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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2000/07/13 Thu■  世紀未

 夜中にハカヤに呼びだされて(^_^;) きょうはもうしんどいし、あしたも朝から仕事あるから、あしたにしようよというのに、無理やり拉致られたんですわ。というか、うちの下で張ってるからな、任意同行してくれっかってなもんよ。しゃあないのでロイホで待っとけやって、行ってみたら、男ひとりで夜中にロイホで待っとる。そこへ、このおっさん、あ、ボクね、あんまりドラマとしてはええ絵やないでしょう。ボクも待っててくれるなら、ギャルがいいですぅ(爆死)
 それで用件は何だったかというと、今度写真を出展するらしんだけど、その写真にタイトルをつけろっていうわけ。だいたいあの連中ときたらボキャブラリーやらイメージってものが貧困なんで、それはハカヤ自身が認めてるわけだけどね。早速、その出展するという写真を見せてもらった。はぁ〜ん、なるほどね、1年もやってたらこういう写真も撮れるようになるんやねぇって写真。ふっと見て、Aretha Franklin の Who's Zoomin' Who? のジャケットをイメージしてた。全然ちゃうんだけど(笑) よくみりゃ男が後ろ向きで全裸で立っていて、もっとよく見りゃ、な、なんと、その全裸男はハカヤ自身ではないか。げぼっ(ーー;) 悪いモン見てしもた....
ロイホの窓に立て掛けて他の人間からも見えるようにしてやったけど、ハカヤは動じる気配もない。なんと鉄面皮な。
 いきなり「カオスっていう題だと変ですかねぇ」って。う〜、ほんまにイメージ貧困なんだって、「カオス」なんて言葉自体なんかもう使うのも恥ずかしいだろうが。「こんとん」って言葉を漢字で書けないんだからね、「混沌」とロイホのテーブルクロスの紙にボールペンで書いてやって、「漢字一字のタイトルにしたらどない」ってもちかけてみた。う〜んそうだなぁ、「」あたりええんちゃうって、ところがハカヤはそんな漢字なんてのは見たことがないらしくて、どういう意味なんです?って聞いてくる。そう聞かれると、うっとつまってしまうじゃないの。コンだよ、コン、コンというたらフランス語でちんこだろぉーがぁ、なんてわけのわからんこと口走ってしまって、そこからおろかにも頭についてきたのが「けんこんいってき」の「こん」だったような気になって、じゃあ「けんこんいってき」ってどんな意味なんだと聞かれたらまた困ってしまうじゃないか(^_^;) あとで調べてわかったんだけど、「乾坤一擲」ね「」だから、ちがうな(笑) 漢字の感じとして、どうもぼやけた感じがしないなと思ってたら、今年2000年じゃないですか、来年は2001年で、21世紀とか言ってるけれど、何も変らなくて、20世紀でもなくて21世紀でもなくてどっちつかずのあいまいでこんとんとした(このあたりほとんどひらがなでハカヤはしゃべっている)感じを考えて撮ったんですよ、20-21とかどうですかねぇ〜って、をい(-"-) なんかくだらないんだよ、そういう20-21だろうが、20_21だろうが、そういうのって誰だって思いつくのって、逆にごくごくありきたりの言葉とか考えてみた。どっちつかずっていうんだったら「子」だなぁ、って言っても、ハカヤには「こ」としか読めなくて、「ね」って読んでほしいんだけど、「子の刻」なんてね、まぁこれはパクリなんだけど(笑) 「きょう」か「あした」かって日付の変わるのは生活上では子の刻じゃなくて丑三つ時だったりしてとか、ちょっと考えてたら、干支を順番に考えてきて、はたと当たったのが「未」。あ、そうだそうだ、「」と「」をまぜこぜにしてしまえばいいんだ、うん、こりゃいいわ(笑) 未来でも、世紀末でもなくて、ばっちりじゃんかよぉ。ハカヤなんて書き取りのテストなんかできっと「未」でも「末」でもない漢字を書いてたにちがいないんだし、それで読みは「まい」、「曖昧」の「まい」でどうだって、あとはフォトショップとかでフォント作ってしまえばいいんだ。おっけっ、それで行こってことで一件落着。
 ちなみに、その出展するので一等だかに入賞したら、賞金が50万。タイトル考案料としてプレステ2を買わす契約をしておいた(爆) 期待なんぞしてねぇ〜〜よぉ〜だっ!

■2001/07/13 Fri■ 

 
Patti Smith Group
Easter
 『マゼッパ』すげぇーかった。ほとんど居眠り寸前で見てたんだけど、ちーっと映像がもうもう...絶句なんです。ひゃああああ、なんせもう馬の種付けのシーンなんて、っと、何を見とんねん(~_~; いや、あのそのですね、ちょっと読者サービス、こけとかな面白くないっしょ。はい、はい、ネタばれしてしまうとアカンでしょ、だから自分で見てみなさい。葬列のシーンで白い馬がゆっくりゆっくり回り始めるなんてとこは圧巻だね。それはそれでこれを見る人が誰もが思うところだけれど、それよりも座員の猥雑なところがボクとしてはいちばん好き。ン〜、なんというか、『少女椿』の世界。映像なだけにもっと生々しい。それと何度か繰り返される芝居がかった不気味な笑い、それがもうびんびんと神経を逆なでしてくれちゃって、どんなもんだい。曲馬団の親方のことば「観客の心の中に消えて行く。。。」
 で、『マゼッパ』の話はそれくらいにしといて、『オズの魔法使い』じゃなかった、『マシーン日記』ですね。いやぁー舞台見るなんて何年ぶりのこっちゃ。確か2年ほど前にクソほどもおもしろくもないのを義理絡みで無理やりひっぱて行かれて、瞬間に寝てやろうと思ったのだけど、やってる芝居が芝居だけにむかついて寝るに寝られんかったというのがあったけど、嫌がるボクを無理に引っ張って行った奴、この際、反省してください。な、ほら、またすぐ話はすぐ横にそれる。
 『マシーン日記』に戻って、これ、いま売れ売れ、熟れ熟れの松尾スズキなんですね。全然知りませんが。なんせ知っているのは宝生舞だけ。だいたい長い間道を踏み外しておったから。やっぱ生はおもろいわ、わくわくわくわく、血が騒ぐでしょ。アカンよねぇ、これまでせっかく鎮めていたというのに、ボクをこんなにかき乱して、騒乱罪適用するぞ。♪〜さーむでーおーばざれんぼー あ、はいはい、きょうのところはこれで切り上げて、かまいます。
 をっと、13日の金曜日、バッテリーがすっからかんに上がってしまいましたです。どうする?

■2004/07/13 Tue■  祇園祭

まずはどうでもいいことだけど、祇園祭に京都へ行こうっていうのに、どうして天満に集合して天満で解散なんすか? ようわからん^_^; ま、いちおうウッディー3のイベントだからして、天満というわけなんでしょが。3時、タイガースに集合ってことで15分ほど遅れて行ったら、タイガース昼休み。なんてこった。どうでもいい話はこれくらいにしといて

祇園祭っていうと、これまで、人いっぱい!くそ暑い!って印象しかなかったから、大阪にずっといながら一度も行ったことがなかった。とにかく夏の京都は暑いから。テレビなんかで、ちきちんちん、こんちきちんというのを見てただけ。ウッディー3,3人ともそうね。
阪急は烏丸四条で下りて、地上に出たら、いきなり長刀鉾がおわします。インパクト強すぎ。ををーっ、これがいつも祇園祭っていうと、シンボルとして登場する長刀鉾かぁ。ナマで見たことはなくても、祇園祭=長刀鉾というのはちゃんと脳に刻み込まれている。えっとですねぇ、祇園祭の山鉾巡行の順番は毎年抽選で決められるのだが、この長刀鉾だけは別格で、デフォルトで先頭と決まってるのです。つまりシード。
これもきょう初めて知ったことだけど、この山鉾の上に一般の人間も上がることができるのですね。が、さすが、京都であります。拝観料がわりにちまきを買ったら上がることができるわけです。しかもです、この山鉾に上がるのに山鉾の中に階段とか梯子とかついてるわけでなく、山鉾の置かれているすぐ横の建物の二階から、山鉾にブリッジが架けられていて、それを渡って、山鉾の上に上がるというわけです。もちろんちまきは買いませんでした。
それから情けないことに、これもきょう初めて知ったことだけど、そのちまきです。そのちまきは京都の家の軒先に正月の注連縄のように飾られているのですが、てっきりそのちまき食べれるんだと思ってました。一人で行ってたら、山鉾に上がってみたさに、ちまきを買うて、ほら、おみやげにちまき買うてきたでぇーと持って帰って食べようとしたでしょう。笹の葉をむいてびっくり、そのちまきの本体は藁なのです。出町の双葉のちまきは食べれるのにねぇ。
それから、ほんとナマで見てみて初めて知ったことだらけ。祇園祭ってのはいちおう、13日から17日までということになってるんだけど、きょう13日から山鉾を道路に出してもいいというだけで、きょうから表立った準備にかかるというわけです。メインになるでっかい鉾はすっかりでき上がった状態で並んでるのだけれど、その他もろもろの山になると、本体だけで飾り付けはまだの状態。そのすぐ横に格納庫のようなところがあって、そちらに飾りのタペストリーなどが展示されて見れるようになってるのであります。左甚五郎の一刀彫の鯉なんかもあったり、国宝の刀剣だったり、重要文化財に指定されてるのがごろごろ。それにひとつひとつの山鉾に中国の故事などからとったいわれみたいなのがあるんですね。函谷鉾なんてのは函谷関から来てるのでありんす。
それに山鉾がぼっと置いてあるのだとばっかり思ってたら、囲いっていうのか、たいそう立派な白木で囲ってあって、そうそう山鉾に上がるためのブリッジなんかもそうね、これを17日の本番の巡行が始まるときにばーーっと取り払うんだろね。
そう思うと、17日の巡行ってのも生きてるうちに一度は見てみたいと。なんちゅうても、こんちきちんって雅びやかだよね。どこぞの山車みたいに、でやーっと駆け回るんじゃなくて、どうもあの祭りは「これぞ男よ」とアホ丸出しで、近くにいながらも一生見たいって気にはならないね。
まぁなんちゅうか、見る人が見たら、祇園祭なんて京都の人間がお高く止まりやがってと思うんだろうけど、歴史に裏打ちされた京都人の誇りみたいなのが見えてくる。そら、国宝やら重文で祭やってんだからね。





 


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