閑話休題(←文化庁「国語に関する世論調査」参照)。あまりのバカばっかやってる加減からか、その女子高生に
「悩みないん?」
と聞かれたのです。このことはどういうわけだかよく覚えていて(その女子高生の名前すら忘れてしまってるというのに)、さて当時のボクは何と答えたと思う。
「悩んでいる余裕なんかない」
ウソです。しっかり悩みはあったさ。でもそのような悩みを誰彼となくひけらかすほど趣味悪くないんだよっ。その女子高生の前で悩ましく見せるなんて、自分のポリシーに合わないんだよ。でもときには泣きを見せてしまうことだって。あ、いや、いまはそんな話じゃなかった。
《 私は人の幸せが嫌いだ。順風満帆に見えるヤツは、見ているとムカついてくる。》
この年齢にまでなると、順風満帆に生きてる奴ってのは必ずいるもんで、そいつらの顔を見ているとムカムカしてくんだよっ。やつらは社交辞令のごとくに
「やぁ、ひさしぶりだねぇ。どうしてるんだい?」
と聞いてくる。それは自分の順風満帆を開陳するための枕詞。をー、そうかい、そうかい。どうせ、あんたらから見たら、ボクなんて負け組でしょうが。だけども、オレから見たら、あんたみたいなヤツこそ負け組なんだよ。そうしてそういうヤツに限って、得意げに悩みを語って(騙って)聞かせるのだ。悪趣味だな。 うはっ、全然、コメントになっとらんか。支離滅裂なまま、いつかまた続く。