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■2010/01/11 Mon■ chikiとお散歩 [長年日記]「大阪に来て全然大阪らしいもの食べてない」とchikiがほざく。そういや、2年前に一緒に京都に行った時も「京都らしいもの食べたい」とほざいた。京都で何が悲しくてchikiと湯豆腐食べなアカンのだと却下したのだが、まぁ、大阪ならたこ焼き食べさせておけばいいだろうと、とりあえずchikiを玉出まで呼び出して、二人で撮り始める。まずの目的はたこ焼きなのだが、そこらで撮りだしたら前へなかなか進まない。ようやっとのことで北天下茶屋までたどりついたのだが、たこ焼き屋休み〜〜。大阪一美味いのだけどねぇ。しかたなくまた撮り続行して、じゃ、たこ焼きはやめてお好み焼きにしようと、チン電で移動しようとしたところにshinさんから電話が入る。twitterでそこらあたりをうろうろしてるのを嗅ぎつけてやってきたという。北天下茶屋の駅でshinさんと落ち合って、チン電でアビコへ移動。めざすはえいちゃんのお好み焼き。安いのばっかし(笑) が、えいちゃんも休み。これはすべてchikiのせいにしておこう。阪堺線と紀州街道の間の裏路地を男3人で撮り歩く。住吉っさんにいちおうchiki様には観光していただいて、交差点の以前から得体のしれないお好み焼き屋に行く。ちゃんとやってましたよ。が、ほとんど持ち帰りのお好み焼き屋で、店の中に小さな丸イスが2つ。外に1つという按配。公園に持って行って食べようかというと、おばちゃんがそこで座って食べたらええ。ちんまり座って焼けるのを待つ。や、美味しかったですよ。ここ何十年も前からあるのは知っていたのだが、食べるのは初めて。豚玉450円ですよ。えいちゃんの250円には負けますが、なかなかふつうに美味しかった。最近の1000円近くもするようなお好みとはちがって、こうでないとね。鉄板の上ではふはふしながら食べることはできなかったけど、さめるからとお皿に半分ずつ入れてくれて、おまけにパックのお茶までサービスで出してくれて、こういうお好み焼きこそお好み焼きなんですね。やっとのことで「大阪に来て大阪らしいもの」をchiki様にも食べていただけてよかった(笑) あとはぶらぶらと粉浜から神ノ木のあたりを撮って歩く。するとね、この前「しゃしんのあいだ」に出展した神ノ木駅の写真、それは駅からちょっと行ったぼろアパートの屋上から撮ったのだが、そのぼろアパートは解体されてしまって、瓦礫が少し残っているだけの状態になっていた。あの写真は地味っちゃ地味だけれど、実は「しゃしんのあいだ」に出展した6枚の中でも写真で自分自身では一番好きな写真で、あの1枚を軸にほかの5枚をセレクトした。あの1枚が撮れてなかったら、まだどういう展示にするか迷っていたんだよなぁ。あのとき、つい3ヶ月ほど前の10月のことだけど、何気にぼろアパートの屋上に忍び込んだのだった。それも写真の神様が導いてくれたんじゃないだろうかと、ふっと感慨にひたる。 せっかくここまで来たんだからと実家に寄ってコーヒー。その間に人の家の中勝手に撮らんといてくださいよねぇ(笑) で、LimeLightに寄ってちょっとまったりしたあと、chikiをお見送りしたのでした。 ■2010/01/17 Sun■ 阪神大震災から15年 [長年日記] ボクなんかがあのときはどうだったかとか言うても始まらないのだけれど。 ■2010/01/26 Tue■ 『ねじまき鳥クロニクル』読了 [長年日記] ねじまき鳥、ようやっと読了。うらまごを検索したら9/25に読み始める(mixiで検索しても見つからない。自分の日記を検索できないなんて)と書いてるから、まる4ヶ月か。意地で読んだけど、とてもつまらなかった。 話は変わるけど、もう5年ほど前にとある女性としばらく毎日メールのやりとりをしてたんだけど、「今、何、読んでる?」と聞かれたので、「春樹の「風の歌を聴け」」と答えたところ。「それ読んでないから読んでみる」と。それからしばらくすると「読みかけて吐き気がしてきた。あんなもの読むんじゃない」とレスが来た。そのとき、そうだよなぁと思いながら『海辺のカフカ』も読んでしまって、殴りたくなった。そして性懲りもなく、せっかく買ってあったのに、もったいないからと『ねじまき鳥』。はい、もう読むことはないと思います。 |