたちあげてんねんてねぇーって、検索かけていきあたるのに、30分もかかったぞ。

■2000/03/20 Mon■  統一教会の壺 [長年日記]

 ところでボクのマックをおいてある場所、つまりボクが家で大半の時間を消費している場所は、風水ではうちの家の鬼門だそうである。なんでそんなことがわかったかというと、急にBがそこに「水晶の球おいてあったでしょ、知らん」と言い出すのだ。なんで水晶の球なんだって聞いてみたら、そこはこの家の一番の鬼門だという。うううっ、道理でー(-.-;)
 こんなとこに置いといたってネコが蹴落としたりするから、事実、周りに山積みにされたCDは、帰ってみると必ず1枚、2枚、足許に落ちているのである。だからCDのケースはきれいなものはまったくと言っていいほどない。爪がおれてフタがぶらんぶらんになってしまってるのやら、ネコのゲロやら、くしゃみのときに吹き飛ばす鼻クソが着いてたりするのだ。
 それで問題の水晶の球というのは全くボクの記憶になくて、どんなんよ?って聞いてみたら、赤いリボンがついてて転がるから金色の台にのっていると言う。ボクは頭の中で真弓明信のサインボールを想像していた。たしかにサインボールなんてのも、10数年前タイガースの栄光の一瞬には存在した。転がらないように3本のミニバットの上にのっかっていたが、その3本のミニバットがまず見当たらなくなり、しばらくそこらにごろごろ転がっているうちにその真弓明信もどこかに消えた。
 あ、話は水晶の球だった(-.-;) しばらくしたらこんなやつと言って水晶の球を持ってきた。それはうちには鬼門が2つあって、もうひとつの鬼門のほうにおいてあるというのだ。そしてそれはうちの2番目の鬼門なので、これはちょっと濁ってたりするのだが、そこに置いてあったのはうちの1番の鬼門なので透き通ったのをおいてあった、ヤバイからどうしても探さないといけないと言い出す。あ、あの、探さないとと言われても、ボクの椅子や机の下なんかは、CDだけぢゃなしにネコの毛やら、エロ本やら、エロビデオやら、カセットテープやら、とにかくネコが蹴落としたという理由で散乱してるじゃないの。探してくれと言われても。
 で、その第2の鬼門の水晶の球、そしてそれを置いてある金色の台を見たら、なんかだいぶ前にそこらに転がっていたような気がしてきた。というか、そのいかにもという金色の台に記憶が戻ってきたような。
 「捨てた」
 Bの顔には明らかに非難の、口には出さないが、非難の表情が浮かんだ。しかしあの記憶のどこかにあるその台はいかにも安物としかいいようがないのだった。なんだ?なんでこんなものがオレとこにあるんだよぉーと、めったにあることではないんだが、ヤケクソになったようにバシバシ捨てるときがある。ついこないだも周囲に散乱していたMOのケースを片っぱしから捨ててやった。なんかそれに紛れてこんなわけのわからないものと、安物としかいいようのない金色の台も捨てたということになってしまった。それでその水晶の球は、というと、ちょうどスーパーボールよりちょっと大きめでそこらに転がっていたような気がする。ただし金色の台の記憶とはちがって、水晶の球を捨てたという記憶はない。ただ、ほんままたネコが転がしてきやがってというような記憶だけがある。しかしBには「それも捨てた」
 あぁめんどくさいんだよぉ。風水は風水でいいんだけど、ボクだってほとんど興味本位で荒俣のを読んでみたりもしたけど、仮に鬼門だからって、水晶の球まで置いたりなんかしないって。なんか口を濁してたけど、そのボクが捨てたと言い張ってしまった水晶の球は高かったらしい。うーくそーそんな水晶の球を買うくらいなら、何かほかに買えよって、ちょっとBの行動も信じられないことやりだすから、今度言い返したろ、水晶の球と統一教会の壺と同じレベルやんかって。絶対にそう思う。そしてここには水晶の球は置かせない。タダ同然の赤い紙とかだったらナンボでも貼らしたる。

■2000/03/22 Wed■  百物語 [長年日記]

 2夜連チャンで白石加代子の『百物語』 あれは何なんでしょうね、やっぱり演劇なんかねぇ。途中に休憩が入って、その間に白石加代子はお色直し、うっぷっぷ、きっちり4回毎回、着物が変えてくるのはさすが。最後の「小袖の手」などで見せた所作、歌舞伎でいうと大見得になるんだろうな、小袖の裏の緋色をを背にして背中に背負った女の霊が男の首を絞めるというのはかつての『劇的なるものをめぐって』なんだよなぁって思う。まさに白石加代子の肉体をもってして現れる霊だったのね。こけおどしのSFXなんかじゃ絶対に得られない凄みを感じてしまったよ。それとか、とても簡単なことなんだろうけど、八雲の「破約」で行灯の灯を照明でバックに霊を浮かび上がらせるのもね、白石加代子ひとりのものでなくまさに劇的なるものだったな。ってちょっと感想を書いてみました。

■2000/03/31 Fri■  3月は去る [長年日記]

 あっという間に3月も終わりですねぇ。
 「1月は行く、2月は逃げる、3月は去る」ってほんまによく言うたななんて思うのは歳くったせいか。この1週間はなんもない。ひたすら仕事をしてた。体重が増えるのも気になった。食っては虚空を見つめてるだけだったから。その間にフォアグラとキャビアとオマール海老を食った。ますます体重が増えるのが気になった。せっかく去年の10月から半年で10kgも減らした体重がここでリバウンドしたら、絶対に喜ぶやつが出てくる。そう思うとどうしても10kg減だけはキープしないといけない。再び醜く太ることとか、せっかく着れるようになった服が着れなくなることよりも、人が喜ぶのはむかつく。だからキープ!
 というようなこを思ってたらきっちりこの1週間の分は取り返してた(^_^)


 なぁ〜〜んちて仕事ばっかりしてないよーーーだ(笑)
その証拠にこの1週間でほったらかしにしてたリンクページを整理してみたり、これって意外と大変なんだぞ、いちおデッドリンクをチェックしてたからひどく時間がかかった。インデックスを整理してみたり、ホームページをずっと続けて行くというのは大変なのよ。気楽に思ってるけどね。
 あ、そうそう、林檎の新しいのが出たんだってね。とよちゅんは早くも買うたらしいけど。念のためにきょう帰りにTSUTAYAによってみたけど、きっちり売り切れだい。なんでだろ。とよちゅんも書いてたけど、日本人一億総白痴とかつて言うたけど、一億総パラノイアだな。そのうち買うて来るか、借りてきてCD-Rに焼くだけ。ヒッキーのときもそうだな、結局、買うには買うたけど、半年ほどたってから。プレステ2も出たんだな。DVD見るためには欲しいけど、これも半年経ってからで十分。なんせSONYの初期ロットは手ぇ出すと、ロクなことがないしね(笑)
 あと、なんかあった? あ、マライア・キャリーね、興味ないんだけど、サンマと出てるCMのマライア、ブスだねぇ。1枚目(唯一もってるけど)のジャケは可愛いと思ったけど、どんどんブスになる。
 有珠山、とうとう噴火したな。有珠山のロープウェー大丈夫なんだろかと変な心配。だって、あのロープウェーで上がって噴煙があがってる有珠の荒涼とした風景って好きだったから、あの風景はもう一度見てみたいから・・・なぁんて、ああ、他人事とは言え、お気楽なもんだ、そんなんでいいのか(-.-;)


恋人岬にて

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