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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2000/05/22 Mon■  久しぶりだからね

 ここ3ヶ月ほど動いてなかった体重が動き始めた。とうぜん減のほうだよ(笑)それでここぞとばかりエアロビクス、ちょうど今週は午前中やしね。
 というわけで、ひっさしぶりの昼のK山エアロ、にゃはは。始まる前にK山ちゃんとしゃべってたのね。「きょうお仕事はぁ?」「いつもそのネックレスしてお仕事行ったはるんですか?」「おしゃれですよねぇ」 をいをい、あんまりボクをおだてたらアカンって(^_^;) そうでなくても調子こいてんだから・・・なぁんてことをしゃべってんのを5mはなれたところからギロリとにらむK姫...うはっ(^_^;) しかしK姫、あんたはえらいよン、人の邪魔せんもんねぇ(笑) そのK姫も1本目に入って、もっと前に来ればええのに後ろのほうでやってんの、ボクはK山ちゃんの至近距離だけど(爆) その1本目終わったら、T姫まで来てる、うわっ、ほぼ2ヶ月ぶりやん、あの高島屋以来ですなぁって、ここらあたりは当該関係者以外さっぱりわからん話ですまんのぉ。。誰にでもわかる日記は逆につまらんだろ、逆に、まごのボケ、書くなよなぁ(-。-;)と当該関係者が秘かに思う、しかし、まぁ他に誰もわからんかぁ、まぁいいかぁと諦めさせる、そういう日記をボクは目指してるのよ(爆) あい、すいません、調子のりました(^_^;)
 あ、それでですね、いろいろ話があるにはあったんですが、そういうキナ臭い話には触れそうで触れない、それがオトナなんですねぇ。テーブルを囲んで3人顔つきあわせて、別になんてことはないんですが(笑) 非当該関係者の人はいろいろさぐってみましょう、しかしいくらたたいても、この3人からはなぁ〜〜んも出てきません、悪しからず。2本目はT姫と一緒にやってんけど、「久しぶりだからね(by K山)」 ボクも、寝不足だからか、まさにひさしぶりだからか、頭の中がピンクだからか、とにかくくるくる回らされてややこしいのよ、いきなりうまくできるはずなどないじゃんかよぉ、というわけで、とにかく疲れた。疲れきって、T姫と終わってからもさっさとバイバイして家に帰って寝てしもたよ。なんかくたぁ〜〜って感じ。

■2001/05/22 Tue■ 

CAMEO
KNIGHT OF THE SOUND TABLE
 ここんとこマメに日記アップしてたからね、ネタ切れってわけでもないけど、きのうは久しぶりにぼけーーっとしてたの。昼寝して、晩飯食って、エアロ行って、疲れたぁーからっていうのがほんとうの理由かもしれないけど、ふーっと一息。本読んだり、ビデオ見たりで、ずっと気ぃ詰めてたから。。。をい、仕事は? はい、お気楽です。てきとー。あんなもん気ぃ詰めてやった日には、気ぃ詰められたほうが迷惑するでしょ。どんな●●やねんな。「わたしもまごさんみたいな●●だったらよかったのに」ってね、あんたそれは実際に体験しとらんからです。小うるさいです。不親切です。マジメに考えてくれてるのかと疑問に思います。きっとそう思います。あじゃ、この●●っての「彼氏」でも「旦那」でもはまるねぇ。でも「彼氏」にしたって、「旦那」にしたって、そのほうがいいでしょ、「亭主、元気で留守がいい ゴン!」って言うくらいだから。。。古っ! でもさぁ、えーーーっと、えーーーっと、何と言うたらええんか、わからんって。まともな時間に寝てないせいで、寝転がって本読みかけても1ページともたない。
 きのうエアロ2本終わって風呂入って外に出てタバコに火をつけようとしたなんとすごいタイミングで酔狂から電話。酔っぱの声で「いま8と一緒に寺田町やねん」と。風呂も入ったところですっきりしてたし、バイクでちょこっと走って寺田町へ。例のたこ焼き屋でバカ話。
「もうぴゅっと出したん長いことないんちゃうん」
「何、言うてんねん。オナニー好きなん知らんなぁ」
「変なときにビンビンにならんへん?」
「朝しかアカンちゃうん、朝やったらビンビンなんちゃうん」
「あーアカン、もう朝でもあんまりビンビンならへん」
な、誰にも言わへんって言うたとおり、衆人環視の下に曝したけど、ちゃんと誰にも言うてへんで。こういうのを気がおけないって言うんよね、いいなぁ。ん?気がおけないじゃなくて、目が離せない? むぁどっちゃでもエエ。こういうときに、うじゅうじゅボヤキやらやらかせれたら、たまったもんじゃない。こういうときと違うてもうじゅうじゅボヤキ酒はさいてぇー。
 きょうは朝から降ってるのか降ってないのかわからないような空模様。ずっといい天気が続いてたから逆になつかしい。お空もほっと一息ってところ。だからボクもきのうきょうとホッと一息。


■2002/05/22 Wed■  ジョエル・ピーター・ウィトキンとヘルムート・ラング

Antonio Hart
It's All Good
 あっちに書いてしまうから、こっちに書くことがなくなてしまうんだけど、あくまで「ちぅかあれ、メモ」なわけです。だからご飯メモはしっかりあっちで落ち着いてるでしょ。でもふつうの生活、仕事行ってという生活をしてると、そのメモから膨らましようがないし、年がら年中欲情してるわけにもいかないでしょ..はぁはぁ(^_^ゞ というわけで、いきおいこっち書くのが疎遠になってしまう。みんなの悩み、ちうか、こんな掛け持ちで日記を書いてるものの悩み。誰に頼まれたわけでもない、頼まれた日誌には「特記事項なし」「異常なし」以外は何も書きません。自分で蒔いたタネだから自分でしっかり水をやるだけ。ボク自身はほとんど何も悩んでません。
 ヤモとヘルムート・ラング展を見に梅田大丸まで行った。その前に、北極星でオムライスのお昼というプランもあったので、アメ村の小さな画廊でやっているジョエル・ピーター・ウィトキンの個展?も覗いてみた。このジョエル・ピーター・ウィトキンという写真家はボクもヤモも知らなかった。Lマガジンに載ってた小さな写真がおもしろそうだったことと、たまたまヘルムート・ニュートンの日程に合うからというだけ。しかも個展だということも知らないで、ヘルムート・ニュートンと同じ程度の規模の写真展をやってるんだとばかり思ってた。こんなふうに偶然なのかな、たまたま巡りあったというのもいいもんだ。
 確かにこのウィトキンの写真、コラージュというのはヤバい。10枚ほどしかなかったのだけれど、その中には身体障害をモチーフにしたものや、ネクロフィルらしきものをだったり、どこからかいちゃもんつけられても不思議じゃない。見終わった後、スタバでコーヒーを飲みながら、50万も70万もの金を払って、あの写真を壁に飾っておける人間ってどんなんだろ。創りだした本人なら、まだしも、飾っておくという行為でヤバいと勘違いされかねない、しかもそれに大金をはたいてるとなると、十人中ほぼ十人が、その神経を疑うにちがいないのに。ボクでもちょっと二の足を踏むな。もちろんそれ以前にそんな金がないから悩む必要もないんですけど。
 それはそれとして、作品そのものはおもしろかった。はまりそう。実際、帰ってきてすぐにネットで検索かけて30枚ほど見つけた。あっち(うらまご)だけならもったいないのでこっちにも1枚いただいとこ。これがこのコンピューター全盛の時代に手作業でコラージュしてるというのもすごいね。

 さてと、本番のヘルムート・ラングのほうが食われてしまいかねない様相だけど、いえいえ、やっぱりヘルムート・ラングはすごいよ。ニュートンは何冊か写真集ももっていてけっこう見てたけれど、現物を見るというのはやっぱりすごいや。ニュートンの現物を見るのは初めてね。きっと日頃、映画なんて寝転がってみるものとうそぶいてるけれど、映画館に出かけてみるのと同じように、いやそれ以上のものがあったな。被写界深度が思いきり深い、つまりどこにでもピントが合ってるのに、しっかり被写体を空間的に浮き上がらせてる。とにかく立体的なの。ぐっと脚から腰、そしてヒップのラインが飛びだしてくる。そしてきっちり見るものを欲情させる。ボクとヤモだけかもしれないけれど(笑)、ヒップを包むスカートのスリットに思わず手をもぐりこませてみたくもなる。それとね写真の現場というのは知らないけれど、ニュートンの場合、すごく映画的なものを感じてしまった。監督とカメラマンが一体になった写真家というのかな、先のウィトキンの場合は撮影が終わった後から、フィルムをカットしていく作業、それが演出であるのに対して、ニュートンは撮影現場での演出効果を感じてしまう。ときに創りすぎだろというのもないことはないけれど、その演出があまりにはまってるのがすごいや。

■2004/05/22 Sat■  同窓会?お気楽な恩師たち

夕方から同窓会。もう何回かしてるというのに、知らん顔だらけ(笑) 向こうがこっちを知っていても、こっちは向こうを知らん。その誰もがひとかどの社会人になっているが、それよりか興味ない。
クラスごとに一人一言ずつしゃべれって、
「この先生らを見ていると、非常に気楽に生きてられるように見える。気楽だからこそ、長生きされてる。きっとボクも長生きするでしょう」
とのたまってやった。あとで榎本としゃべってたら、そこに割り込んできた誰だろ、そう非難してるわけでもないのだろうが、恩師がずらっと居並んだ前で、よくあんな失礼なこと言えるなぁと言いにくる。非難されてるような顔つきでなかったのでむかっともしなかったのだが、あれはボクにとって先生たちへの最高の賛辞なんだけどなぁ。社会的にひとかどの位置におられる人にとっては、他人いや恩師ぬ向かって「気楽に生きてる」なんてのはよろしくないんだろうな。こういう場合、社交辞令上は「先生、いつまでもお若くて」と言うべきなんでしょ。でもなんか空疎に感じてしまう。
最近、教師に対して社会的に締め付けが厳しい。ろくでもない教師も多いことは多いが、ろくでもないのは教師に限ったことでなく、議員先生しかり、官僚なんてろくでもない巣窟じゃないか。教師なんてのは閉じられた世界にいるわけで、周囲から「先生、先生」と持ち上げられる(その割に給料少ないのはお気の毒。言うだけならタダだからな)。だけどな、ボクが賛辞を送るのは、「お代官さまぁ」のことばにふんぞり返るのでなくて、気楽に自分の人生を楽しんでおられる(をい、敬語だ)ことに対してなのだ。そいう自分の人生を楽しんでいることを見て子どもたちは育つのだよ。研修、研修とがんじがらめにされ、去勢されてしまった教師なんかに魅力のミの字もあろうはずがない。
前で「先生たちは気楽だ」とのたまったあと、ラッパとひとしきり話し込む。ラッパには教科をもってもらったことはないが、どういうわけか、ラッパにいろいろと蘊蓄を聞かされた。きょうもさんざん聞かされたのだが、そのラッパがボクのルーツの一つになってることは確かなのだ。
結局、いつも顔合わせているメンツとちょこっと世間話をしたくらい。それよりか、菅谷先生の生き方、ボクに言わせれば気楽な生き方に耳を傾けるのに終始してたな。菅谷先生をはじめ、先生らのその後(50歳以降)の生き方にすっかり魅力を感じてしまったのだ。
 


■2005/05/22 Sun■  京都に写真したことなど

 こないだ書き残したこと。
 いろいろと感じるんですよ。ここしばらく、ずっと頭の中は写真のことだらけだから。人が写しているのをとやかく言ってもしかたのはがないわかっているけど。

 下鴨神社・糺ノ森の水辺に菖蒲が咲いているんですね。そんなことをどこでどう情報を仕入れてくるんだろ。菖蒲園にでもなっていて、一面に咲いてるのならまだしもひっそりといくつか咲いてるだけだよ。それも柵があって、その柵の縁から数メートルのところ。あら?菖蒲、菖蒲と書いてるけど、たぶん菖蒲な。ボクはきちっと見たわけじゃないから、ひょっとしたら違うかもしれない。とりあえず菖蒲にしておくけど、その菖蒲に向かって、大型の三脚をセッティングして、あれは何ミリだろ、望遠でひっぱってるのね。それが3人もね。ご苦労様なことだ。ボクは到底あのスタイルで写せるわけがなくて、そんなふうに撮っているのを見てしまうと白けてしまってね、菖蒲に一瞥をくれただけで、別に撮らなくてもいいやって、だからたぶん菖蒲だったと。きっと美しい写真が撮れるんだろうな。でも、そうまでして撮らなくても、誰かが撮ってくれるでしょ。その場はさっさと行きすぎて、ものの50メートルも行かないところに、ほれ、シンビジューム?にかすみ草。なんでこれ撮らないんだろうね。有り難みがないんかねぇ。縁結びの願かけ用に、いっぱいあって、よりどりみどりで撮れるのになぁ。あんな大層な機材なんかなしで撮れるのになぁ。偶然、その場に菖蒲を見つけたら、ボクも必死こいて撮るかもしれないけれど、どっかのカメラ雑誌にでも載ってたんでしょ。そんな情報見てわざわざ撮りに行かないね。
 それからまたぼやーっと歩いてたら、北山通まで来ると、2メートル四方くらいのでっかいレフ板があって、スタイリストやアシスタントやら、たむろしていて、ああ大変だなぁ。商業写真ってのは。きっと撮っててもつまらないんだろうな。と、すぐその横に有刺鉄線が錆びたトタン板にからみついてる。ボクはその連中の目の前で、それをどうすっぺかとカメラ向けてる。ああ、ボクがその商業写真のカメラマンなら、羨ましくて仕方がないぞ。仕事ほっぽり出して写してたいと思うに違いない。あ、でも休憩時間の間にささっと写してしまうか。

 と、こんなふうにこないだの火曜日も京都の町を歩き回って、歩き回りすぎて、もう夕方でそろそろきょうの写真もおしまいかなって、ほんやら洞にころがりこんでしまった。甲斐さんとどうでもいい話を二言三言交わして、しばらくすると、「買い物に行ってきます。ごゆっくり」と出かける甲斐さんの首からカメラがぶら下がってる。それを見てしまうと、ごゆっくりなどしてられなくて、それでも足はもうほとほと痛い。が、もうひと写しするかと、夕闇の河原町を三条まで歩いた。空には半月、そして飛行機雲。




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