どうも最近テンションが低くて....気が抜けたような。何にもしてないわけでもなくて、アメリカン見に行ったり、ラグビー見に行ったり、はたまたカニ食いに行ったりもして、テニスはテニスで頑張ってる。でもまぁ、ただそれだけのことで、とくにたんたんと日々が過ぎていく。恋のひとつでもすれば、いろいろ上がり下がりがあるんだろうけれど、平坦だね。
だからというわけでもないんだろうけれど、妙な物欲だけは旺盛で、性欲がすべて物欲に振り当てられたのか(-.-;)、オークションだけで飽き足らずに古本屋巡りは止まらない。おかげでボクの周りには高く古本が積み上げられるばかり。そういうふうに仕入れた古本を読んでいるのかというと、そうでもなくてぱらぱらと眺めるだけ。ひとつにもう一月以上もかかってる本があって、これがドサリと重く、なかなかに進まない。それでもやっとあと数10ページにまでこぎつけた。これをなんとか読みきらないと今積み上げられた本たちに向かうこともできない。とにかく読みきってしまわないと、きっとへこたれるから。おもしろいんだよ、だけど本当に重いんだ。
そうして人間50年もやってると、あとどれだけの本を読めるのかという気が起こってくる。きっといま買込んだ本の半分も読みきれないだろう。この30年の間にも買込んだ本の半分は読みきれてないのだから。不安というわけでもなく、これはほんとに一種の欲望なんだろうな、きっと。
欲望というと、男にはあながちありうる出世欲だとか、そういうものとはとんと無縁。そういう欲望に絡まれた男たち?たとえばあいつとかあいつとか?もしんどいんだろうな。でもやつらにとってはボクの物欲の対象というのはゴミなんだろうけれど、それと as well as やつらの欲望の対象はボクにとってはゴミなんだ。