ふーっ、また前置きが長くなるー。話を戻して、『萌の朱雀』を見たあと、西吉野村のページ(甲南女子大の社会学部)を見たら、ちゃんとマップつきじゃないですか。これは行っとかなアカンでしょ。行くべきです。しかもバイクで。そのページにも書いてあるけど、この平雄などのようにメインの道路から枝のように別れ、おまけに行き止まりにさして何があるというのでない道というのは、そこに住んでる人たちの生活道路そのもでしょ。公の道であって公の道でない。そんなところに、どかどかと道路幅いっぱいの4WDで行く神経というのは信じられないね。お邪魔させていただいておりますという気になれないのかなぁ。きょうだって、爺ちゃんが賀名生の公衆便所の掃除してたし、腰の曲がった婆ちゃんが急な坂をゆっくり歩いて上がってた。ふっとね、こっちがバイクの上からでも会釈すればちゃんと返ってくる。そんなとき、ほんとバイク乗っててよかったと思う。 あ、まだ前置きです。きょうは長いよ。それでヤモも誘ったんだよ。ところが、きのうの時点で、天候思わしくなかった。いちおう昼からは晴れるけど、寒くなるという予報。どうする? 来週にするか? と、うやむやなまま。ボクだって、最近なまってることもあって、雨ぱらついてるのに無理してまで行きたいとは思わなかった。はい、やっと、本編に入ります。
朝、起きたら9時半だった。天気は? 雨は上がっているけど、どんより曇って、それに何よりも、風がびゅうびゅう吹いてむちゃ寒そう。とりあえず、朝トーストして、うだうだ。「昼から晴れる」というかすかな期待だけ残して、あっちこっちの日記見たりしてうだうだ過ごす。 11時。さーっと陽がさし始めた。行ける!行こっ! ヤモはどうする?おいて行け。こうなると薄情なのだ。電話入れたら足ひっぱられるだけに決まってる。だからこっそり一人で走ることにした。来週、ヤモが行くというのならつきあえばいい。お散歩だもん。なんだかんだって一人で走るのが好きなのだ。 しかし考えてみたら、今年ツーリングはさっぱり。先月、唯一、大津までブリューゲル見に行ったくらい。なのに、よりによって、この急に寒くなったときに走らなくてもよさそうなもの。でも『萌の朱雀』を見た衝動の方が強かった。すべからくボクのバイクは、自嘲的に題して「自虐バイク」
走り始めると太陽があたってそんな寒くない。ただ南風が強くてバイクがあおられるのが怖い。それでも河内長野から310で山に入って行くとぐんぐん寒くなってきた。太ももが凍ってくる、強張ってくるのがわかる。なんとか五条まで下って休憩に熱い茶でも飲ませろと、電話入れたんだぞ。しかも病院の真ん前で。 五条の街を抜けて再び山に入って行く。通り慣れた道。どれくらいのコーナーだとかまでほとんど頭に入っている。『萌の朱雀』のひとつのテーマ?五新線の跡(JRバス専用道路)が並行してるのもわかってた。でもいままでは、あ、五新線ねとただ通り過ぎてただけだったけれど、きょうは当たり前のことながら気になって、ペースを落として走っていたら、いつもはバシバシ追い抜いていく四輪に追い抜かれてた。 もう西吉野村に入ろうかという直前に五新線の橋が見えた。さすが鉄道だけあって、道路のようなコーナーなどなくてゆったりとほぼまっすぐに伸びている。が、はっと思ったときにはその横目で見てた五新線が消えた。はっと思って道路脇にバイクを止めて、五新線のラインをたどってみると、168号の下をくぐってトンネルで山をぶち抜いてる。168号はその山を迂回するかたちで走っているのに。168号を離れてそのトンネルの入り口にまで行ってみることにした。
城戸に戻って、西吉野温泉につかる。じゅうぶんにからだを暖めたはずだったのに、それから1時間半の道は寒くて寒くて、家に帰り着いてもしばらくは動けなかった。年かな。でもいまはもうからだの中からほこほこしてきてる。
ごく身近な女性たちの間で、「男友達」や「元彼」との「リサイクル・セックス」をする人が増えています。しかしそれは、セックスをするだけの“セックス・フレンド”とも違うのです。気心が知れていながら、束縛されない割り切った男女関係を望む女性たちは、けして特別な人たちではなく、主婦、キャリア女性、シングル女性と多岐にわたり、悩みながら、あるいは充実した気持ちでリサイクル・セックス生活を続けています。