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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/11/01 Thu■ 

Terry Callier
What Color Is Love
 どうも木曜はだるくていかん。ふーっ、あした乗りきったら、土日、休みなのがせめてもの救い。
 ところで、そばにいるだけでイラついて来る奴がいる。きょうもひきこもって本読もうとしてたら、そいつがひきこもり部屋にやってきた。別に喋ることもないし、シカトしてたけど、何か存在自体がいらつく。誰かれ隔たりなく適当な距離でいられたらそれに越したことはないけれど、そういうのもはたで見ていて気持が悪い。好かんやつは好かんというほうが自分の性分にあってる。これって死ぬまで治りそうにない。
 ヤモにきのうの夜に思いついた計画を話して一緒に行こうということになった。火曜日にね。しっかりその映画見てるんだから、ヤモおそるべし。ボクなんかよりずっとようけ見てる。

 ひきこもり読書ばっかりしてるのもしんどいので、きょうはけっこうバカ話してた。
ナマコをさばく話。生きたナマコをぶった切って、はらわたを洗おうと筒っぽになったナマコに指をつっこむと、ナマコはぎゅーっと指を締めつけてくるという。実はこの話を聞くのはもう3度目だ。
イソギンチャクを嬲る話。イソギンチャクの触手にちっと触ると、きゅっとすぼまりよるのがおもしろくて、イソギンチャクが油断してる間に、一気に指をつっこむ。でも小さいイソギンチャクだと奥が浅いので、指はつっこみきれない。大きなイソギンチャクをさがして、チ 実はこの話するのは3度目だ。
くコ:彡の性交は虚しい話。じゃあC:。ミは? 
猫の性交は痛いという話。
どうしてトンボは空を飛びながら性交できるのか?
などなど生物学的見地にたって論じる。
バカだ。。。。
んーんと、やっぱり、マッコウクジラの抹香は、クジラの結石じゃんかよ。
「竜涎香」

竜涎香はマッコウクジラの腸内に生ずる病的生産物で、一種の結石です。生因は明らかではないが、竜涎香の中にイカのくちばしやあごの骨など來雑物があるので、クジラがイカを多食した後不消化物が胃腸を刺激して生ずるという説もあります。 ? 《花と香りの店 天然香料》より

 だろ、だからボクが言うてた説、正しいんだって。この竜涎香はあまりに希少価値なので、抹香にして使うにはもったなすぎるおだ。ちなみに広辞苑では
まっこう[抹香・末香] 香の名前。沈香(じんこう)と栴檀(せんだん)との粉末。今はシキミの葉と皮とを乾かしたものを粉にしてつくる。仏前に用いる。

マッコウクジラの鯨油の臭いが抹香臭いからというキミの説はあやしいよ。反論、お待ちしております(笑)
 尾の身、食いたい!


--------------本日の食事
朝 トースト1,コーヒー2
昼@いも膳 出汁巻、棒々鶏サラダ、高野豆腐
夕 鮭、ほうれん草、カボチャ


■2002/11/01 Fri■  猫谷

Santana
Amigos
何もかも終わってしまうけど、何もなかったように話すだけね
わたしたちの人生なのに
― ダニエル・シュミット『トスカの接吻』
 昨日、義父が86歳で永眠しました。これまでいろいろ支えてくださってありがとうございました。

 病気が判ってからこの数ヶ月、ボクはボクなりにいろいろ考えさせられもした、と思う。とくにこの数日..... この年になって、初めて人の死に目に立ちあうこともできて
 亡くなる前の夜に、そこに猫がいる、この病室の天井に白い仏さんの絵が描かれてると。

過ぎてみれば あっという間じゃ
花輪和一『猫谷』 

■2004/11/01 Mon■  ヒューゥンという音とともにメールは飛んでいく

 メールというのはどきどきする。
 というのは、いま使ってるMacのメーラーはそのものずばりの《Mail》なんだが、送信ボタンをクリックすると、飛行機が飛び立つようなヒューゥンという音がして飛んでいってしまう。まさに飛んで行ってしまう。もう取り戻せないんだね。
 昔、ニフやってたときは、ニフのサーバーに入って、相手がまだ受信していなければ、一度送信したメールを削除することができた。Pちゃんがボクあてにメールを送ったのに、ボクが受信しないでいたので削除されてたことが何度かあった。その削除したというのも記録に残っていて、あとから「削除したやろぉー(-_-;)」とメールを送って、「もういっぺん送ってよぉ」とお願いして送り直してもらったこともあった。何、書いてんですか、急に>自分
 ニフからインターネットになって、メールで変ったことといえば、一度出したメールは取り戻せない。あー、これは郵便でも同じか。一度ポストに入れてしまった手紙は、よっぽど郵便局にお願いしない限り、つか、まず100%近く取り戻せないだろう。
 話が全然前に進んでないんですが、このまごまご日記も一度アップしてから読み直して、いわゆる推敲もどきのことやってしまったりしてる。あー、ここんとこはこれじゃまずいな、とかね。要するにテキストがまだ自分の力の及ぶ範囲にあるわけ。ところがメールとなると、ヒューゥンという音とともに自分の力が及ぶ範囲から飛び出してしまう。実際に目の前のしゃべっている相手に対して、一度口から出たことばは再び飲み込むことができないのと同じだね。もっとも、その場合は状況に応じてリアルタイムにその返答が変えられることもある。ところがメールの場合は、それからいくばくかの時間が必要で、その時間で、膨らんで返ってきたり、ときには曲解され、自分が思った以上の展開になることもあったりする。振幅の大きさって言ったらいいんだろうか。物理的には振幅と周期には関係性がないけれど、こうした人と人とのことばのやりとりでは振幅は周期と無関係とは言えないんじゃないか。
 そういうことをごちょごちょ考えていると、ヒューゥンという音にさいころを投げたような緊張感があってたまらなくどきどきする。その緊張感を倍加させるのに、ボクはあえて一度書いたメールは読み返しもせずに、エィヤッとクリック一発。推敲はあなたにまかせます。



メールでツッコミ

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