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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/09/04 Tue■ 

ヲノサトル
甘い科学
 病気再発! いや、これは病気というよりか、何かに取り憑かれとるねぇ。背中がずっしり重い。ボクを勝手にヨリマシにしとらん(^_^ゞ なぁーんて、ほんますぐえーきょーされんだから。困ったモンだわ。
 それはそれとして、まず病気の始まりは、エアロ終わったあとのスタバまったりに行くところから始まる。本当は『記号論への招待』を読まなアカンのだけどね、岩波新書でしょー、重いっしょ。いや読んだら読んだでおもしろいんだけどね、まったりしようというときに読むようなもんちゃうでしょ。それですぐ下のヴィレッジ・ヴァンガードに寄って、『Coconuts Crush』を買って、それ持っていざフープはスタバへ。いやぁ、きっちりまったりしました。ほんといい季節ね。
 ところがこっからだ、病気は。確か先週、古本屋行った時に寺山修司の全シナリオ集とおおうのがあったなというのを思いださなくてもいいのに、何故かこういうことだけは忘れていない。のこのこ古本屋に足を向けてしもうたやないの。ところがだね、唐の『幻想劇場』なんてのも並んでるのを目ざとく見つけてしまって、なんでだ?息子はBOOKOFFにばんばん並んでるというのに、オヤジのほうは『佐川君からの手紙』しか見たことがない。こういうのは見つけたときにゲットしておかないと、というのがいけないんだよね、しっかり抱えてしまって、テラヤマ、テラヤマと探してみたんだけど、見つからない。ちっ、売れてしまったか、はたまたヨソの古本屋のことだったかと思いかけたときに、ふっと目に飛び込んできたじゃないの。はっと見たら2冊組だ。あちゃちゃちゃちゃ(^_^ゞ ここで逡巡してしまうところが小市民。とりあえず手にとってぱらぱらぱらぱら。
  ナナミ「私って魅力ある? ・・・・キスするとき、どうして片目つぶるの?」
を、これだ、これだ、これさえなかったら、ボクは亀井勝一郎にはまったままの良い子でいられたのに、と思ったときにはもうすでにレジに差し出していた。新渡戸さんが飛んでいきました。
 でね、これで終わりだったら、まだ病気の域で済んでるんだよ。つける薬でもあろうというもの。バイクだ、天気がいい。おまけにまったりしたあとだ。バイクは阪急東通りを向いて走り出した。バカです。完全に取り憑かれています。
 コインロッカーに持ってた本やらポーチやら入れて、店員にショーケース開けてくれなんて。。。。もうあとは恥ずかしくって書けません。では、おやすみなさい。ところで、何、買ったんだっけ?(爆)


■2004/09/04 Sat■  細木数子の「100人の男か、100人の女か」というアホ極まりない仮定

朝っぱらからうるせえんだよっ。細木数子がどったらこったら、テレビで昔の写真が映されていて…と言われても、現在の細木数子の顔さえ知らんボクに話しかけられても、なぁーんも興味ない。そいつはよほどきのうのテレビ、みのもんたが出ている法律のなんからしい、とにかくボクは地上波はほとんど見ないので知らんのだ、その番組に感動したらしく、そのことをしきりに誰かに話したがくて仕方がなかったようで、たまたまそこにいたボクを捕まえてしゃべってきたんだが、相手が悪かったな。だからぁー、細木数子なんてのはいま流行の占いのおばはんという意外に何も知らなくて、知りたいとも思わないのね。大殺界とかいうとるおばはんでしょ。興味あったら自分でさっさとググってます。
それで、きのうのテレビは、婚姻関係や不倫というシーンにおいて、法律的に女は男に比べて損なんじゃないかという話だったらしいが、そこで細木がもちだしてきた話というのが、やつにとっては明快だったらしいが、ボクにとってはアホくさくてたまらなかった。なんでこんな話を聞かされなアカンねん。
仮に1人の男に100人の女を与えるのと、1人の女に100人の男を与えるのはどちらが妥当か(100人って多すぎるか、10人だったかもしれない)。細木が言うには、1人の女に100人の男を与えても1人の子どもしかできないが、1人の男に100人の女を与えると100人の子どもができる。だから世の中は法律的に男のほうが有利にできていて、なんでもかんでも男女平等を主張するのはおかしいという。
なんで性愛と生殖がリニアに結びついちゃうわけ? で、そして男女平等を主張することはおかしいとなるのか。かなりの部分でそいつのフィルターにかかって、ボクに伝わってきてるところもあるんだろうけれど、ありえもしない仮定から出発した不毛の論理をこういとも簡単に飛躍させられるのかオソロシイヨ。だいたいにおいて、性愛に限らず、法律で決まっているからと、法律はことの善悪をなんら規定できないだろう。
鬱陶しいから、「法律なんて関係ないわい。やりたかったらやったらエエねん」と言ってやったら、「あんたみたいなこと言ってたら話にならんだろ」としっぽ巻いてったけど、ボクは最初から話を始める気などなかったんだからな。



■2005/09/04 Sun■  just another!!

 急激にここまごまご日記は冷え込んでおります。な、なんと、7月、8月は一度も書けず、このページのトップにある月毎のリンクがついには1999年7月から5年間も続いていたのが途切れてしまった。うらまごのほうだって、まがりなりにも毎日書き込んでるようにはなってるのだが、以前はほぼきちっと書いていたのが、1週間のかため書きのようなことにもなってきている。
 別に書くことがないというわけでもなくて、ほら8月には九州にも1週間近くひとり旅してたわけで、そのことも書く気になれば書けるわけです。が、さっぱり書いていない。ね、その昔はバイクで走りながらもツーリング日記書いていたというのに。
 思うに、いまテキストじゃなしに、イメージにどっぷりはまっていて、自分の表現手段がかつてのテキスト主体から、イメージに変ってしまっている。ことばで言い表すことよりイメージのほうがてっとり早いかというと、そうでもない。写すのは1/250秒とか瞬間であっても、そのイメージにめぐり合うまではどんなにしんどいか、よっぽどテキストで好き勝手に書いているほうが楽です。

このmacheteの写真なんだけど、この写真をみたときに、はっと思い当たった。何の変哲もない。少しはげかけたトタンの前に猫じゃらしが生えているだけ。あ、説明しなくてもいいですか、見たらわかる。敢えて言うとなれば、猫じゃらしの緑とトタンの色の組合せがすごくいい。構図っていったって、ふつう、こんなん誰でも写せるやんけと思うでしょ。でも、でもなんですね、

    just another!! / i think it's very important to take just another. / this shot awakes me to what photo is.
と思わずコメントを入れていた。flickrでは半月ほど前から新しい機能でexploreというのができて、いい写真で人の反響にどういうふうにポイントをつけるのか、いまいちよくわからないんだけれど、日に500枚、そのポイントの順に並ぶ。それを見ていると、今までcontactとかgroupなどからしかたどりつけなかったのに、まったく縁のなかった写真が目の前に現れてくる。それも結構レベルの高いのが並んでいる。だから、いきおい、ぽんぽんfav入れてしまってる。でもね、うまい、かっこいい、すごいという写真が必ずしもemotionalかというとそうでもなくて、ある程度のスキルさえあれば写せてしまう。例えば、ミルククラウンなんて、高速シャッターと、ある程度の機材さえあれば、わたしにも写せますってなってしまう。だけど、そうして写されたミルククラウンと、写した人間の生活とは全くといっていいほど関係がない。だから、うわーすごいねの後に続くものが何も出てこない。そういう写真もexploreにはずらっと並んでしまってる。
 久しぶりにテキストを書き出すと止まらないw あ、それで、この半年の間、まるで本職でもあるあのように写真を撮りまくって、やっぱりそれなりに自分でも上手くなったと思うことがけっこうある。ほとんど直感でしか撮ってないのに、どうしてこんなふうに撮れたんだろうとかね、まさに自画自賛。その一方で、悩みまくってるわけです。何を撮るべきなんだろうか、どう撮ったらいいんだろとかね。それが上のmacheteの猫じゃらしを見たときにわかった。なんてことはない、当たり前に当たり前のものを撮ればいいだけだと。そう、just another!!
なんのことはない、それは荒木経惟が言った「もう嘘っぱちはごめんだ」でもあるし、「近所を撮らないとダメ」でもあるし、また中平卓馬の植物図鑑でもあったってわけ。 macheteはmacheteなりに、もっといいカメラとレンズがあればと満足はしてないようだが、ボクが入れたコメントにレスをくれていて、
    「同じ猫じゃらしをもう一枚撮っていて、どちらをアップすべきかとても悩んで、こちらをアップした。両方アップすればよかった! もう一枚の方をあなたのためにアップするよ」
そのもう一枚がこれ。 

 あ〜っ、トタンの右端がめくれ上がっている。あわてて、先の一枚を見る。トタンのペイントがかすかにかすれているだけだ。先の一枚もめくれがあった気がしてた。そう思い込んでただけだった。machete、どちらか一枚だけのキミの選択は間違ってなかった。すべてはjust another。あるがままに撮る。何も変ったものを撮る必要もない。それが自分にピンと来たものをあるがままに撮ればいい。ピンとインスパイアしてくるのは、そのものの向こうに潜む写神なんだから。


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