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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■1998/01/27 Tue■ 

休んで正解やったような、仕事に出たら、体がふわつくような感じがする。喉も痛い。でもきのう休んだのが、ボクにやもに林に山ヒとは...(ーー;) みんな風邪ひきやと誰も信じひんやろねぇ。情けないなぁ。ボクらのモットーは「病気で年休とるなんて最低!」やったのに、モロその最低。

■2000/01/27 Thu■  寒い光景

 朝早くに雪がまた降ったのか、屋根も白くなるくらいほんのり雪化粧。でも道路は乾いてたので、いつもように車で出たら、これが大変。26に入った途端にびっしり詰まってほとんど動かない。湾岸とか高速が通行止めになったようで、どっと車が下りてきたみたい。逃げるにも逃げ道もなく、ほぼ瞬間であきらめて、9時半までに入ればいいやと気長にのろのろ進む。しかし渋滞の先が見えない。じりじりじりとしか車は動かない。ふつうなら10分とかからないところを1時間近くかかってしまった。

 ふー、なんとか正味の仕事に間に合ったけど、同じ雪が降るのならもっと降ればいい。そうしたらみんな車あきらめるから道は空いて、ボクみたいな4駆はすいすい走れるのに。
 それはいいとして、帰りに3バカトリオにつかまって、まぁきょうは特別な日だしいいか、茶でもおごったろかと車に乗せたったんだけど、途中からカラオケ行こうってことになって、そのうちHも誘うたろかとかと話はどんどん変わっていく。地下鉄でミナミに出て、Hがおるだろうっていうゲーセンに行くと、いてるわ、いてるわ、うちの連中10人ほどが、アチョアチョーヲリャウリャとゲームをやってる。一緒に行った3バカトリオもいつしかゲームに熱中しだして、しばらく横で見てたんだけど、どうにも情けなくなってきた。もうちょっと何かないんかい、この連中(-_-) うちの連中でなくてもそんなもんなんだろうけど、それにしてもである。こんなんだったら、スケボー小僧のほうが10倍も20倍もいい。バカくさくなって、「オレは帰るぞ」と、カラオケの話も無しにしてほっといて表に出た。しかしなぁ、なんかボク自身が情けなくなってきた。
 気をとりなおして、淳久堂に行ってぱらぱらと文庫を捜してみたけど、いまひとつ、これというのがない。「A2Z」も含めて3冊ポーチに入っていて、それからまず読んでしまわないと。と、ふと見たら、戸田先生がいた。先生に声をかけて、文庫の前でちょっと立ち話。
 「仕事、仕事でやってきたからね、仕事を辞めて、さぁ何やろうというのもなかなかなくて。やっぱりこれからは仕事だけに生きるより、いろいろやってかないとダメだねぇ」
 「こういう本もね、前は生徒に対するのに数学教えるだけでなくて幅広く教えていかないとダメだと思って読んだりもしたんだけど、もう自分のためだけだにしかならない、あ、決してそれが無駄ってわけぢゃないんだけど、そう思うとなかなか読もうという気にならなくてね」
 はは、ボクの場合は心配いらんか、仕事以外のことで追われまくっとるもんね(-.-;) でもしみじみと語る先生の話はよう聞いとけよ。と、再び、あのゲーセンでアチョアチョーに興じる10数人のうちの連中の光景を思いだすととてもさびしい。

■2001/01/27 Sat■ 

TONKA
Ecstasia
TONKAの神戸フラット5のライブがあるはずだったんだけど、あの酒飲み女飲み過ぎなのか、肝臓障害でドクターストップかかってお流れ。それでどうしようって、せっかく集まるつもりになってたから、とりあえず集まろうかって、4時元町集合。ところがいつもはヒマなボクが仕事入ってて、はぁはぁ、元町着いたら30分遅れ。
まずはエミが前から連れてってほしいと言ってたちんき堂。看板がねぇ、湯村輝彦のこれだから、エロ本ごっちゃぁぁと思うてしまうやん。ところが入ってみたら、マニアック。ミュージックマガジンのバックナンバーがずらりと揃ってたり、アサヒカメラの荒木特集のバックナンバー『アラキカメラ』があったり、エロいのはって言っても、SMスナイパーの古いのだとか、プレイボーイの緑魔子のだったり、とにかく、あ〜こんなんあったんだぁと思って見てるだけでうれしくなってくる。マニアックなだけに状態もかなりいい古本屋だった。つい、1000円の安さにつられて『SISTA!』を買ってしまった。いわゆるシスターおねえちゃんの写真集のような、そのおねえちゃんたちの手記がぎっしりつまってておもしろそうだったの。アラキの写真集も買えばよかったかなぁ。今度、また行こ。
中華街は春節祭(旧正月)でむちゃくちゃ人いっぱい。あっちゃこっちゃで表に店出して、点心を売ってる。さっそくあんかけそばから食べ始めて、あっちの店、こっちの店と歩きながら、豚まんだとか、エビ団子だとか、水餃子だとか、一つが200円か、300円なので、ついついいろいろ食って、いつのまにかおなかいっぱい。とにかく人が多い、そこへお中華の獅子舞が回ってるので、その獅子舞の近くは完全に道が塞がってしまうし、真ん中の広場では新体操のリボンのような中国舞踏やってるし、もうぐっちゃぐちゃ。しつこく客引きしとる店があったな。表にはラーメンの行列ができてたけど、行列並んで食うほどのこともない。
おなかいっぱいになったところで、HASUに移動。ゆっくりお茶をすすりながらくっちゃべる。ついこないだBが言うてたんよねぇ、コーヒーとかじゃなくて、お茶の喫茶店出したら流行るんとちゃうかって。そしたらきっちりそういう店があった。ただメニュー見てもなんもわからん。鐵観音烏龍茶だとか、プーアル茶だとか、まだわかっても、それに500円も600円もって気がしないでもないしね。実際、コーヒー500円というのと変らへんし、原価的にはコーヒーより高くついてるかもしれへんのだけど、やっぱりお茶というのはタダで飲めるという根性がしみついてしまってるから。でもそのHASUはけっこう流行ってた。それもじいちゃん、ばあちゃんの茶飲みでもなくて、やっぱりこういうのもおシャレなんでしょうね(笑) で、メニュー見て、怪しそうなのをと、注文したのが「黒菊」と名付けられたプーアル茶となんかとブレンドしたので、からだを浄化させる働きがあるとか能書きあった。ベストなセレクトでしょうが(笑) パパリンなんか、乙女チックに「花花」だってさぁ(笑) なりくんの「うつせみ」ってのもなんとなく笑える。エミの「螢」というのも、この真冬にに螢もないだろってちらっと思った。まぁとにかく不思議なモノです。味?そんなん美味いのか不味いのかわからんって。そういうモンだと思うより仕方ないのね、比較するもんがないから。ただヘタに500円もコーヒー代とられるよりずっといいな。ゆっくりできたしね。
さてどうしますか?って誰もプランナーおらへんのも辛い。エミがせっかくクルマで来たからドライブでもする?っていうので、命かけてみた(笑) で、どこ行くかって、このクソ寒いのに夜景見にいくってのもあれでしょ。おまけに二人ならまだしも、けったいな組み合わせの4P。その4Pが考えついたのは、KISS-FM襲撃。KISSに『トルコ汁』のメッセージを残してくるという計画。てやぁ〜っとKISSまで走ったのはいいけれど、KISSってなんかしけてやがんの。夜間通用口みたいなとこしかなくて、メッセージ残すにも、受け付けみたいなんもなければ、リクエストもできそうなとこない。FM局ってあんなもんかねぇ。どうするべ、せっかく来たのにこのまんま帰るのも口惜しいなぁって、表に置いてあったフライアーのウラにでかでかと『トルコ汁』と書いて、それぞれサインして、すき間からほりこんできたけど、ちゃんと手渡してくれるかなぁ。
まず一発目のドライブはハーフスゥィングとられたような空振り。さてどうするって?そしたらなりくんが「かざみどり」とか言い出すので、を、そういうのもいいねぇ、ライトアップした風見鶏の館見に行こうと、クルマはでやぁ〜っと北野坂を駆け上がる。ところがライトアップされてると思った洋館は真っ暗けっけ。真っ暗な洋館ってどことなく不気味。ずばぁ〜〜んとど真ん中に速球投げ込まれて手も足も出ずにぼーぜんと見送って、これでツーナッシング。なんかこういうのって金無し学生のノリだなぁと思いつつ、つぎはムーンライトへ。ところがボクもちゃんと覚えてへんかったんよねぇ、ムーンライトの場所。エミが知ってると思ってたら知らないと言い出すので、ITAに電話して聞きだした。ITAこの週末の夜に仕事中だって、お気の毒に。それでも10時過ぎにそっち行きますと。
やっとムーンライトで落ち着いた。やっぱりこの4Pにとってはいちばん落ち着く場所だったんちゃう。ITAもやってきたところで、パパリンもなりクンも京都、それも京都の片田舎まで戻らないとアカンのでお開き。
と、ここでおしまいのはずが、帰りのJRで、マンハッタンズのおっかえで大阪まで来てたNTから携帯が入った。雪で夜行バスが運行休止になってしまって帰られないと。大阪駅でNTを待たせておいて、今度はNTと合流。カプセルにほりこむべく阪急東通りをNTとお散歩。ただお散歩して、はいサイナラぁ〜もあれだし、ちょうどおなかも空いてきたので、揚子江でラーメン食って、ZIPはここだって教えて、ZIP一緒に入ってもよかったんだけど、朝までコースってのもきついし、タクって帰るのもきつかったので、夜の東通りにNTひとり残してきた。ゴメンねぇ、NT、今度またゆっくり大阪来いやぁ。


■2002/01/27 Sun■ 

Jerry Garcia
Garcia

 ちょっと一日お休みすると、書くことが急にできるなぁ。
 まずきのうはかなぽんに赤ちゃんが生まれた。女の子。おめでとう!! できることなら、あと3日我慢して欲しかったというのは冗談です(笑) でも3日ちがいくらいなら、同じような星の下に生まれてきたのかしれません。これは脅しです(爆) とにかくおめでとう! ちょっとホッとしたよ。
 で、きのうはクソ寒い中で仕事させられて、冷えきってしまったよ。おかげで帰ってからも固まってしまってた。ほんと芯まで冷えたんだから。ん〜と、くだんのBOOKOFF2000円券を使ってしまわないとダメだったので、帰りにBOOKOFFによって何とか2000円使ってきた。ビデオ2本ゲット。こういうふうに買ってしまうと、逆に安心してなかなか見ないんだよなぁ。

 ぐっすりいっぱい寝て日曜日。朝寝できるのがほんとうれしい。ぐずぐずしてたら、日本選手権準決勝?クボタ対神戸製鋼にぎりぎり。ミラーが怪我で欠場でたいして期待してなかったが、案の定、いじいじする試合。神戸製鋼の楽勝は楽勝だが、相手のパスミスを蹴り込んだのを押さえるトライが2本もあったりで、これじゃ来週はサントリーのものだな。でもやっぱりラグビーは生で見るとおもしろい。すぐ目の前で神戸製鋼の吉田と苑田が味方同士で激突して、バコっと音が聞こえたもんなぁ。後半に吉田は戻ってきたけどすぐに引っ込んだ。あれ、やばいよ。きっとあしたまで飛んでしまってるに違いない。
 ラグビー終わってそのまま扇町ミュージアムスクエアへ、U介の芝居を観に行った。『オー・マイ・リョーマ』 観に来てとこれまで何度も言われてたのに、都合がわるかったり忘れてたりで今度が初めて。ご祝儀れびゅーじゃなくて、敢えて苦言を書いておくと、
 台本がきついよ。龍馬ネタというのは、けっこうあっちこっちで演られてるので、ネタとしてしんどいと思う。そこで、海援隊のいろは丸が紀州藩の明光丸に沈められたのに海難事故賠償交渉を龍馬がやったというのを元にしたというのはわからないでもない。だけど史実に基づいていてもそこから大きな逸脱がないためにテーマ的にすごく弱い。龍馬を中心とした海援隊を描いてみましたというだけでは辛いものがある。自分を捨ててでも、流血なき改革を遂行しようというだけではなぁ。。。その海援隊をとりまく女たちとして、お龍やお元、その他出てくるのだけれど、女優が弱い。若い、みんな20代の劇団だから仕方ないにしても、簡単に言えば、女優をターゲットに芝居を作っていったらサマになるところがあるけれど、その女優がいない。お龍の徳間理華はちょいと「極妻」ばりでいいんだけど、彼女を活かせる本じゃなかったし、彼女をお元に持っていくにはキャラが違うかもしれない。あと照明がずっとベタ明りで暗転もなく一幕一場だったのも。音もそうだな。音、照明をもっともっといじって、盛り上がりをつくり出せるはずなのに。それとラストの山場での、急に話がすり替わってしまうところがあったんですけど。
 きついことばっかり書いたけれど、とにかくテンポはバカほどいい。初めはどうなるんだろうと思ったけれど、海援隊のメンバーのテンポの良さにひっぱりこまれてた。それとU介が予想してた以上によかったな。あいつ役者としていい顔してる。作りすぎないところがいいね。長岡謙吉役の山口クンもよかったけれど彼に頼りすぎで、後半あたりから観てて疲れてきた。沢村惣之丞の和田クンはいいよ。こういうサイドの男がいないと絶対に成り立たない。後藤象二郎の渡辺クンのキャラ良いな。彼をもっと引っ張り出してほしかった。装置も思ったよりずっときっちり作られていて良かったんだけど、出入りが下手と奥の障子に限られていて、しかも開け閉めするのが必ず入ってしまうのがつらい。
 でもそこそこに面白かったかなぁ。次、頑張って!

--------------昨日の食事
朝 菓子パン2、コーヒー1
昼 トースト、小籠包、豚饅
夕 豚ペイ焼き、サラダ 
--------------本日の食事
朝昼 トースト2、コーヒー1
おやつ あんパン、コーヒー
夕 お好み焼
-----------------------

■2005/01/27 Thu■  (どうしてそっちのほうに行ってしまうかね)

日経の文化面にきょうから何回か、横尾忠則の『夜景の誘惑』が連載されている。1回目のきょうは小林清親の「隅田川夜」を紹介している。そこからちょっと引用
対象をわざと描かないことでその対象を想像させるところに小林清親の品性のようなものを感じる。またシルエットの男女の関係もはっきり描いてないところも見る者の好奇心をそそるではないか。
小林清親って画家のことはまったく知らないのだけど、うんうんと頷きながら読んだ。そうなんだよなぁ。ちょっとうんざりするのは、これでもかというくらいに説明的なこと。こっちにも想像力くらいありますわよと言いたくなるくらい、書き(描き)すぎてあって、こちらの想像力などさしはさむ余地が無い。
その端的な例がエロビデオ。せっかくまともなことを書いてるのをぶち壊してしまうが、そっちのほうについ頭が行ってしまうので仕方がない。エロビデオに限らず、くそ丁寧なマニュアルのようでいて、その内容は空疎なのがあふれていてつまらない。まんこさえ見せておけば(どうしてそっちのほうに行ってしまうかね)という調子なんだから。せめてモザイクでもかけてくれよなって、モザイクかかってたらかかってたで、目を極度に細めて見てるのはどこの誰ですか。
とそっちのほうから離れそうにないので、きょうはもうやめて、さっさと寝よ。

20050115@Hazard


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