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■2005/02/10 Thu■
Hippy Hippy CHIC
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長年日記
]
ブログなどへのコメントはあまり好きではないといことはおとといに書いたばかりだが、flickrの場合はちょっと違う。ほとんどすべてが全くこれまで知らなかった相手で、しかも外人。もちろん英語で。そのほとんどが簡単に" beautiful perspective"や" GREAT SHOT!"というように一言なのだが。
それでなにがおもしろいと言って、写真に対する反応が得られることである。今まで自分でこれはいいなぁと思っていた写真には意外に反応がなかったりするのに、逆に、ふつうのできだとしか思っていなかった写真に意外な反応があったりする。そうすると、CDにストックしておいた以前の写真を見直してみると、写したそのときにはさして気にも留めなかった写真が目に付いてくる。これって、自分の固定してしまった目からうろこが一枚取れてくれたようで、我ながらすごくうれしいのだ。
見てくれる側に受けを狙った写真を撮ろうとは思わないのだが、いやたぶんそのような写真はよう撮らんだろう。そんな器用じゃない。相変わらず、ゴミやらくすんだような、Urban Decayものばかり撮ってしまってるが、自分の目線もどこか少しずつ変化しつつあるかもしれない。
でも基本的には、自分が写したいというシーンのある場に自分の足で行くということにはなんら変わりはない。町に出て、行き交う人やモノたちに視線を向けるだけ。町で人に出会うためなどじゃなくて、森山大道がかの野良犬なら、ボクはもっともっとこそこそとした野良猫の目で見てしまう。まず語りかけたりしないだろう。そのスタンスは崩すに崩せない。
そして、幸運にもその場に居合わせたとき、ボク自身はシャッターを押すだけ。その場や空気さえちゃんと捕らえてシャッターを押せば、絵は写神が創り出してくれる。ボルゲーゼの古代の城壁を見た直後にスペイン広場へ抜ける地下道に潜った瞬間に、一気にタイムマシンに乗せられたような空気を感じた。それを写してみただけにすぎない。ほら、この赤のパンツだって、考えたわけじゃない。もちろん、ショッキングな赤のパンツを履かせて、前を歩かせてくれていたのは写神がしてくれたことだと、信じている。
それはそうと、もう7,8年も前に写した写真、あ、これいいじゃないと思って、アップしたら、その瞬間にview数が20もカウントして、それからもどんどん増え続ける。なんだかんだって、エッチ好きなのは世界共通なようで。が、しかしこれ、男の半ケツなんですけど。ごめんねぇー、女の尻だと思って見に来てくれた人よ。でもバックの絵とか構図なんかすごくいいよねぇ。モデルは、あはっ、ひ・み・つ。わかる人はわかるだろ。もう時効だし、ちょっとくらい世界中にケツ見てもらいなさい。心配しなくてもファンレターが来たって取り次いだりしないから。
[
ツッコミを入れる
]
■2005/02/09 Wed■
「わたしは、にに・ろっとさんが聞きたいのっ」
[
長年日記
]
きのうは老人介護でばあさんにつきあったさ。前からキャサリンと天ぷら食べに行こうと言ってたので、それに誘ってやって、ビートルに押し込んで新地に。
そのあと日本橋へテレビとラジカセを買いたいというので連れて行って、有無を言わせず、CDラジカセもテレビも即決。テレビなんて、映ればいいので簡単なもの。ラジカセにしたって、重低音が出ないとガマンできないなんてわけないから、安くて鳴ればいいわけだから簡単なもの。
ところで、ばあさん、どうしてラジカセが欲しくなったかというと、なんでも新聞に、ニニ・ロッソがいいと書かれていたらしくて、CD10枚組のニニ・ロッソのボックスだかなんだかが載っていたらしくて、ニニ・ロッソがトランペットを吹くということだけしか知らずに、とにかくニニ・ロッソを聞きたい、と、それだけの理由でCDラジカセ買うというのだった。そして、新地、日本橋と走る間、「にに・ろっとさん」と間断なくしゃべっている。そんなね、ニニ・ロッソがナニモノだtかほとんど知らないで、いきなり1万なんぼも出して、10枚組ボックスセットを買うかい。トランペットがどういう音が出るかもほとんどわかってないんだぜ。だからクルマの中で、iPodにぶちこんだマイルスのヴァレンタインを聞かせてやったのだが、
「わたしは、にに・ろっとさんが聞きたいのっ」
の一点張り。とほほ
とにかく日本橋でテレビとラジカセをビートルに積み込んだら、もうきゅうきゅうで、普通でも乗り降りがやっかいなのに、もう大変。「ついでだから、にに・ろっそを買いに行こう」というのを押しとどめて、「ニニ・ロッソだったらブックオフとかでも売ってるから買うてきてやるよ」とごまかした。
果たして、ブックオフにニニ・ロッソなんかあるのか。はっきり言って、ブック・オフでニニ・ロッソを見つけ出すのは至難の技だぜ。宇多田や、ミスチルとかだったら、腐るほどあっても、ニニ・ロッソなんか見たこともない。とんだ口からでまかせを言ってしまったものだと思いながらも、言った手前、きょう帰りにブックオフに寄ってみた。だいたいどこを探せばいいのかさえわからない。ジャズ?映画音楽? あー、やっぱりあるわけないじゃんねぇ。あるとしたらレコード屋の前に廉価版20曲入り1480円くらいか。いや、だいたいボク自身、ニニ・ロッソなんて、いちおうイタリア映画の音楽やってるってくらいで、守備範囲の外だから、「夜空のトランペット」だか、そんなんくらいしか知らんぞ。別に好んで聞きたいとも思わないし。それがどうして10枚組になるんだか。
そうしてあきらめて、せっかくブクオフに来たんだからと、適当にCDの棚を見てたら、あるじゃないですか。NINI ROSSO Best Selection。しかも250円! いちお、いま聞いてますが、最初の2,3曲は懐かしいもののもう飽きた。10枚組なんてとんでもない。それにしても、物好きで人騒がせな老人だこと。変わっとるワ。
[
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]
■2005/02/07 Mon■
ツッコミ無用
[
長年日記
]
ここ最近はすっかりflickrにはまってしまっている。何がおもしろいって、海外からのコメントがちょこちょこ付いてくる。
ところがコメントそのものについては、ボク自身はけっこう否定的だ。というのは内輪受けとしか考えられないようなコメントがあちこちのブログには多くて、その輪の中に入っていかないと読めないのが多すぎてうんざりする。などと言いながら、自分でもそのようなコメントを飛ばしてしまってるのですが。。。このまごまご日記はコメントが入ろうが、表示しないように設定している(rssでは表示されてしまうんですけどね)ので、ほとんどコメント(ツッコミ)が入らなくていい。なんて、自己中な。でもいちおう個人的な日記だからね、あまりごちゃごちゃ言われたくないのです。自分勝手であることが個人の日記の出発点じゃないかと思ってる。そのことについて、いや、やっぱりオレはこう思うということがあれば、別の場で展開すればいいことで、そのことをボクがここに持ち込むのも、自分の勝手だと思っている。少なくともコメントが付く付かないなんてことで一喜一憂するなんてのは、ボク、あるいはこのまごまご日記に限っては、ないな。
じゃ、コメント(ツッコミ)入れられないようにすればいいのに、という批判も出てくるけど、tDiaryはツッコミ非表示の設定はできるものの、ツッコミそのものの拒否の設定の仕方がわからない。たぶんそれは仕様なんでしょ。元のスクリプトをいじらないとダメなので、ボクにはそこまでやる気力もないし、スキルもない。ただtDiaryが使いやすいから使ってるだけのこと。だからツッコミが入らないように入らないようにしてる。要は何かボクに言いたければメールしてきてくれれば済むことで、この場でどうこうなんて気はさらさらないのは確か。
とはいうものの、あるひとつのツッコミで、ボク自身に転機が訪れるかもしれない。そういう予感があるのも確かで、現実にそういうツッコミがあったのだ。そうすると、このツッコミも蹴ってばかりいてはいけないのかもしれない。実のところ、そのツッコミにしても、たぶんメールの入れ方がわからなくてツッコミにメールアドレス付きで入れたのじゃないのかな。その後、毎日のようにメールで個人的にそのきっかけになったことについて話してたくらいだから、ぽんぽん入ってるコメント(ツッコミ)とは元々質的にちがったとボクは思っている。
あ、flickr、それとそのコメントについて書こうとしてたのに、まごまご日記のコメントについての話になってしまった。まぁ、いいか、前から思ってたことだし、flickrについては、また近々。
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