最近、梅雨のように雨ばっかりで、いい加減うんざりしてくる。青い空を撮りたい、くきっとした影を撮りたいと思ってしまうよ。だいたい雨だったら歩き回ることもできないでしょ。それでついついクルマに乗って写真してるうつけ者です。
きのうもふっと思いついて、バックミラーにピント合わせて、走りながらシャッター切ったら面白いだろうなーなんて、こらこらそのうち事故るぞ。そしたらちょうど十分に暮れてしまう寸前だったせいもあって、空がすごくいい色に出て、おまけにシャッター速度が1/2秒になったので、あ、別に自分で1/2にしようと思ったんじゃなくてP(プログラム)モードにしてたので、絵に動きが出た。こういう写真が撮れたら、すごくもうけた気分になる。なんかかっこいいじゃない。でもPモードにしたら流れるのはわかってたんだよ。まさかこんなばっちグーに流れてくれると予想はしてなかったけど。
それに気を良くして、10日ほど前に、ちょっと遊び半分でマクロで写したのをflickrにアップ。そしたら、いきなりコメントが入ってきた。"Cool! I like the curling" うーんとね、ボク自身では、このcurlingは満足してなかったんだよ。もっとエッジが効いてるほうがいいし、どうもマクロの焦点がボケてるというか、自分でどこにねらいをつけてたのか、あんまりすっきりしてなかった。だいたいマクロで撮るということは好きじゃないので、はっきり" but I don't like macro taking a picture so much"とレスした。すると、そこが外人だよね、はっきりモノを言う。すぐに " Why don't you like it? I think macro can be very interesting, but you need a good camera for it, or else it can be frustrating!" と返ってきた。 マクロって決まったらかっこよく見えすぎるんだよ。すごくいいように見える。でもね、ボクに関していえば、マクロばっかり写してたら、撮るほうも見るほうも飽きてしまう。それよりもなによりも、感じた空気を瞬間的に撮ってしまいたいという自分のスタイルに合わないんだよ。ね、森山大道だってそうじゃない。