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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/08/10 Fri■ 

 
Run-D.M.C.
Raising Hel
 どうせ明日は書けないはずだから、先回りして書いといたれ(笑)
「これまで夏っぽいことなんか全然なかったから」などときのう(?)アップして、よく考えたら個人的には熱中症寸前になったり、花火大会見たり、灼熱地獄だったりで、今年はひじょーに夏っぽいのだ。毎年、どこか夏っぽかったりして、「あ、夏、終わったね(稲村ジェーン風に)」ってのもあったりしたわけ。だからきのうの「これまで夏っぽいことなんか全然なかったから」というのは蝉の話....かいなぁ(笑)  ま、なんでもエエでしょ、夏なんだから。 ♪〜夏が来る、がんばってるんだからきっと来る・・・と歌うてごまかせ。
 で、ちこっと身辺整理なんぞもしておかないとダメなんです。老ボケの入ったイカ太郎があっちこっちでおしっこするんだもん。だいたいボクの座ってる回りはわが家の吹きだまりなわけで、いらんもんやら処分不能ののモンが磁力にひきつけられるように集まってくるのね。「痩せたから着れるだろ」といらなくなったTシャツなんぞが来る分にはいいんだけど、DMなんぞがぽいぽいぽいぽい机の上に置かれて、その上を猫が蹴散らかしながら歩く。椅子の回りにはライターやらコードやら、MDやら、MOやら、猫の毛やらもうとんでもない状態で虫がわかないほうが不思議。事実さっきちょっと片づけたら紙魚がうようよ歩き回ってもう悲惨。それにですね、紙魚に効くのかどうだかわからないけど、ルーチョンキはお猫様のせいかなぜかご法度なの。紙魚が出たらきゃぁーーと叫んでるだけ。ボクはエコでもなんでもなくて強いて言えばエゴなわけだから、ぶしゅーーーっとルーチョンキでもなんでも撒き散らして、できるならル−チョンキの臭いで猫が寄ってこなくなったらありがたい、とヒジョーに冷たい。自分の牙城を脅かしてくるようなものなら、猫であろうが紙魚であろうが容赦はしないぞ。ボクのテリトリーに足を踏み入れて、高濃度ルーチョンキが足についてそれを舐めたせいで倒れても知らないぞ、と。こういうふうに身辺掃除をするたびに切れてしまうのであった。あぁー、顔に猫の毛がついてむしゃくしゃする。
 さ、しばらく猫毛に悩まされなくても済むと思うと、あ、帰ってきたら大台かぁ、へ?何の大台?


■2004/08/10 Tue■  ミュージッシャンの死

人が死ぬのは、こればっかりはどうしようもない。つい最近ではアンリ・カルティエ・ブレッソンが、半年も前だけど、ヘルムート・ニュートンが死んだ。
写真家や作家が死んだところで、確かにもう新しい作品に触れることができないという理由で惜しいという気がする。ブレッソンの場合はもう撮ってなかっただろうから、そんな気も起らなかったのだが。ところがミュージッシャンや役者が死んでしまうとどこか辛い。役者といっても映画俳優なんてのは写真家や作家と同じにただ惜しいってだけなんだが。役者て言ってパッと頭に浮かぶのは唐十郎くらいか-_-; 唐さんはまだまだ元気だけど。それで、その違いはミュージッシャンや役者は生身で自分の前に現れるから、キザった言い方をすると、もう彼らと空間を共有することができなくなったからってことでしょ。
一番、ショッキングだったのは、ジョン・レノン。レノンなんてはるか雲の上の人であっただろうけれど、ミックにしたってディランにしたって生きているからこそボクの目の前に現れた。そのことは決して忘れない。だからいつの日にか、レノンが殺されてさえいなければ、何がなんでもレノンは一目見たかった。
ジミ・ヘンもジャニスもそう。とくにジャニスの場合はジミ・ヘンからたったの2週間だったから、なんでなん?どいつもこいつもどんどん消えて逝きやがって、とジャニスの死でジミ・ヘンのショックが増幅されたのだった。そして時間の流れからすると三島由紀夫。あまりの凄惨な死であっただけに。三島のこと書くと長くなるからおいとく。ミュージッシャンでいくと、ジャニスから半年でジム・モリソンかぁ。もうわけわかんねぇ〜って、どいつもこいつもクスリ漬けになりやがって。くぅ〜、その筋ではエディ・ヘイゼル。エディの場合はP-FUNKの脈絡だから、世代的なショックなんてのはないんですけど。世代的なショックっていうと、シド・ビシャスですか。それと尾崎。でもここらはボクの世代じゃないからショックなんて感じなかった。
マービン、ロジャー、2パック、ビギーの4人。4人とも殺されたから。マービンは伝わってくるのに時間がかかったから、自分的にはそんなショックってわけでもなかった。ブラックの間では「なんでマービンなんだ?」とかなりのショッキングなニュースだったと詠美が書いてた。ボク自身でいうとロジャー。殺ったのが兄貴だったし、その兄貴も直後に自殺してしまうなんてひどい話だったもん。それに3度も間近でライブ見ていて、そんなふうに間近に接していたのが突然殺されたと聞くとつらい。

結局、簡単に言うと、レノンもジミ・ヘンもジャニスもモリソンも、そしてリック・ジェームスも見たかったなぁ、もう見れないんだなぁって心残りってわけ。と、それだけのことだ。だけど、いまここにあげたミュージッシャンはそれだけで済まないものをボクに残してってくれたのだ。

ついでの話。さすがレノンというべきか、リック・ジェームスの場合は彼の死からボクのアンテナにかかるまで2日以上かかったのに、レノンはたった数時間だった。昼にFMをたれ流してたら、突然ジョッキーがしゃべりだした。あれ、ジョン・レノンがどうしたとか言うてへんかったと、それからテレビをかけてみたら、しばらくして大騒ぎになってた。そして夜には、ロックなんてというような奴までテレビに出てきて、ビートルズだけはちがったなどとほざきやがって、じゃっかましわいとブチッ。そうして『ダブル・ファンタジー』を回してたら、レノンのたたりか、プレーヤーの回転が急に速くなったり遅くなったりおかしくなった。ちなみにうちの『ダブル・ファンタジー』はほんとにたたられていて、これに限ってプレーヤーがおかしくなったのだった。結局、それはプレーヤーを買い替えるまで続いたのだった。




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