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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■1998/05/10 Sun■ 

けっこう毛だらけ、たまらんなぁ
なんかしようと思えば猫の毛が舞い上がる。顔に猫の毛がついてむしゃくしゃする。たまらなくなって机の周りの掃除、それからデジカメ故障なので保証書をさがしてひきだしの中をさがしていたら3万円も出てきてうれしい(笑) おまけにキャッシュカードも出てきた。掃除はしてみるもんだわ。
ところがさぁデジカメの修理もって行こうとしてたら、トントンが帰ってきて、
「このごろろくなもん食べてへんからなんか食べに連れてってよ」
ちっ、せっかく出てきた3万円がぁ、まぁしゃあないので新世界の梵に連れてったった。5千円落としたようなもんか(笑) 
「なんか晩なんかすごい物音が気になってホームシックになるわ」
って、あのなぁまぁええけど。一人で住んでたらちとはわかるだろう。そういえばボクはもうあの歳に札幌で一人やってんなぁ。好き勝手やってたけど

■2000/05/10 Wed■  GW総集編

 お久しぶりです(爆)
あら、気がつけば、5月ももう10日じゃないの。なにしてたんだべかって、ぎ・み・つぅ(爆)
 でもこの前に日記アップしてからこっちずっとホームページいじってるやん。ほら、上のインデックスのnewクリックしてみ、あちこちいじってるのわかるから(笑) な、な、マジ、あちこちいじってるやろ。
 というふうに、GWの間、ずっと家にとじこもってホームページいじってました。と、いうのは真っ赤なウソです(爆) んなわけないだろ。ガンガン焼いてんのだよぉ。顔とか日頃露出してる身体的部分は黒いんだけど、この数年、バイク乗るようになってから、お天道さまの下で裸になってるなんてことがあんまりなかった。それもそうだ、人前に裸を曝すのも恥ずかしいくらい醜くなってたからねぇ。やっとのことで腹のまわりの贅肉もあらかた落ちて、くそぉーこの最後の一握りが落ちんじゃないかぁ(笑) ジムの鏡で風呂上がりの自分の裸を見たら、なんとなまっちょろい、こりゃいかんわってもんね、やっぱり黒くないと。と、いうわけで、GWはあの浦上湾の秘密の浜でガンガン焼いてたんだよ。雷もガンガン鳴ってたけどね、ボク知りませぇ〜ん、だって雷鳴ってる間ひたすらぐぅぐぅ寝てたんだもん(笑)
 それで、それで、きのうエアロビクス行ったら、K山チャンが、「きれいに焼けてますねぇ」って、うふっ(^_^) と、短パンの脚を見たら、なかなか我ながらええ色よ。あとは胸とか腹も今年はガンガン行くぞぉ。それにしてもこないだの背中がバリ剥けで痒いの、痒いの、きょうあたりちょっとマシになったけど。というふうに、ダイエットした、体重落として、体を締めたら、いろいろ変るのだ、気分的にどんどん変るのだ、ちょこっとBODYなんてものもつけてみたりして。こないだ、つづく思ったんだけど、去年の夏あたりはほんとヤケクソ君だったんだねぇ。若い、若いと思ってても、やっぱり物理的に年齢はごまかせないで、しかも怠慢こいてたから、ぶくぶくぶくぶく来てしまってて、揚げ句の果てに「この歳になって痩せてたら病気だ」なぁんちて、あのままほっとけばいまや完璧にオヤジ道まっしぐらだったんだなって、思った。あぁイヤだ、イヤだ、オヤジはイヤだぁって、やっぱりエロオヤジはエロオヤジなんですがぁ(自爆) そうそうGWの前にパーマもかけて、ぎゃはは、何、考えてんだぁモンだな。あ、そうそう、きょう誰やったっけ、「その頭、なんとかしいや」てボクに言うのでね、「何とかしてるからこうなんだ」って、ぎゃははは、寝ぐせですわ、寝ぐせ、ということにしとこ。3日ほど前に、ふっと鏡見て思うてんもん、う〜っ、カッコようなったぁ〜〜! ほとんどナルちゃんの世界。でもそのとき来てた服、去年なんかと同じ、あ、もう15年ほど前に買ったシャツだ、そう1年前と変ってなかったのに、たいしたもんだよ、やっぱり気分の問題ね、春だぁ〜〜〜っ! あ、もうそろそろ夏か。

話はごろっと変って、MassMusic.comで、CD買うたんよ。

LIVE-EVIL by DAVIS*MILES @ $18.95 each.
PANGAEA by DAVIS*MILES @ $14.95 each.
AGHARTA by DAVIS*MILES @ $14.95 each.
MAIDEN VOYAGE by HANCOCK*HERBIE @ $8.95 each.
MAIDEN VOYAGE by FREELON*NNENNA @ $11.95 each.
HOLLYWOOD SWINGING by KOOL & THE GANG @ $5.95 each.
SPIRIT OF THE BOOGIE by KOOL & THE GANG @ $8.95 each.
---------------------------------------------------------
Subtotal: $84.65
S&H: $18.03
Total for 1 Shipment: $102.68
(Shipping via Mass Music Flat Rate (3-14 Days US; 4-6 Weeks Intl)
 こうしてリストアップしてみたら、なんでまた、今ごろってのばっかりなんだけど、安かったモン。7枚、うち3つは2枚組だし、1枚平均で1500円だからタワレコのセール並か、それ以下とちゃう。しかも4-6 Weeks って書いてたのに、2週間で来た。なんで、また今ごろ、なんでこんなん持ってへんかったん?に戻るけど、そのころ高くて高くて買えなかったのだよ('_;)  PANGAEA, AGHARTA なんぞ2枚組だろ、2枚組で3000円以上した、4000円近かったかも、この2つって片っぽうだけって買われへんやん、PANGAEA 買うなら、AGHARTA も欲しいってなるやん。買わなくても聞くだけなら聞くことできたモン。自分で金を稼ぐようになって、少し余裕がでてきたら、今度はどんどん目先のモノばかり追いかけて、後回し、後回しってなってしまってた。それに、やっぱり、切れ目なく4-50分、延々と続く演奏ってのは、とてもしんどかったのが正直なところ。そんなしんどいモン、無理してまで買えないなってのが、今にまでなってしまった理由かもしれない。ところで、きのうの晩からずっと聞いてる。爆音でなくて小さな音でずっとかけ続けてんだけど、それがものすごく心地よい。なんでこんな気持ちいいのか、わからないくらい気持ちがいい。この1-2年、とくに、あいつ、あ、名前まで忘れてらぁ(^_^;) ええっと、ほれ、グラミーもろた、あぁ思いださん、まぁええか、それ以後、ブラックとかソウル、今のね、ボケの高校生がR&BをRBなんていう類いのにはとんとピンと来ない、もう食傷気味だったんよね。それでひたすら手探りで、ブレイクビーツやらドラムンやら、ほとんどどれ聞いていいかわからん状態で、聞いてたの。で、その中でもとくにCOLD CUTなんかにびびーんと来てたんだけど、その心地よさが、なぁーんだこんなとこにあったんじゃないかって感じ。すごく気持ちがよくて、きのうは夜中の4時まで聞いてて、そして寝るときにもかけ続け。夢の中でも聞いてたなぁ。とにかく気持ちがいい。

 話はまたごろっと変って(笑)、あぁちゃんと日記アップしてたら、こんなめんどくさいこともないんだけど、(ダッテ、カケナイコトモイッパイアッテンカラァ)
うちのサイトを見た知らない人からメールが来た。「大阪たこ焼き考、見ました。」と書きだしてあって、「会津屋という名前の記憶を基にインターネットで検索しました。」と書かれてあったから、やべっ、会津屋のことけちょんけちょんに書いてたから、その関係者のクレームかと一瞬思っってあせったやんか。お礼のメールだったから、ホッとしたよ。うちのボードに一風堂のインスタントラーメンがあったとか、まさがとにかくラーメン食いたいとか、書いてたりして。結論からいうと、ラーメンとかたこ焼き、いま電話、さっきのはローリン・ヒルだぁ〜〜、あ、話はそれました(..;) そう結論ね、ああいう類いのは全国区になったらダメだね、会津屋がJALの機内誌に紹介されるようになって、その結果、鼻タレ小僧は疎外された。ガキんちょが見向きもしなくなったたこ焼きなんて。考えようによっては、ひとつの料理にまで成長したと捉えられるかもしれない。しかしそうなることでガキんちょに支えられてきた食文化はすたれる。GW中に大正の泉尾にある光食品でコロッケを買って食った。店の前に自転車に乗ったガキんちょが4人、コロッケが揚がるのを待っている。一人1コずつ、おっちゃんが白い紙を半分に折って、帯のようにコロッケに巻き付けて手渡してやっている。1コ50円。そんなところにこうした食いモンの原点のようなものが見えた。光食品のコロッケもコロッケなら、住吉の弥六の玉子コロッケもコロッケ。どっちも美味しい。でも弥六の玉子コロッケはガキんちょがおやつに食うことはできない。ボクが中学生のころ、オカンが怒って晩ごはんお預けにされたことが何度かあった。そんなときこっそり抜け出して商店街の中華料理屋で食ったラーメンがバカほど美味かった。近くにカムクラのラーメンがあってもこっそり食いに行けなかっただろうって思う。


■2001/05/10 Thu■ 

WEATHER REPORT
WEATHER REPORT
 高校の修学旅行のとき、みんなが寝てるところにS&B胡椒を振り撒いてやった。胡椒はそのために新しいのを買うてきたのだ。やっぱり胡椒はS&Bに限る。よう出ること、よう出ること。何がってそこらじゅうでくしゃみの嵐。いまのご時世だと刺されてるだろうな。しかしオトナだねぇ。「あっはっはっ!」と笑うとるだけ、「クシャミでとらんよ。まぁ、一応 ギクッとはきました」だってよほほほ。もっと過剰反応してくれなおもろないやんけ。はぁーしょうもなぁー、しゃあない、ボクも寝るべかと、自分のふとんに入ったら、アホだ、自分のふとんにまで胡椒ぶちまいとるから出るわ、出るわ、くしゃみ。
 さて、きょうの読書は、林真理子の「コスメティック」
たうじぇん、BOOKOFF 100円です。元が1600円もするのだぞ。1600円出してまで読みたくはないな。まぁ100円ってことが許される。読み始めたのGW前だもんなぁ、時間かけてじっくり読まないとわからんって類いでもないし、ほとんどきのうきょうと2日で流し読み。でも、林真理子ってわりとおもろいんよね。ブスのうがった見方というか、あ、こういう見方というのもあるんだと時に目からウロコみたいなね。業界の壮絶な女の闘い(笑)と、業界ウラあばきみたいな。ここらでも林真理子ってのはいくら背伸びしようが、決してトップになれるわけなかったんやろ。だからこそ見えてくる世界が、朝のモーニングショー的アホくささが、逆におもろいんよね。多分に読むほうも同レベルなわけですが。しかし、林真理子、その逆転の発想に味しめとるから、ときとして鼻持ちならないんだけど、まぁぼちぼちおもしろかった。
 で、続けて、あ、会議中です(-.-;)、会議に単行本2冊も持って入るなよなぁ。久世光彦の「みんな夢の中」をぱらぱらと読み始めた。すっかり忘れてたんだけど、高田恭子の名前が出てきて思いだした。あれだ!ってどれなんや。おぅ、完ぺきにAMラジオの世界やね。で、この「みんな夢の中」を作ったのがいまは亡きハマクラで、ハマクラ追悼のドラマを久世が作ったらしんだけど、それがまたいいねぇ。どんなんかは伏せといたろ。ただ、玉置浩二といしだあゆみにドラマの中でデュエットで「みんな夢の中」を歌わせてるらしくって、そのドラマ見てないんだけど、想像するだけでもう胸キュン通り越してしまってる。切ないねぇーーー。
 会議終わって夕方の車の中、うえざーれぽーとのれこーどだ ってのはDe La Soulだったよなぁ、ゑっ、A.T.C.Q.やった? Joe Zawinulのキーボードがたまんない。


■2004/05/10 Mon■  さよなら、トマソン

サーバーの移転でリンクを張りかえるのが大変。よく考えたら、まごれびゅもエンピツにおいてあって、絶対アドレスを使ってたから、それも書き直さないとあかんね。ふーっ。と、同時に、階層を深くしすぎたから、せめてhttp://maggot-p.com/dddd/xxx.htmlで収めるようにしないとロボット入って来えへんもんな。
温泉とかグルメはもうどうでもいい。マスコミのお手軽ネタに成り下がってしまっておもしろくない。だから、これらはすっぱり削除。なんてことを考えてると、全体的なディレクトリーの構造を考え直さないと。とうことは、とりあえずは1つ目の階層に同列においておくしかないか。

それでトマソン、これはやっぱり外すわけにいかないのだな。でもURLが変わるので吉野さんにメールする。そのメールにも書いたのだけれど、ボク自身、いまはもうトマソン漁りの目になってなくて、トマソンがあればあったでよいというくらい。鬼海弘雄の『東京迷路』でもトマソンは写ってはいるけれど、単にひとつのオブジェになっているだけで、そこに移されているのは町そのもの。トマソンを切り取ってくるんじゃなくて、町を切り取る。トマソンの目で見ると、この写真の何がおもしろいの?と言い出すんだろうけれど、小理屈なんか必要としないおもしろさなんだよ。そうそう、きのう見に行った永原トミヒロの絵に描かれた影もそうなんだ。
去年の夏、ヨーロッパに旅行したとき、あっちはトマソンだらけで、例えばフィレンツェのウフィツィ美術館の壁面にまでトマソンがへばりついてるのを目にすると、トマソンってのはあっちの世界では当たり前のことじゃないかと思えてしまう。2年前に東京で吉野さんと会ったときに「トマソンが欧米でもっと受け入れられるかと思っていたのに」と言ってたけれど、トマソンなんてのは、日本だからこそ生息できたんじゃないか。日本の町の変遷と経済性との間の単なる歯ぎしりにすぎなかったんじゃないかと思い始めた。
もうひとつ、『野次馬画報』以来、これまでずっとボクにとってはアイドルであった赤瀬川原平が『老人力』あたりからつまらなくなった。「老人力」という一種の開き直り、人はみな齢をとる。それを「老人力」だと開き直ってどうなるってもんじゃない。原平先生がライカで撮ったトマソンを見せられても全然欲情させられないのだよ。逆にそれをとうとうと語られれば語られるだけ、「老人力」によるダンゴ理屈としか感じられなくなった。もはやトマソンに過激性を感じられなくなったんだよ。
かれこれ20年近くトマソンを探し続けてきたけれど、すっかり町を見るボクの目も変わってしまって、そろそろボクの中では潮時だな。が、これまで出会ったトマソン、とくに堺燈台などを目の前にすると、とても愛着が残っる。WEB上にボクが集めたトマソンたちはそのまま残しておくよ。たぶん よほどの物件に出会わない限り更新することもないかもしれないね。




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まごアン