木曜からton2がオサルと連れ立って帰ってきていたので、それにつきあって、ここしばらく忙しかった。おまけに仕事のほうもびっしりだったから、ほんとくたばったよ。 NYA-SAMAに会わせるのにアカ組事務所に行ったり、かと思えばカラオケだし、きのう日曜は、二人を連れて、以前から行きたかった横尾忠則の岡之山美術館と、姫路市立美術館のヨーロッパ幻想の系譜展のはしご。そっからだあーっと大阪に戻ってアカチックのライブ。元気でしょ。 姫路の美術館ではたまたま「シュールレアリスム絵画の手法」と題したレクチャーがあって、半分居眠りながら受講。シュールって好きだけれど、まともに勉強したことなどなかった。だから、フロッタージュだとかデカルコマニーだとか、なるほどねっていうレクチャーで、ボクにはおもしろかったけれど、いちお勉強してる人には通りいっぺんの話だったんじゃないのかな。 しかし、レクチャー受けて、さっそく勉強してみようっていうこの向学心?どうよ。 それでね、ルネ・マグリットのポスターだったし、マックス・エルンスト、ポール・デルヴォーなどが出展されていると聞いてたから、てっきりシュールの美術展だと思ってたら、「幻想の系譜」というタイトル通りの幻想絵画をどっと一堂に集めてみました、という様相で、肝心のシュールは4分の1くらいしかないしね、せっかくレクチャー受けたのに、そんなところをもっと見たかったなぁ。幻想絵画といわれるあたり好きなんだけど、幻想絵画というのはこんなんですぅー、ひと通り、見てみましょうって感じで、ちょっと物足りなかった。やっぱり日本のあっちこっちの美術館の所蔵を集めてくるだけじゃなくて、ベルギーあたりからでも目玉になる作品を持ってきてほしかったな。