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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/08/01 Wed■ 

 
FOXY BROWN
Broken Silence
 軟禁生活2日目。なんて言いながら、けっこう好き勝手やっとります。1日目の夜にはさっさと抜け出して、足抜けしたわけではないですが、知り合いの家に行ってちゃっかりコーヒーメーカー借りてきて、部屋でがばがば飲んでおるよ。きょうはきょうで昼間にBOOKOFFへ抜け駆けしたんだけど、収穫なし。夕方にちょいとコンビニへ。どこが軟禁生活やねん(^_^ゞ
 夜は花火大会、ついこないだ花火大会見たところだしねぇ、8時からたったの30分。打ち上げの高さも低いし、それに何と言っても肝心なものが抜け落ちた花火大会は味気ないぞよ。ねぇー。
 ところで軟禁生活に入る前に家のトイレに置いてあった倉橋由美子の『最後から二番目の毒想』というエッセイ集。あ、トイレってけっこう貴重な読書タイムだよね。うちの家にはなんらかの本が必ずと言っていいほどに置いてあって、なかったら、もう一度戻ってそこらにある本を持ち込んで、しばらくその本はトイレ本となるわけ。それでその倉橋のエッセイ集をぱらぱらと読んでたんだよ。「知的生活」ということばに噛みついてるの。「知的生活」なんてことばが流行ったのはもう十何年も前の話だけど、このエッセイ集も十何年か前のだ(だからBOOKOFF100円)。何かにつけ噛みつきたがるのは昔から全然変っとらんなぁと思いながら読み始めたら、
「知的生活」とは自分で作らずに「消費」して楽しむ人の生活なのである。
と来て
人より少しばかり本を読み、「**講座」に出席し、「知的」な会話を交わせば、それをしない人より「高級な」生活をしていることになるわけではないのである。
と、ばっさり。
 ははぁー、ごもっとも、ごもっとも。キミだ、キミ(^_^ゞ あ、ボク?
 うーん、やっぱ、うざいんだよねぇ。その実、嫉みぶりぶりで、一皮剥いてみたら下賤だったりして、もう手に負えないです。とにかくまず自分の身体を使ってナンボってもんちゃうかいなと。

■2004/08/01 Sun■  放浪癖

今年の夏は悲しいくらいに予定がない。ないことはないけれど、一人でぷらっと放浪する予定がないのだ。が、よく考えてみると、ほんとにひとりでぷらっと、あてもなく、今晩どこで寝るのかも考えずにさまよっていたのが懐かしい。ちょっと日記などから拾ってみると、

95/07/31-08/2021日初北海道
96/08/07-08/2115日北海道巡礼
97/08/02-08/2423日日本縦断ツアー
98/07/31-08/1516日おくの奥の細道(東北)
99/08/14-08/229日このみちはいつかきたみち(九州)
00/07/28-08/0710日まごっと版・逃亡者2000

をー、この6年ほどは過激だねぇ。01年の夏は某所に潜伏して^_^; 02年はヤモと東京徘徊しただけ。去年はキャサリンとヨーロッパを歩き回ったから、ちょっとは派手だけれど、何だか21世紀になってからしみちょびれとるね。とにかく「ひとりで」というのがないのが辛いワ。ひとりじゃなくてもひとりで動き回ってたのに。ひとりになったら、ひとりで動き回れなくなった。わけのわからんこと書いてるなぁ^_^;
あのですね、基本的に「ひとり」というのが好き。でも....でもなんなんだよ、と言いましたね。

というわけで、きょうから8月。先週1週間はテニス漬けでくたばったせいで、きょう久々のオフは、ちょっと昼にタバコを買いに出たら、あまりにジリジリと照りつける太陽におそれをなして、家でくたーっとしながら、金本701試合フルイニング出場を祝ってたのだ。
まぁ、こういう夏もある。友だちん家に遊びに行ってもいなくて、暑い中をとぼとぼ歩いてた高校生だった夏を思い出す。




■2006/08/01 Tue■  葉月だから

 うらまごに続きはまご日記にてなどと書いてしまったから仕方なく書いてます。

 区役所行ったついでに、かつての場所でも撮り歩こうと思ったんだが、そうそう写真にできるもんじゃなくて、ほんと別に個人的以外になにもない場所って撮るの難しいや。5月に東京行ったときも、いっぺん豪徳寺歩いてみたれと、でもよく豪徳寺の裏通りなんか写真にできるな。あ、知らない人のために解説しておくと、豪徳寺ってのは荒木経惟の家があるとこな。そして写真集にも何枚も豪徳寺の裏通りが収められている。私写真ね。

 もうすぐ話が横道にそれてしまう。得意技ね、実際に歩いてるときも。それで区役所の近くっていうと、ボクの母校があるわけですね。あそこはクルマでよく通り抜けるものの、歩いて行ったことない。そのすぐ近くを幾度も歩いてはいるのに、何故か、避けてるように行ったことがないというのも不思議。
 ここ10年ほどの間に府立高校はほとんど建て替えられて、そう、正門の位置もまるっきり変ってしまってた。そして正門から、こっそり入ってったんだけど、あは、入るのに許可というか面通しが必要なのは小学校か。何のチェックもなくすっと入れたんだけど、まるっきり変ってしまっていて、これと言った感慨が浮かぶわけもなく、だからシャッター切ろうなどという気にもさらさらなれず、さっさと退散。同窓会云々でなんじゃかんじゃってガラでもないにしろ、もう少しセンチメンタルな気分にしてくれよ。
 母校の周辺だから土地勘は十分にあるわけだけど、そりゃ30数年も経てばいろんなものが変ってしまってる。歩いてるうちに、一時つきあってた女の家の近くに来てたので、どこだったか探してみたけどわからんのな。彼女とは特にどうこうということもないうちに、去る者日々に疎しとなってしまったから、これもその家が見つからなかったからといって感慨はなし。ま、こっちのほうが少しだけセンチメンタルにはなったか。くそっ、あんときやっときゃよかったとか(^◇^;)

 結局、2時間ほどクソ炎天下の大阪の町を歩き回って、何もなしかというと、うはは、ひょっとして何かが始まるかもしれないのだ。だってもう8月だもんね。


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