・ベッドの上の嵐を知っているのは、枕元にかすかに残っているスタンドの明りだけである。(上・P34) ・いま雪の湖畔の宿で、二人の行動を見詰めているのは枕元の行灯だけである。(上・P266) ・ここまでにいたる狂態のすべてを見詰めていたのは、満開の桜しかない。(下・P80)
これで芥川賞だもんなぁ。おそれいります。きっとどこかの言語学者は怒る(?)んだろうな、いや、ボクは怒ってます。というのは、ほとんど1センテンスごとの強制改行、しかもインデントだ!「段落文体」じゃないですね。この際はっきりしておきましょう。
舐めんなよ!
それでこんなのがバカスカ売れて、印税がっぽしなんだから、うはうは笑いが止まらんだろう。鎌倉だの箱根だの京都だの日光だの軽井沢だの、どこでもえっちやりまくりゃエエじゃないの。はい、正直、白状しときます。この上下2冊組、生の値段で買いました。印税プレゼントしてまいました。むかつく。ミーハーなんだからしゃあないだろ。というか、川島なお美のおっぱいのほくろのせいだよ。けっ。せめて印税分だけでも取り返しておかんと。むかつく。 あ、それで、上の引用部分を探すのにパラパラ見てたら、やっぱりこれポルノじゃん、これ。ポルノのくせに全然エロくないのね。猥語がぽんぽん出してきてもぴくっとも勃起しません。佐藤亜有子の『首輪』はほとんど猥語がなくてもしっかり勃起したのに、抜けないポルノほど最悪なものはない。 はぁ、自分的にどうでもいいことをだらだらと書いてしまった。ほんまどうでもエエねん。でもいっぺんオープンにどっかで書いたろと思うてたから書いただけ。 で、いまサッカーの何やってんの? ボク以上にミーハーなBがテレビつけててうるさい。ちょっとだけ見たけど、やっぱりサッカーはおもろくない。これは東京オリンピックの5-6位決定戦だったかを、長居に見せに行かされたところに起点を発してる。緊迫感がありそうでないんだもん。90分だか、のべつまくなしにわぁわぁわぁ湧いていて疲れるのだ。 それで寝ころんで『フリオ〜』を読んでた。おばけ煙突ね、なんか、わかるわかる、実際に見たことないけど。ボクが小さかったころ『風の又三郎』すごい好きだった。『人魚姫』も好きだったか。。。