これまで夏っぽいことなんか全然なかったから、一気に夏が押し寄せてきてる感じがする いつもいつも夏でしかない。冬が来るなんていう気が全くしない でもね、冬は冬でいいな、寒いねっと言いながら、フトンを取り合いして...じっとしてただけなんだけれど
なんて芸風変えたろかと思うたけど、変えられんねぇ(自爆) はい、いつもの調子に戻りまして、灼熱地獄4日目の終了。さすがに4日目ともなると、ずいぶん脚にきてる。いくら気合いを入れようとしても入れた尻から抜けていく。はぁー疲れた。 こういうときは明日からのモードに備えて爆睡すりゃいいんだけど、まずはBOOKOFF行ってる人。鈴木翁二『透明通信』と花輪和一『刑務所の中』見つけ。たうぜん100円ではない! が、即、ゲットぉー。ちと、うれしい。新規開拓のBOOKOFFに行くとふっと欲しいのがあったりするもんなんだよねぇ。ほかに山本太郎の'70前後の詩集が100円。これって買いだね。一番輝いてた時代だもん、むちゃ儲けた気がする。あと何だっけ、沢野ヒトシ、個人的にあんまり好きではないんだけど、100円だったし、まぁいいかぁと。 実家によって、冷房があるというのもエエもんだね、汗だくになって、手は油で真っ黒になりながらクルマのキャリアを外して。キャリアが屋根の上に乗ってたのって15年ほどずっとでしょ。せっかくのルーフも檻の中のようだったから。
と、まぁいちおう準備だけはして、いよいよ出番。しばしバイビー(@^^)/~~~
8月6日 9:20AM リック・ジェームスが逝ってしまった。
せめてもの救いはロジャーや2パックのような悲惨な死に様でなく、既往症による穏やかな死だったことか。それでも介護士が死んでいるのを発見したという。介護士の世話にならなければならないほどの状態だったのか。クラックやって暴行事件で逮捕されてから、リックがひどく肥りだしたのが気になっていた。数年前にはついに日本にもやってくると言われたのに、クスリの前科のせいか、日本に入国できないことが判明、キャンセルになった。最近のリックの写真はかつてのSuperFreakの見るかげもなくぶくぶく肥って、体調があまり良くはないとうかがわせるものだった。それがクスリの後遺症なのか、キックオフするための反動だったのか。 夜になってキャサリンと二人で "Ebony Eyes" を聞いていると目がうるんでくる。キャサリンが「やっぱりアメリカにまで見に行けばよかった。」と言う。その昔、リック・ジェームスが日本に来たら、リックの部屋でお泊まりしてもいいぞ、なんて冗談言ってた。それくらいに、ボク以上に、何倍も何倍も、リック・ジェームス・フリークの彼女だから、行かせてやったらよかったなぁって、でもビヨンセならいざ知らず、リック・ジェームスならボクも絶対に行きたかった。キャサリン一人で行かせるわけにいかないか(笑) リックのオフィシャルにはこの前までライブの日程などもアップされていたのに、いまは、お葬式の日程がアップされている。そして 《 LEGENDARY MOTOWN ARTIST》・・・伝説のモータウン・アーティスト リックのレーベルがゴールディ(モータウン)であったことが、幸だったのか不幸だったのか。まさに「伝説としてのモータウン」にあって、唯一無二のファンカーだったよ。「伝説のモータウン」が「看板としてだけのモータウン」になりはて、時代の流れがリックを埋もれさせ、押し流し、溺れさせたという気がしてならない。それでもリックには自分のファンクが絶対だという自信があったんだね。そしてリックがそう言うのなら納得できた。あの逆向きの流れの中でファンクを生きてきたんだから。きっと不器用だったんだね。オヤジ(クリントン)のようにしばし逼塞してればよかったのに。もがけばもがくほどに、流れから取り残されて行った。されどファンクだったんだね。
リック・・・ファンクをいっぱいありがとう。安らかに。