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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/04/07 Sat■ 

Rick James
BUSTIN' OUT L SEVEN
 一枚だけあった紙の真ん中をちぎって穴をあけるぅ、うん、そこに指を入れて、指の先が汚れるのはあきらめて、ぶすっとつきさして、ぐるっと回してふき取るぅ、さっきくりぬいた紙を折ってとがらしてぇ、爪の間にはさまったのをつる
 ぎゃあああああああああああ、もう、ぎゃああああああああああ、うんこちんちん、好き(*^_^*)
 で、指の先はにおてみるんやろ
 におう、におうううう
 ぎゃあああああああああああ、もう、ぎゃああああああああああ、うんこちんちん、好き(*^_^*)
 恵比寿ガーデンプレイスの山手線をはさんだ向いに、一見やぼっちいネオンの看板が、そのやぼったさに惹かれて、入ってみた串焼き屋はお客は誰もいなかった。
 すいませぇーん、よろしいですかぁーと、勝手にいちばん奥のボックスに陣取って、盛り上がるうんこちんちん。。。。君ねぇ、こんなおっさんどもにつきあってるからね、と、あ、でもパパなのか。うんこ、うんこ、うんこ
 ポケットの中さがしたら、森永のミルクキャラメルしか入ってへんかったんよ。
 あの箱をもんで使うたんかいな
 ちゃう、ちゃう、口の中にキャラメル6個ほりこんだんやんか。
 キャラメル、キャラメル、と、あ、そうそう、アフタヌーンティーのキャラメルミルク好きやねんもん。
 ちょいと、きょうは夜遊び小休止。アリバイ作りと中央線の人になったのだ。
 てっぺんは源氏山公園になってて、ぜいぜいはぁはぁ(;^_^Aアセアセ・・・ ちょっこら休憩と、公園のベンチに座ると肩に回した手に汗がにじむ。はっと、見りゃ湘南、茅ケ崎・・・見えると思うてたのに見えへんじゃないの。ん〜、ここじゃなかったんかなぁ、海が見えるとばっかり思ってたのに・・・ブツブツ、と、ぐっと手に力を入れて・・・ウソウソ 花見の人、あっちゃにもこっちゃにもおるのに、真っ昼間でしょ。
 「高所恐怖症だって言ったでしょ」
 「ゑゑゑゑ〜、坂下るのに、高所恐怖症もなんも(-.-;) あぁもうしゃあないなぁ」
と、手ぇつなぐのもうれし恥ずかし、あ〜れぇ〜。ってしっかし源氏山から扇ガ谷に下りてく道っていったい何なんしょ。寺の墓地に入ってしまいそうで、そうじゃないか、こっちかなぁって下っていったら、道の幅が片足の幅しかなくなる。
 「まごちゃん、絶対まちがってるよ」
 なんて言われても、
 「ぎゅっと手ぇ握っといたるから、早よ、下りぃや」
 なんだかんだってちゃんと下りてきたやん。ほとんどハイキングだったな(笑)
 その時きらきらと光のかけらのようなものとして救いが降りてきて、それはクリスマスツリーの飾りで光が微粒子加工されるホテルのロビーの空気を私に思わせたのだが随意にならない体の接地面が徐々に広くなり、私の底に穴が空いた。そこに意識を集中して吉岡に入ったときのように願いを注入した。生理とはいえ、人前で放尿したことはなくて最後のロックはなかなか外れない。括約筋ってやつ?なんで私こんなこと考えてるんだろう。目を閉じたかった。私は、自由に、なりたい。体が浮いた。温かいものが流れ出て、私の下を、時間が流れていった。私の上を、時間が流れていった。私の中を、時間が流れていった。やっぱりでも抱いて欲しい。私はここにいるんだもの。さわって、そう口に出せないのがメンタルなものなのか薬理なのかわからない。どちらでも、同じことかもしれない。私は流動して地に吸われながら地を覆い、世界の果てまで行ってもまだ広がる。
 新しい部屋はまだ引越しの片づけが終わらないまま雑然としてた。あしたの弁当を作るんだとブロッコリーを茹でている。夜中にブロッコリーを茹でている。マックを立ち上げると、なぜだか、爆弾が出る。どうせなんだからシステムごと入れ替えてしまえばいいやと再インストール。どういうわけだか、東京に来てこんなことばかりしている。インストール完了。再起動。が、またしても爆弾。機能拡張をはずせばなんとか立ち上がりはするものの、そこから先に進まない。最終手段=初期化に出ることにした。そうなると、データをMOに退避させて・・・・と、やっとのことでパーティションも切って、と、もうすでに4時をまわってる。いったい何しに東京に来たんだ。
 「手を振るまごを見てたら、なんか胸痛くなった」
 確信犯だったなぁ、時間はもう7時を回ってる。ここらでお尻を上げないと、最終20時48分に乗れないというのはわかってた。
 「まごさん、もう間に合わないんじゃない」
 「おねえさん、うらがすみぃー」
 「もう京都だよ」とメールを入れた。すべてはワイルドカードのため。やっぱりちょっとだけでも会いたい。


■2002/04/07 Sun■ 

Shakira
Laundry Service

 言い訳するわけじゃないけど、2年ほど前に赤坂真理に夢中になっていたときに、田口ランディというのがおって、それもおもしろいよと教えてもらったのが最初。(赤坂真理もそいつに教えてもらった)なんか、ネットの中から出てきた作家だと教えてもらって、メールニュースも配信してもらったりした。何通か来るうちに、ボクが別のところで知っている人物と会ったときの話を書いてあって、その人物のことはボク個人的にイヤな人種で、そいうのをなんだかスリスリしていくように書かれた文章を読んでいると、こいつはダメだなと、ボクの引出しから放り出してしまっていた。実は白状しておくと、田口ランディというのはそのとき男だとばっかり思ってたのさ(苦笑) そのあと問題になった『コンセント』などが売れて、ちょっとは気にはなっていたけれど、100円なら読んでもいいかなくらいにしか思ってなかったの。
 こないだ図書館で『ミッドナイト・コール』借りてきて、短編集だから、ぽつらぽつらと読みながら、あぁ、人間の交わりというのが、電話・携帯を抜きにして成り立たなくなってきてるのもなぁとか思いながら、それにしては、あまりにありきたりで、あまりに出来すぎた話ばっかりで、ちょい読みには気楽でいいんだろうけれど、赤坂真理に比べたら格段につまらんよなぁと思った。
 2チャンネルのスレ、見てたら、ああいうのはさもありなんと思えてしまうな。まともに信じるわけじゃないけど、ニフのfBungakuのシスオペやってたって。fBungakuは出入りしなかったけど、fPoemなんてのもけっこう鼻持ちならなかったしねぇ。ニフなんて、アホちゃうかと思うくらい著作権ぶいぶいうるさいところなんかあったのに。
 たぶん、『ミッドナイト・コール』だって、その短編のネタ元ってほとんどこんな日記サイトだったりするんじゃないか。今回のパクった相手が、かなりの人気サイトだったみたいで、そこの読者から発覚したようだけれど、例えばうちみたいなヒット数がしれた日記などからパクったって発覚なんてしようがない。でもそれでおゼゼいただくのにパクったのじゃアカンよねぇ。幻冬舎の謝罪文も読んだけれど、やっぱりこいつダメだな。逝ってよしってところ。
 ランディはたぶん今後ダメでしょ。ネット基盤に成り上がってきたんだから、その基盤無しに成り立たないはず。それよりも幻冬舎をはじめとして、出版サイドの問題、というか、出版も含めてマスコミが「ネット」をネタに稼ごうという今の体質の方が問題じゃないか。ネットを敵視する一方で、「インターネット界の〜〜」とネットを冠することで売り込もうとした編集サイドの責任は重いよ。たぶん、ランディは切り捨てて頬っかむり決め込むんだろうけど。
 ま、うちなんか、著作権うんぬんかんぬんと言えたスジじゃないけど、とりあえずそれで金儲けしてないことでごめんなさい。

■本日の食事 昼:肉うどん 夕:冷やし中華、餃子

■2003/04/07 Mon■  貧困なる花見

 櫻というのは一種のステータスみたいなものがあって、「今年の櫻は」というふうにあらたまって考えてみたりする。「今年の女郎花は」とか、「今年のスターチスは」などというのは聞いたこともない。当たり前か。じゃ、これならどうだ、「今年の向日葵は」「今年の秋桜は」「今年の薄は」やっぱりここらあたりでもありそうもない。「今年の梅は」。。。ははは、もうしつこいですか?
 だから梅を見に行こうなんてことは毎年しない(去年はわざわざ行きましたが)くせに、櫻だけはよほどのことがないかぎり毎年どこかで花見をしてる。わざわざ鎌倉だったり、四谷だったり、貝津だったり、京都の疎水だったりもするけれど、ボクの場合はやっぱり万代池。万代池の櫻にはいろいろあるんですよ、いろいろ、櫻にまつわる話が。
 一周700mの池の周りが櫻並木で、櫻のトンネルにまでなってるところもあったりする。小さかった頃には、なんで櫻の名所というのにあがらないんだろうと思ってた。そんなふうに櫻の名所などとされなかったからか、万代池には近くの人だけしか花見に来なくてとても静かだった。夜櫻なんかだと愛も囁くことができた。それくらい静かだった。満開の櫻もそれはいいけれど、はらはらと櫻吹雪が風に舞ってる情景はいまでもはっきりと残っている。
 それがまぁここ何年かの賑やかなこと。どこかのバカみたいな情報誌にも載ったりもしてるんだろうな。真っ昼間からブルーシートを拡げて場所取り。これはほんとに貧困なものがある。ブルーシートのどうしようもない青と櫻の淡い色というのは絶対に相容れないものがある。そんなことさえ感じ取れない貧困さが情けなすぎる。文句あるなら、緋毛氈敷いて太閤花見をやってみろ。緋毛氈の上に散った櫻の花びらは美しい。そのような美意識のかけらもブルーシートにはない。
 もうひとつどうにも我慢ができないのは、焼肉の臭い。櫻の下で焼肉する人間の気が知れない。彼らは櫻がほんの微かな薫りを放っているのを知ってるのだろうか。  要するに櫻をダシにして安上がりに飲んで騒げればそれでいいだけなのだよ。だから貧困だと。右の連中の情けないこと、ボクもたまには嫌悪感で写真を撮ることがあるのだ。ビヤ樽にケンタのフライドチキン...けッ
 考えてみれば、この貧困な花見宴会と景気の下降は相当の相関関係があると気づくはずである。
 





 


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