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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/07/28 Sat■ 

 
Vanessa Paradis
Variations Sur Le Meme T'aime

いきなり(^_^ゞ 
空中の一点で赤やら緑やら、白い玉を、初速度v0で、あらゆる方向に打ちだしたとして、そのそれぞれの玉の水平から角θとすると、時間t後の、x座標,y座標は(1), (2) と表されるでしょ。これよりθを消去したのが(3)。この(3)が何を表すかというと、中心が で半径がの円ですね。、つまり円の中心が鉛直下方に自由落下しながら、なおかつ半径がv0の等速で拡がる。しかしひとつの点は放物運動している。う〜ん、風流ぢゃ
 と、こんなことを考えながら、見ててもなんも楽しくないでしょ。考えてませんって、いや、ちょっと考えてたか。悲しいね。そしたらアメンボみたいにスイスイっと右へ左へ動くのがどんと拡がって、をー、すんげぇー!! と、単純に喜んでいたのです。
 あー、こんな最高のシチュエーションで納涼三昧、ごめんなさい。さっさと河原にキャンピ用の椅子を2つならべちゃったりなんかして・・・それにしても、なんもかんもこんなうまく行きすぎてエエのだろうか・・・・いいのです!(断言)

■2002/07/28 Sun■  お風呂で思うこと

Ego-Wrappin'
色彩のブルース
 このネタはもうずいぶん前に書いたことあったかなぁ。●●と毎日メールして遊んでたころには、そのメールに書いたことははっきり覚えてるんだけど、そのことを風呂に入るたびに思いだす。●●、元気かぁ〜〜?
 まずはシャンプー、ボクはもうずっとシーブリーズ使うてんだけど、すーすーするやつね。女の人には信じられないだろうけれど、がががぁ〜っと頭洗うでしょ。2度洗いしたらもう頭は泡だらけ。その泡がもったいないので、それで一気に顔も洗ってしまう。文句あっか。そしてさらにこともあろうに、まだ十分の泡で陰毛も洗います。ついでにちんちんも。そうすると、スースーして気持ちエエでしょ...って、くぉらぁ。クセになります。というか、もうすっかりくせになっています。
 もうひとつ風呂入ったら、ついおしっこしたくなるんだよなぁ。き、キミはこどもか(-.-;) 小学校のころ銭湯行ったら、必ず真ん中の溝のところで並んでおしっこしてたのが、すっかり条件反射ができてしまって。ま、そこんところはオトナになって理性で抑えてはおりますが。そんなことをメールで●●に「なぁ、なぁ、お風呂入ったときおしっこせえへん?」と。別におしっこは特別きたないわけでもなし、さすがにうんこはパスだけど、おしっこなら流せば済むじゃんねぇ。それに世の中にはおしっこのかけっこしてる人もおるわけだし。。。。もにょもにょもにょ
 というようなことをいつもお風呂で考えております。決して良い子は真似をしないようにね。やっぱり夏はお風呂だな。

■2004/07/28 Wed■  I Want You… 夏の雲

少し前に見たウィンターボトムの映画『I Want You』、その中で使われていたコステロの"I Want You"、こんなもの夏の真っ昼間にクルマの中で一人で聞くようなもんじゃないな。じゃ、どのようなシチュエーションで聞けばいいのですか。夜に一人で走るクルマの中で流れているというのも、むちゃくちゃにつらいものがあるし、だいたいコステロのバラードは妙にはまってだめです。トム・ウェイツとはまた別に男の琴線をかき乱す声だな。
まごれびゅにも書いたように、映画の中で"I Want You"が使われるシーンに一番がつーんと来たのだけど、そしたらふっとヴェンダースの『パリ,テキサス』の例のシーンに想いがいたって、ナタキン萌えってか、ナタキンを置き換えしちゃって感情移入している自分がいる。『I Want You』にしたって、『パリ,テキサス』にしたって、う〜ん、共通項はアレなんだけど…つらいな、男って生き物は…(クライ…)←一部の人間にだけ通じるギャグ
ヴェンダースって、これしかないんちゃうというくらいの『パリ,テキサス』なんだけど、どんどん想いは進んで行って、映画の初めでトラヴィスが歩いているシーンに移って行って、そうしたら、はっと気がつけば夏真っ盛り。そしてね、夏真っ盛りというとギラギラに照りつける太陽…、じゃなくて澱んだ熱い空気のかたまりであったり…、いやいや、太陽と対になるとすれば、夏の雲、入道雲に、ボク自身の夏の想いは集約されて行ってしまうのだった。
夏の雲を意識してしまったのは、倉橋由美子の『わたしのなかのかれへ』という彼女の最初のエッセイ集にたしか「夏の雲」というエッセイだったか。そして『暗い旅』の主人公の女が処女喪失のシーンだった。それ以降、いくつもいくつも夏の雲を見てきてしまった。ときには見ることができなかった夏の雲もあったりして…。そしてあるときは夏の雲を写した。その夏の雲にどう感情移入してくれたのか、「まごちゃん、あの写真、デスクトップにしたよ」って…。

やっぱり今年も夏の雲に目の中に焼き付いてくる。だけど、その夏の雲への想いは現在につながることもなくセンチメンタルに流されて行く。するとその横でお嬢様が言うのだった。
「まだ夏は始まったばかり」



 


■2006/07/28 Fri■  夏の石

 こう暑いと早くも夏バテ状態。あ〜、1年前は炎天下のポートピアランドをうだりあがってひとり彷徨していたな。そういや、みんな、勉強してたのだなw オレは抜け出してはひとりで写真撮り歩いてたけど、あのときだって、あまり暑すぎたら気分が盛り上がらないので、そう写真が撮れるもんじゃないな。

 今年はね、これっていつでも撮れるだろうなんて、妙な安心感ね。これまでなら、きょう、撮りにいかないとまた仕事で撮りたくても撮れないじゃないかと、追立てられて夢中で撮り歩いたけど、まぁこんな暑かったら、いいかぁって。それが逆に、こんなにだれとっていいのかなんて焦ってみたりするけど。いまちょっとflickrで、去年のいま時分は、どんなん撮ってたんだろうと見てみたけど、やっぱり暑すぎて撮れてない。焦ってもどうにもならんよね。それよか、読書ねw あ、これは大事よ。森山大道があんなに撮れるってのは、どこかで文学してるから。そこのところを、見落としちゃってるよなぁ。何を、どう撮るかなんてのは、表現することにちがいないのだから。
 それできょうは、ほんとカラダに力が入らないというか、アタマもぼぉーっとしてたので、寝転がって久しぶりに中上健次。をい、アタマ、ぼぉーっとしてるときに中上はないだろうw あ、いや、短編だから。『楽土』
 寝転がってパラパラと見てたら、『楽土』の書き始めが、牡丹の真っ赤に燃え上がってとか云々だったから読み始めた。こういうのは、ちょこちょこと、文章の中に色が見えてくるんだよねぇと、よくヤモと空いてる時間にしゃべったりしてたのにね。30分とかからずに読み終わり。いいねぇっていうか、ぎゅぅっとはらわたかどこぞを握りつぶされた、あるいは水の入ったペットボトルで後頭部を殴られたって感じ。重い。重いのは、それは中上だからしゃあないでしょ。調子にのってもう一篇読みかけたけど、あ、これは『鳳仙花』のプロトタイプだなって、でもほんとアタマがぼぉとしてたから、それはほとんどアタマに入ってこない。しゃあないか。そうね、4月からこっち、ほとんど本は読めてないから、あの軟禁状態というのは本を読むのには都合よかったんだよね。機を見つけて読むようにしましょ。
 そうそう、書き忘れるところだった。「牡丹の真っ赤に燃え上がって」というのに、反応してしまったのは、いま、ほとんどモノクロでしか写真撮れてない。こないだね、ヤマダの写真見てて、いちばんいいなって思ったのが、ケバい、ケバすぎるくらいの花の色。あ〜、とても、平和ボケな花の写真じゃないのな。ケンカ売ってきてるよ。こんな写真、撮りたいよなぁってすごく思ったのな。その写真と、中上の「真っ赤に」というのが呼応したのかもしれない。ヤマダはね、ヤツのトイレに何冊か、文庫やらおいてあった。こないだ、ヤツんとこでウンコしながら、そこにあったデヴィト・リンチの映画の本をパラパラと見た。ヤツは何を読んでんだろ。でもあんなふうにトイレに本を置いて少しでも読むってのはいいことですよ。それがヤツの写真にも出てるんじゃないかな。トイレの水あふれさせて、その本をビショビショにしてしまってごめんなさい。

 それと、もうひとつ、ヤバいのは、尿管結石。尿管結石そのものはたいした病気じゃない。あ、ただね、あの父親も尿管結石で、あれは、ちょうどこの真夏、父親が五十前、ボクがまだ大学生で帰省中のこと。夜中に痛さで呻いているのをクルマで病院に連れてってやった。次の日、炎天下にバイトにカテキョー行ってたら、クルマで迎えに来てくれた。別に息子がバイト行ってるの迎えになんか来なくてもいいのにね、夜中に病院に連れてってもらったのがうれしかったのか、自分のうれしさをこっそりそういうふうに表現する人だったんだな。それから数日して、こんなん出てきたと、金平糖のような金色の石を見せてくれた。どうしてそんなもの採ったんだと聞くと、しょんべんするときに金魚の網にしたと言う。変なヤツ。その親父が尿管結石で苦しんだ年は、もうとうに過ぎたけど、いまマジやばいって。写真撮り歩くにも、水を持ち歩いて、しょっちゅう水飲んでないと^_^;


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