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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/06/06 Wed■ 

 
DOORS
DOORS
 高校生がボクの読んでる本を見て、♪〜かもんべいべらいとまぁふぁいや・・・と口ずさんだ。ゑっ、なんで知ってんだぁぁ、と、あっ、そっかそっか、ジミヘンのキーホルダーつけてたから、「わっ、これくれ!」と言うたら、「うん、ええよ」とくれた奴だった。
 なんて書きだして、そのまんま、maggot's favoriteにアップしてしまった。
死んでいく売春婦に、ヒモが話しかけている。天国には、おれみたいないいヒモはいないから、死んじゃいけない、と。
 そうなんだよなぁ、人が『ハートに火をつけて!』読んで、独り胸きゅんになってるというのに、猫の毛つけて家に帰ったら機嫌悪かっただの、あぁもうかんにんしてよぉ。もう、もう、きょう一日、聞かされる、聞かされる。昼飯おごってくれたから許す!(笑)けど、あ、あのねぇ、緑色の紙1枚だけらしいよ、簡単らしいよ、ほいと出すだけでおしまいらしいよ。まごまご日記に克明に書いたろと脅かしたった。宮本輝、読むんでしょ、静かにひたってください。きょうのところはこれくらいにしといたろ(笑)
 んで、きょうも一日、存在証明仕事。ほんと疲れるんだわ。存在しているだけでいい。むしろ存在以上のことはしてはいかんという仕事って何やねん。あしたもだぞ。
 だから、昼からは『私の骨』。こっちは短編集だし、ずっと気楽。標題の『私の骨』ってなんかすこすこな感じ。もっと膨らませるのになぁ。と、だからシナリオにするとどおっと膨らませやすいんだろか。それより『ゆきどまり』のほうがずっとおもしろかった。
 ちょっとお疲れ気味。帰りにTSUTAYAに寄って、見てこなアカンもんあるんだけどなぁ。そう思いながら、会議でけっこう遅なってしもたもんねぇ、ふうっと家に帰ってしまったって。あとはどて〜ん。
あ、そうそうきょうの星占いランキング 1位牡羊座 2位獅子座 3位射手座
なっ、なっ、2日前に書いた通りやろ。

■2003/06/06 Fri■  アラミタマ

 2年前に仕事の抜け駆けして荒祭宮にお参りした。荒祭宮というのは伊勢の内宮・皇大神宮内宮の第一別宮で、大御神の荒御魂が祀られているという。
 別にボクが神道に通じているわけでも信じているわけでもなく、いつもの興味本位、好奇心から、「内宮も飽きてきたから(←罰あたりめっ)なんかない?」と聞いたら、「皇大神宮の裏手に荒祭宮があるから行ってみ」と教えてくれた。実のところ、仕事で何回もお伊勢さんには行ってるのね。それもささっと外宮つまり豊受神宮と内宮の皇大神宮で、パンパンっやって帰って来るだけだから、その隙をついてちょこちょこその周りにある別宮をお参りというか見物してたわけ。実際、それらの別宮というのは、お伊勢さんにお参りに来る人の1%も訪れないようなところで、なかなか神秘的でよろしい。サイキックぅ〜って感じ。ううう、なんか神罰あたりそうな書き方だなぁ(^_^ゞ
 して2年前、小雨しょぼ降る中、寿老人をそそのかして一緒に行ったんだよ、荒祭宮に。なるほど、う〜む、原始宗教的でなかなかじゃないかと、まだ罰当たり的興味本位に過ぎなかったんだけれど、せっかくだから二礼二拍一礼。さてそのときに神さんの前でパンパンっするからにはいちおう願かけの真似事のようなこともするじゃない。その一瞬に頭の中にぴっと現れたのがとある女の名前....
 さてと、そのことを当のすみれ(仮名) ? なんで「すみれ」かというと、いま急に星野すみれという名前が浮かんだだけ、他意はないです ? に
「お伊勢さん行ったときにアラミタマにすみれ(仮名)とのことを願かけたで」と言うと、
「それは大変だ、アラミタマは気が荒いからねぇ」
 嗚呼、劇場、いや激情。そうなると
「ちゃんとお礼参りには行っておくよう」とすみれ(仮名)は言う。何度も言ったよなぁ。興味本位のボクと違って、すみれ(仮名)は信心深いというべきか、霊力とかも信じてる人だからねぇ。第一「アラミタマ」というだけでちゃんと荒御魂のことは知っておったくらい。でもボクはこのような人間でしょ、一人でわざわざお礼参りになんか行くわけないじゃん。う〜ん、思い起せば、あのとき二人で行けばよかったじゃん(^_^ゞ
 とにもかくにも、またまた仕事ついででありながらも、いちおうお礼参りに行きましたさ。今度は一人で。しっかり二礼二拍一礼しました。もちろんお賽銭はあげていません。自慢じゃないけど、お賽銭とNHKの受信料は払わないのがボクの主義。そしてお礼参りを済ませてすぐにすみれ(仮名)にメールした。

「荒祭宮にお参りしときました」
「やっと(笑) お礼参りがなかったからすっごく怒っていたと思うよ。願いを聞いてくれるのも早いけどお灸をすえるのも早い(笑)」

う〜ん、「お灸をすえるのも早い(笑)」ってどういうことですか?

 



 


■2004/06/06 Sun■  風景の時間

6月というと、雨。のはずだったんだけど、ここんとこ、お天気続き。でもきのうの夜中には一雨来たみたい。きょうの昼にもね、さーっと来て上がってしまった。
その雨上がりの中を実家まで歩いて行った。距離的にさほど遠いことはないのだけれど、その途中のまわりの風景の変わりように少なからずおどろく。かつてそこにあった家や店が建て替えられたり、歯が抜けたように空き地になって駐車場になっている。このあたり一帯を毎日うろうろしていたのは中学生の時までだから、もうすでに40年は経つ。その後も何度も通ったりしているので、少しずつ変化しているのはわかっていた。それでも、こんなにも変化していたのだろうかと驚く。しっかりとそれ以前の風景は思い出せるんだよな。ここに何があったと。それはボクにとっての生活の場でもあったのだから。
同じように10数年ぶりになのか、40年以上も前から知っている人を見かける。老朽化している。当然ボク自身も同じだけ齢をとってはいる。そしてまわりの人たちも風景と同じように変化してしまっている。もちろん歯が抜けたように空き地になった人の風景というのもありなんでしょ。
そうそう、途中にある私立の生徒募集のポスターが小ジャレていて、あら、コピーは何だったか、忘れた。それに使われている写真が50年、いやもっと以前かも知れない、ずいぶん昔の前髪ちょんちょんにした女子高生の写真だった。まさか、いまのモデルをメイクであのようにしたのでもあるまい。その写真の彼女たちはまだ生きてるのだろうか、とふと思った。

ところで写真を写して歩いていると、ボクがシャッターを切ったりしたものたちは次から次へと消滅していくのだった。



 


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