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■2004/08/08 Sun■
ガーリー
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長年日記
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ガーリー御三家というのは、長島有里枝, Hiromix, 蜷川実花。その蜷川実花の写真展《over the rainbow》を見に行った。あのてかてかの極彩色、出したくても出せないなぁ。
《男性カメラマンはプロ、アマチュアを問わず、「あの色は出そうと思えば簡単に出来る」と言って、蜷川の仕事を貶したいひとが多いようだが》(
真・写真時評
)、出そうという発想ができないのが男でしょ。ライカだのニコンだのもってピカピカに磨きかけて、そういうカメラを持つことで満足してる。ボクはってうと、ライカなんて猫に小判。コンタックスのT VSを手に入れても、かのチタンボディー早くも擦り傷だらけ。こないだ修理に出したCannonのデジカメだって、Cannonに持ち込んだら、「これだけ傷んでいたら...」と言われる始末。モノを大事にしないと言うんじゃなくて、ご丁寧にカメラバックに入れて歩いてたら撮れるものも撮れないから、こんなになった。あ、本題からずれてきた。
お決まりのベスト着たおっさん写真家のことなんてどうでもいいんです。赤瀬川先生もライカ同盟だなんて言うてるようじゃな。原平先生がライカで写した猫の写真、見たことあるけど、そりゃあ、ライカですもの、くっきりすっきり。ををーっと思いはしたけど、それっきり。あ、だから本題からずれてんだって。
うらまごにも書いたのだが、この蜷川実花の写真展にやってくるのが、ほとんどが20代の女の子。行ったときがたまたまそうだったのかもしれないのだが、いや、たまたまじゃないだろう、おじさんなんてボクひとり。これってね、きっと世の男どもは、あの写真をバカにしてるのだろう。自分の範疇に収めきることができない、あるいははなからシャットダウンしているのだ。あたかもセックスにおいて、いわゆる変態と言われてきたものを拒絶するのと同様に。開けてみれば、花もあれば実もあるのにね。
ラストのコーナー(写真上)はいったい何だろう。この写真展の基調となる真っ赤、展示されている写真の壁も真っ赤、に塗りこめられた一角で、女の子たちがノートらしきものを書き込んだり、読んでいたりしている。そして壁には何だか額がかけられている。そのスペースは靴を脱いで入って行かねばならず、さすがにボクといえど踏み込んで行けなかった。向こうから拒絶してくるものを感じてしまったのだ。
会場のHEPを出た後、ぶらぶらと茶屋町を歩きながら、テアトル梅田にたどりつく。『dot the i』という映画をやっていたのでふっと入ってしまう。《2人の男、1人の女。・・・もうひとつの視点》《狂い続ける愛の結末》と謳うポスターを見て、ふつう50過ぎの男が一人では入らない映画だな。案の定、10人ほどの観客のうち、男はボク以外に1人だけ(その男は彼女と)。2人の男と、8人の女。・・・
《狂い続ける愛の結末》というコピーで、蜷川実花と同様に、はなからシャットダウンしてしまってんのか。考えてみれば、きょう一日、目の前を通りすぎた人間の70%は女だ。いったい男たちはどこに消えたのだ。家の中でパンツいっちょでオナニーしてるにちがいない。これほど女たちが飛び跳ねているというのに、ライカを磨いているだけなのか。
《狂い続ける愛の結末》は、女は怖いだったさ。
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まごアン