一人きり 抱えきれない 想いの波に のまれそうよ おぼれないように しっかり ただ 抱いていて 欲しかったのよ 私の覚えた気持ち 私の知ってる言葉 あなたの為で いいのに それだけでも いいのに
こめかみを ねらって 愛を放った あなたのこと わたしでなきゃ ダメにしちゃいたい どこまでも 想っていいのよ どこまでも していいのよ どこか遠くへ 行きたかった 帰れなくても いいと思った
なんて歌がありました。森山加代子だよっ。へっ、森山加代子知らん? 森山加代子ってねぇいや、これってさほどの意味があるわけでもなくて、ただちょっと思い出しただけ。実際、GWの疲れか、身体の節々がだるくてね、とくに股関節脱臼かしらん。そうそう、GWの虚脱状態。その余韻にひたっているヒマもなく、びしばし仕事。そらあかんワ。人間だらだらとせな。 というわけで、ここまでは話の枕(作:清少納言)で、こっから話をどう展開させようかと、理解に苦しむ(むちゃくちゃな日本語) あの「余韻」なんですけどね、朝起きますですね、ここで一首詠みます...
長からむ 心もしらず 黒髪の みだれてけさは 物をこそ思へ
うむ、なかなかの出来だ。それでですねぇ、この余韻なんですね。ベッドに寝ころがったまま、ハイライトに火をつける。乱れたシーツにぼおーっと目をやっていると、そこにちぢれた陰毛が。そう、きのうの夜、キミはあんなに乱れたのだった、ここからは枕の話(作:素性法師)「ねぇ、ずっと一緒にいてくれる? そんなことわかんないよねぇ、でもでも....あなたと一緒にいたらわたしは…」と耳もとで囁くのを、事後のタバコをくゆらせながら、まだじっとりと濡れたまんこに指を遊ばせて…なんて余韻に浸っていられるってのは非常に大事なんですよ。 そいうえば、ボクの高校時代に沢たまきが「ベッドでタバコを喫わないで」などと歌っていたのですが、その歌を聞きながら、猛烈に「事後のタバコ」に憧れたものでした。 やぁ、それでですね、そのような余韻もいつかはきりをつけないといけないわけで、空になったハイライトのパッケージをぐしゃっと握りつぶして、この次、ここに帰って来るのはいつだろうか、そのときまでハイライトのパッケージはそのままなんだろうかなどと思いながら、部屋を出ていく。
GW明けの最初の週末、いかがお過ごしですか?