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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2000/04/22 Sat■  薬用ミューズ

 1週間前は雨だった。なんでいまさら書いてんねん、あ、その、1週間前に「きのうからのぼしょぼしょ雨で今年の桜ももうおしまいだな。」なんて書いてんだよなぁ、そんだけ、そんだけ(笑) で、ソメイヨシノは終わっても、うちのマンションの庭には八重桜がある。それがきょうくらいが満開。きょうあたり造幣局の通り抜けえらい人やねんやろなぁ。



 あ、そうそう水曜日に右の下の奥歯を抜いた。歯槽膿漏。年だな(ーー;) 
このごろうちのサイトのあっちゃこっちゃをいじくったりしてんだけど、マイブームってのは、もう死後か(@_@;)??? どっちでもええけど、そのマイブームは椎名蜜柑(笑)←な、な、ちゃんとチェックだけはしてるだろ、ユーミンやらTSUNAMIやらとちゃうんやからねー(苦笑)、うう、話があっちゃこっちゃそれていかん。もとい。そのマイブームは椎名林檎というよりは赤坂真理なんよねぇ。そうそうあの奥歯を抜いてもらった歯医者の洗面所にもちゃんと薬用『ミューズ』があったよな。
なのに歯だけが、折れたり虫歯になったり削ったりしたら、二度と元に戻らない。
ましてや抜いてしまったあとにはぽっかり穴があいて、でもその穴もいつか肉が盛り上がり「自己治癒」してくんだなって
 ソメイヨシノははらはらと散って、八重桜はぼとんと落ちる。

■2001/04/22 Sun■ 

BOB DYLAN
Highway 61 Revisited
 おととい、引用しようとできなかったの、『阿房列車の車輪の音』ね
俳句は余技だの末技だのと云ふ事ではない。俳句は立派な文学であり、藝術とは即ち表現である。風の如き感興が一つの形を得て、一瞬の韻律に纏まった時に、初めて詩と呼ばれる。それまでが大切な契機であり、そこから先はどうでもいいのではないかと考へる。自分の詠嘆を記憶しようとするのは、さもしく、繰り返さうと思ふのは、しつこい。個性などと云ふ物は、個性のない者から見れば尊いかも知れないが、その本人には無意味であるべき筈である。句集の補遺を編んで、どうしようとするのかと考へながら、もとのままの暖昧な気持で句稿をめくってゐたら、大きな欠伸が出て、涙が止まらなかった。

いいなぁ、旧かな。「自分の詠嘆を記憶しようとするのは、さもしく」か、然り。でもかく言う百聞だって、さもしく書き綴ってんじゃんねぇ。おまけにそれで飯食ってんだから、何をか言わんや、だよなぁ。ぎゃははは、だからこれは、せっかく自分が思いついたフレーズのメモを、汽車の窓から飛ばしてしまった負け惜しみ。飛ばしてしまったフレーズが何だったか、思い出せない、再現できないんだから、どうせたいしたことなんかなかったんだろ。でもそれを逆手に、こういうフレーズを思い起こしてくるってのがすごいよ。ボクでもバイク乗ってるとき、とくにロングで夜中なんかに走ってるとき、ああそれそれって思うフレーズに溢れかえってんのになぁ。バイク乗りながらメモるなんてできるわけないから、ぜぇーーんぶ風の中に置き去りに・・・ハイ、決まりました。
 KEYWORDのサイトをやっとオープンすることができてホッと一息。すごい人だから、ぼちぼちコンテンツも増えてくだろ。楽しみ。ボク自身もまた別のとこから見ることできるようになってわくわくする。それでもだだだーーっとつくっただけだから、あっちこっちまだまだ気にいらんとこあるんよね。いきなり完成させても、あと行き詰まるだけだから、ぼちぼちつくってくつもり。


■2002/04/22 Mon■ 

Fantastic Plastic Machine
beautiful

 思いがけなく会った友達から、訃報を聞く。それも二人も。そしてその二人はまだ三十歳になるかならないかの若さ。一人は自殺。一人は原因不明の吐血による死。彼ら以前にももう一人、夜中に事故死。その彼も三十歳そこそこの若さ。一様に彼らはボク自身の世界にはいってくることもなかったけれど、瞬間的にではあっても、一人の名前のある人間としてボクの視野を通りすぎたし、ボクは彼らの名前を呼んだこともある。そして彼らはそれに答えもした。
 彼らの死が若かった、若すぎたからという無念さも確かにある。でも、それ以上に納得できない何かがボクに覆いかぶさってくる。
 人は誰だって死ぬ。本人には知らされないまでもガンのためにあとどれだけ生きるか保証されない人もいる。自分の親でさえもあと二十年も生きるなんてことは夢にも思っていない。自分自身にしても。
 死が予想できたから、できなかったから、というのでもない。たとえば、KYONの死は十分に予想はできたにもかかわらず、いざその死を目の前にすると、ことばをなくしてしまう。同じように、きょう聞いた二人の死も、表しきれない影を落としていったことは確かなのだ。ご冥福を祈りたい。

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