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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■1998/12/15 Tue■ 

くるまやで蕎麦食うてさっさと帰る。ここらあたりは一人でぷらぷらしてるのと違うところ。大阪着いたら6時過ぎ。

■2001/12/15 Sat■ 

Champaign
How 'Bout Us
 このくそ寒くて風がびゅんびゅん吹く日にテニスしやなアカンのよぉ。汗なんかさっぱり出てこんっちゅうねん。しっかり身体の芯まで冷えきってしまう。あまりに寒いので、帰ってからホットカーペットの上でふとんひっかぶって『CUBE』を見始めたけれど、思いきりくだらん。いきなり人間がサイコロに切り刻まれる(一瞬、『ザ・セル』の馬の断面を思いだした)のには、あーこれはくだらんぞと思ったらやっぱりくだらなくて、ホットカーペットの魔力が勝ってうっつらうっつらし始める。ふっと気がついたら、相も変わらず、くだくだくだといったい何やってんだか、こんなのどこがおもろいのかねぇ。ボクには全く理解不能。こんなもんボクに薦めた人、ごめん言うて下さい。いちおう、残りは早送りして観たけれど(この貧乏人!)、やっぱり早送りしてもおもしろくなってそうな要素が全くなかった。ちなみにCinemaScapeの採点では3.7とまずまずだけど、人の評価はアテにならないな。アテにしてないけど。
他人のやってるTVゲーム横で見るほどヒマじゃねぇ

 で、おもむろに『CURE』を出してきて見始めたけれど、こっちのほうが100倍おもしろい。昨晩の「きりきりきり・・・」(-。-;)とエエ勝負。
 でも『CURE』と『CUBE』を同時に借りてきて、まごまごれびゅに2つ並べるのなんて粋を狙ったつもりだったのになぁ。まさか『CUBE』がこんだけつまらんとは思わなかった。こんだけ観てたら超絶くだらんのにあたってもしかたないか。

 なんか退屈。。。。


--------------本日の食事
朝 トースト1、ベーコンチーズパン1/3、ミルクコーヒー1
昼@いも膳 そば、チキンカツとじ
夕 ハンバーグ、サラダ


■2002/12/15 Sun■  粗珍の性歴ー白日夢

Honey
Ohio Players
 夕方からふらっとミナミへ。日曜のこの時間のアメ村はお子様でいっぱいで、ある意味、原宿化しておってつまらない。そういったところは無視してアメ村古本祭に。
 あれこれ見てたが、一番おもろいなと思ったのは『粗珍の性歴』という独立系のピンク映画のポスター。たぶん70年頃なんだろうか。田中真理の『しなやかな野獣』にまざってあったのと、いかにもというタッチの手描きの絵がらが70年代のにおいがぷんぷん臭う。こんな映画、知りません(^_^ゞ ひょっとして3本立てのうちの1本として見たかもしれんが、記憶にございません。出てる女優も、監督も知らない。でもタイトルがエエやんねぇ。他のにくらべて安かったし、たしか500円くらい、よっぽど買うたろかとも思うけど、うちの女たちに顰蹙かいそうだもんなぁ。トイレに貼っとくとしても、だ。
 武智鉄二の『白日夢』があって、秘蔵写実第二版などと表紙に書かれてあって、何やら怪しげ。安かったし、とりあえずこれは即ゲット。あとちょこちょこと漁って、日頃ヤフオクで漁ってるから、とりたててめぼしいものは見つからず。
 アベノのBEAMSに用事があったので、いつものわなかのたこせんにかじりつきながらぷらぷらとアメ村を抜けて、地下鉄で天王寺へ。BEAMSでK子を探したけれど見当たらず、休憩中かもとスタバでコーヒー。暖かかったので表でタバコを喫いながら、買うた本のビニール袋の封を開ける。いまや漫画とか、その類はビニ本だもんなぁ。
 で、『白日夢』です。パラパラと開けて見るに、ほぼ全ページにわたって、カラミの写真。愛染恭子じゃないですか。はっと、ボク勘違いしてたんよね、『黒い雪』と。『黒い雪』、これも見たことはない(だって公開はボクがまだ中学生のときだったから)んだけれど、厚木基地だかの金網の前を全裸で走ったとか、それから『黒い雪』裁判なんてのもあって、当然武智鉄二だから猥褻です(^_^ゞ で、目の前にある『白日夢』を見ていると思いだした。これは『愛のコリーダ』のちょいと前、日本で初めての本番を撮った映画だったのだ。男優がかの佐藤慶で、いざ本番シーンをとる段になって、さすがの佐藤慶も緊張したらしくインポテ状態で、愛染恭子がしゃぶってやって、なんとかいたしたという話をどこかで読んだことある。そのとき、まぁその当時フェラチオなんてのは、今のようにポピュラーな行為でなくて、かなりアブノーマルな行為と認識されておったから、すげぇーな、女優っていうのも、映画のためにはしゃぶりますかぁ(..;) ボ、ボクも....なんて思った。そのことを思いだしてた。
 いまだったら、ウスケシやら流出で、当たり前だけれど、たとえば愛染恭子をころがして、下半身を抱え上げて、佐藤慶が指をケツにつっこんでるというのまで写ってるぅ。ナニ、これほとんどエロ本じゃんか。ところが、ぱっくり写ってるはずの、マ●コの部分には口の写真が嵌め込まれてたり、たぶんビラビラまで写ってたんでしょ、能面の写真がはめこまれてんの。当時のご苦労がしのばれるのと同時にけっこう笑えるナ。それにしても、時代的に見るとかなり過激です。それでこういうのをさすがのボクとはいえどもスタバで堂々と見るわけにいかず、すぐに別の本のビニールの封を切ってましたけどネ。
 『白日夢』の映画の方も、これは公開当時(76年頃?)もう十分に見れる年になっていたにもかかわらず見てないんだよねぇ。見てみたいなぁ。  


■2003/12/15 Mon■  誇張と剽窃のあいだ

 思い立ったら、すぐ書かないとね、すぐ忘れる。すぐ忘れるというようなことはどうでもいいことだろう、とも考えられるのだけれど、いかんせん、老化というこわい劣化が始まっているので、どうでもいいことばかり覚えていて、肝心のことは忘れてしまう。
 うらまごにもリンクしたのだけれど、『欲望と理性のあいだ』という日記サイト。しっかり読んだわけじゃないけれど、かなりきわどいです。おもしろい。
 で、問題は12/12の日記なんだがね、わぁー、それまで毎日更新してあったのに、ぷつっと止まっている。うん、やっぱりかく言う問題発生なのか。ちょっと引用させてもらっとくと
言論の自由の最大の敵は身内である。見つけられるのが早いか、サイトが終了するのが早いか…。きっと最後は開き直るか見なかった事にしておくかだな。

 その種のネタの場合、これは深刻な問題で、何も書けなくなる。この点に関して、ボクはガードが甘くて、身内ばかりでなく、仕事関係にもけっこうなところバレまくっているのだ。だから、
《昨日はマンコにチンコ入れながらアナルに指入れてやったら、ヒィヒィよがって、最後には失禁してしまいよったんよねぇ》(かなり前述のサイトからパクってます(^_^ゞ)
なんてことを書けないでしょ。をー、さすがこいつ教えんでもやることやっとんのぉーとオヤジが読んで褒めてくれるか? だいたいです、ボクの仕事は毎日、何10人かを前にして、わけのわからんことをしゃべってるのですが、「このおっさん、ここじゃこんな意味不明なこと言うとるけど、きのうの晩、顔面射精やってそのままねじこんだ変態だぞ」なんてシャレにならんです。
 その分、作家っていいよなぁ、「この物語はフィクションで、実在の人物、団体とは一切関係ありません」の一文ですべて解消してしまえるんだからな。anonymousな関係を保ってる限りにおいて、をっ、ちょっとお堅い書きだしになったナ、何でも書ける。匿名の手紙なんてね。そこにかなりの誇張、剽窃が含まれるにしろ、それに比例した真実も含まれる。anonymousな関係が崩れると、ほんとうのところを書きたくても、剽窃部分をかなり大きくしていく必要がある。
 まぁ、本当のことなんて、誰にも、自分自身にもわかってないからな、好き勝手書くばかりよ。さて、それを楽しみたければ、ネットというフィルターを通したら、たとえ、身内、仕事関係といえども、anonymousな関係に陥ってしまってることに気づくべきだな。そのことが理解できないなら、楽しむ資格なんかないね。
 


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