だいたいあらかじめ人に仕組まれる、あてがわれるなんてつまらない。
ボクは、ずっと「すれ違い」ということばが好きで、人生なんて「出会い」より「すれ違い」なんじゃないか、なんて思ってる。もしあのとき、出会ってしまってすれ違わなければ、いま、こんなふうになってなかった、と思っている。そして、あらゆることがすれ違いの上に成り立っていると思ってる。君がいて僕がいたのも、すれ違いでしかない。そのすれ違いの瞬間をどれだけ大切にできるか、できたか、それだけのこと。