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■2004/11/13 Sat■  [長年日記]

 ここ数日の間、連日お疲れ。だ、もんで、まご日記書きかけてはアップしないままに寝てしまう日々。書きかけのまご日記、披露したろか。
     ちょっと疲れがたまってきたか、いろいろに^_^; きのうも《ちょっとお疲れかもしれない。暑いんだか、寒いんだか、たぶん暑い。だっていまクルマにタバコを置き忘れてたのに気づいてTシャツで行けるくらいだから。じわっと頭が痛くて、右と左の目の焦点が合わない。》と書き始めて、あとが続かない。
     簡単に言えば、極度に眠いのだ。写真、さがすのにスライドショーにして流していたら、居眠りし始めている。仕事の空き時間の体力回復はマメにしてはいるのだが…w すんなっ!と言いましたね。それでも空き時間に読書にはげんでいると、確実に夢の世界に招じ入れられている。とくに昼飯後はどうにもこうにも、必ずといっていいほど、夢の中へ夢の中へ行ってみたいと思いますよ。
     あ〜、やっぱりきょうもダメダメ、ダメダメよ。そうか、そうか、今まで週に1度くらいは、仕事から帰って、パタンきゅーしてたのに、このごろはそれもしてないな。
 な、な、つまらんだろ。こんなもの人様に読んでいただけますかいなと、きっちり読ませる。だいたい日記なんだからな、オレのだよ、オレの。オレの生活なんだから、おもしろかろうが、つまらなかろうが、ほっといてよ、という傲岸無恥無修正。をっ、シュールだぁ〜。どこがやねんとお思いでしょうが、Fresh WidowはFrench Windowなんだから、それでいいんです。
 ところで、某家で晩ごはんを食いながら、『新・京都迷宮案内』なるテレビをちらっと見ていたのだけれど、橋爪功、 野際陽子、石田あゆみほかと出てる俳優が結構渋い目。京都の町家の居間が映されてんだが、ありゃ『東京物語』だねぇーなどと思いながら眺めてたのだった。

 週が変れば少しはもち直してるかもしれない(希望)。




■2004/11/10 Wed■  It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry * [長年日記]

 先週に潮岬までツーリングに行った話になって、さらに話が新宮になると、中上健次に話が移り、さらには文学、読書の話になった。
 本を読むのにある程度の経験、年齢が必要だという。確かに川端の『雪国』なんかは中学生のころに文学史や、名作として紹介されるのだが、あんなものは中学生の時に読んでもまったくおもしろくもなんともない。
 例えば、『雪国』に「指だけが知っていた」という表現が出てくるのだが、中学生、少なくともボクの中学時代に指がその感触を知っていたなんてまったくないわけで、その表現が何を意味するのかさえわからなかった。わからないままに読んで、やっぱりおもしろくもなんともなかった。いくら最近の中学生はヤリまくってるとはいえ、わかるわけがない。ところが、つい1年ほど前になって読み直してみると、何というものを中学生に読ませるんだと、赤面(大げさ)してしまったのだった。あの情感というのはわからんですよ。
 そこで、《本を読むのにある程度の経験、年齢が必要》ということになるんだけれど、その経験値(年齢、経験などひっくるめて)に応じた捉え方が許されてもいいんじゃないか。確かに、本を読み続けていると、若いころに読んで、そういうふうにしか捉えることができなかった表現が、経験値が上がることによって見えてくるというのもある。だけど、そう読み取ることができなかったからといって、経験値が低いことを責めるわけにはいかないだろ。経験値なんて、定昇と同じようにほっといても上がっていく、つまらないもんだしね。その経験値の低さなりに読み、感じることを認めるべきじゃないか。

 そのことは自分自身の経験値が低かったころにやってきたこと、感じてきたことを認めることになるんじゃないのかな。それらを認めてこそ、これから先を見出していくことができる。いくら、そのことどもが否定してしまいたい、消し去りたいことであっても、認めざるをえない、ほんとは認めたいんだよ。だからこそ、キミは自分に対して誠実でしごくまともなのだ。そして、ボクはそういうふうにしてきたし、これからもそうして行くよ。




■2004/11/09 Tue■  マルセル・デュシャンの大ガラスに [長年日記]

 たまには淡々と本日の私事など。
 休みだというのに、朝8時前に目が覚める。ぼーっとしながら、マックの前に座って、虫のしらせか、ロリポ(maggot-p.com)にディスク使用量を見に行って、びっくり仰天。ジャスト200Mに達してるじゃないの。メールサーバーこみこみの200Mだから、メールの送受信にも関わってくる。これは一大事とFTPでゴミファイルの削除。何とか10Mくらい回復したが、それでもまだまだ足りない。が、とにかくヤバい状態は回避したので二度寝。
 次に起きたのが11時半。二度寝のしあわせも束の間、朝トーストを噛りながら、ロリポ鯖の空き容量の回復。ついこないだまで70Mほど空いていたのに急にこんなに逼迫するのは、tDiary、まごまご日記、うらまごをこちらに持ち込んだからだと調べてみると、しかり。うらまごのデータだけで30Mほどもあることが判明。うらまごは、11月になって回復したtDiary.netに戻すことにして、とりあえず、02年,03年分を全て削除。そうしていると、キャサリンとの約束の時間がどんどん迫ってくる。大慌てで風呂に入る。
 キャサリンとAzの3人で北新地に天ぷらを食べに行ったのだが、昼の混んでるだろうときを外したのが不正解ですでに売り切れ。仕方なく、近くのイタ飯に入ったら、なんと Azのバイト先のお客さんがその店の店長。天ぷら食べに来て、仕方なく、こっちに来たのだなどと、おくびにも出さずにしゃべるAzにあきれ返る。イタ飯っても、そこは天下の北新地であります。1500円のパスタランチでスノッブな気分に浸る。
 Azと別れて、堂島にこないだ開館したばかりの国立国際美術館にマルセル・デュシャン展を見に行く。やっぱりむっちゃおもろい。しっかり「階段を降りる裸体」も拝むことができたし、何と言っても「彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも」aka「大ガラス」。入口にある大きなカラスとちゃいまっせ〜w 9人の男の性器が気化して、上にある女を脱衣させるなどと言われても、さっぱり理解不能ですが(爆) 同時にデュシャン以降としてデュシャンに影響を受けた作品も展示されていて、大ガラスをパクったのも展示されていたのだが、その作者さんには申し訳ないが、その差は歴然。月とスッポン。あっという間の2時間半楽しませてもらいました。そうそう奈良原一高が写真で瀧口修造が解説している『大ガラス』という本、むちゃいい。そりゃ、奈良原一高の写真ですしね。でも18000円。う〜〜む。欲しい....
 キャサリンとお茶。この喫茶店は古くっさい故にお気に入り。だが、ガラガラ。そこへ30になるか、ならぬかの女性が一人でやってきてアイスティーを注文。少し遅れて50過ぎのサラリーマン風の男がやってきて、その女性の席に。むむっ、なにやら怪しからぬ雰囲気が、とキャサリンと目を合わせる。が、こちらの期待していたのとは違って、仕事上の行き違いか、何かで、男のほうは、これより譲歩できない、これで納得行かないなら、出るところに出るより仕方ないなどということを言っている。あゝ、世の中、大変だなぁ。キャサリンもボクもそういう商談にはとんと向いていない。とくにあんなふうにこじれたらねぇ。
 キャサリンと別れて、さぁどうしてタイガースまで行くかと思案のあげく、結局写真しながら歩いて行った。タイガースではいつものようにいつもの3人でうだうだうだと。そしてそのあとゆっくりコーヒーを飲みながら熱く語り合ったのだが、そのことについてはいずれまた。あー、疲れた。



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