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■2001/04/22 Sun■  [長年日記]

BOB DYLAN
Highway 61 Revisited
 おととい、引用しようとできなかったの、『阿房列車の車輪の音』ね
俳句は余技だの末技だのと云ふ事ではない。俳句は立派な文学であり、藝術とは即ち表現である。風の如き感興が一つの形を得て、一瞬の韻律に纏まった時に、初めて詩と呼ばれる。それまでが大切な契機であり、そこから先はどうでもいいのではないかと考へる。自分の詠嘆を記憶しようとするのは、さもしく、繰り返さうと思ふのは、しつこい。個性などと云ふ物は、個性のない者から見れば尊いかも知れないが、その本人には無意味であるべき筈である。句集の補遺を編んで、どうしようとするのかと考へながら、もとのままの暖昧な気持で句稿をめくってゐたら、大きな欠伸が出て、涙が止まらなかった。

いいなぁ、旧かな。「自分の詠嘆を記憶しようとするのは、さもしく」か、然り。でもかく言う百聞だって、さもしく書き綴ってんじゃんねぇ。おまけにそれで飯食ってんだから、何をか言わんや、だよなぁ。ぎゃははは、だからこれは、せっかく自分が思いついたフレーズのメモを、汽車の窓から飛ばしてしまった負け惜しみ。飛ばしてしまったフレーズが何だったか、思い出せない、再現できないんだから、どうせたいしたことなんかなかったんだろ。でもそれを逆手に、こういうフレーズを思い起こしてくるってのがすごいよ。ボクでもバイク乗ってるとき、とくにロングで夜中なんかに走ってるとき、ああそれそれって思うフレーズに溢れかえってんのになぁ。バイク乗りながらメモるなんてできるわけないから、ぜぇーーんぶ風の中に置き去りに・・・ハイ、決まりました。
 KEYWORDのサイトをやっとオープンすることができてホッと一息。すごい人だから、ぼちぼちコンテンツも増えてくだろ。楽しみ。ボク自身もまた別のとこから見ることできるようになってわくわくする。それでもだだだーーっとつくっただけだから、あっちこっちまだまだ気にいらんとこあるんよね。いきなり完成させても、あと行き詰まるだけだから、ぼちぼちつくってくつもり。


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