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■2005/02/23 Wed■  a fried bean curd in the kite [長年日記]

 それまでのまるで梅雨みたいな天気が嘘のようにきょうで3日連続ドピーカン。うまい具合にきのうはちょうど休みだったので、町に飛びだして行った。書なんてとっくに捨てたぜ(笑
 いやぁ、光がこんなにうれしいものだとは思いもよらなかった。何を写しても、絵になるような気がして、カシャカシャ、シャッター切りまくり。ほんと、鬱々としてたから一気に来たーーーって感じだね。中之島じゃ、おっちゃんたちがこの陽射しの中、ベンチでごろごろ寝てるし、ほんと光ってのはいいもんだ。
 そう、そう、昔にパリに行ったとき、3月の中旬だと鬱陶しくて、まさに『パリの憂鬱』そのものだなと、それに耐えきれなく光を求めて、さっさとスペインに行ってしまった。それから2週間ほどして、4月の頭にパリに戻ってきたら、全然違うのな。しまった、パリって、こんなにいいんだと思ったのは帰りのフライトの前日だったって。
 天気が良かったからか、中央公会堂のところでは、着物姿のモデルをプロが撮影してた。あゝ、プロって大変だなぁ。たいそうに三脚構えて、こんなに光いっぱいなのにさらに光飛ばして、助手もスタイリストも連れてんだもん。あー、でもその角度はないんじゃないの。それにもっときっちりロケハンしろよ。中央公会堂なんて安易すぎるでしょー、と冷ややかに横目で見ながら、横っちょから、ちゃっちゃと写したら、モデルの子に通じたのか、こっちを振り向いてくれて、バッチシよ。その瞬間に勝ったと思ったね。まさに"a fried bean curd in the kite"とはこのことだ。
 をっと、そういう言い回し、わからんから、エキサイトの翻訳コンニャクで調べたんだよ。ふぅーん、英語でも "凧が飛んでる豆に”って、あのですね、「飛んでる」はflyingでしょ、「凧」はkyteでしょ。ごるぁぁぁ〜〜〜、直訳も直訳、まんまやんけ、エキサイトめが。でもそれに気がついたのはきょうになってから、どうするよって、あまりにアホくさいので、もちろんそのままにしときます。ゑっ、"a fried bean curd in the kite"って何だって? 自分でエキサイトで翻訳させてみなさいよ。
 というわけで、きのうは一日乗車券で、中之島-天満、空堀、京橋-鴫野の3カ所を、歩き回って疲れ果てて、きょうの快晴はひたすら居眠っておったのであった。

a fried bean curd in the kite.


■2005/02/19 Sat■  雨降りだからマクロ自画自賛モード [長年日記]

 最近、梅雨のように雨ばっかりで、いい加減うんざりしてくる。青い空を撮りたい、くきっとした影を撮りたいと思ってしまうよ。だいたい雨だったら歩き回ることもできないでしょ。それでついついクルマに乗って写真してるうつけ者です。
 きのうもふっと思いついて、バックミラーにピント合わせて、走りながらシャッター切ったら面白いだろうなーなんて、こらこらそのうち事故るぞ。そしたらちょうど十分に暮れてしまう寸前だったせいもあって、空がすごくいい色に出て、おまけにシャッター速度が1/2秒になったので、あ、別に自分で1/2にしようと思ったんじゃなくてP(プログラム)モードにしてたので、絵に動きが出た。こういう写真が撮れたら、すごくもうけた気分になる。なんかかっこいいじゃない。でもPモードにしたら流れるのはわかってたんだよ。まさかこんなばっちグーに流れてくれると予想はしてなかったけど。
 それに気を良くして、10日ほど前に、ちょっと遊び半分でマクロで写したのをflickrにアップ。そしたら、いきなりコメントが入ってきた。"Cool! I like the curling" うーんとね、ボク自身では、このcurlingは満足してなかったんだよ。もっとエッジが効いてるほうがいいし、どうもマクロの焦点がボケてるというか、自分でどこにねらいをつけてたのか、あんまりすっきりしてなかった。だいたいマクロで撮るということは好きじゃないので、はっきり" but I don't like macro taking a picture so much"とレスした。すると、そこが外人だよね、はっきりモノを言う。すぐに
" Why don't you like it? I think macro can be very interesting, but you need a good camera for it, or else it can be frustrating!" と返ってきた。
マクロって決まったらかっこよく見えすぎるんだよ。すごくいいように見える。でもね、ボクに関していえば、マクロばっかり写してたら、撮るほうも見るほうも飽きてしまう。それよりもなによりも、感じた空気を瞬間的に撮ってしまいたいという自分のスタイルに合わないんだよ。ね、森山大道だってそうじゃない。

 ところがだ、きょうもまた雨。いい加減にしてくださいよ。帰りのクルマの中は退屈そのものだった。ちょっとカメラを触ってみるけど、どうも、これだっていうのが撮れない。きのうの話があったから、信号待ちの間に、マクロにセットしてみたら、液晶に意外とくっきりと窓の水滴が映っている。思わずシャッター切ってみるといけるじゃない。ちょっと渋滞してたから、何枚か撮っては消ししてたら、工事中のガードレールに赤の<-<のような印が目に入った。これだって、シャッター切った。いまいちその<-<の位置が良くない。そしたら、また信号にかかって、うまい具合にクルマをいい位置に止めることができた。そしてカシャ。
 家に戻ってすぐに取り込んで、ぶっとんでしまった。絶対に写神はついている!






rainy today


■2005/02/12 Sat■  ポンピドー美術館3部作(R指定!) [長年日記]

 きのうもきょうもひたすらflickrを弄んで暮した。あ、世間は3連休だけど、祝土とちゃんとfucking仕事はあった。
 きょうはね、CDに焼いてしまった写真をひっくり返してたら、ポンピドー美術館で撮ったおもしろいのがあったから、それアップした。むこうの美術館はいいなぁ。フラッシュ飛ばさなければ、写真写せるもんねぇ。さすがにモナリザは撮影禁止だったけれど、それとてモナリザの前で人がたまるから、という理由らしい。もっとも写真写してもいいといっても、「ゲルニカ」や「ヴィーナスの誕生」の前でピースサインしてにこっと笑ってんの写したってしゃーないっしょ。なんか情けない。
 だからって写真そのものを写したところで、そんなものは画集買ったほうがきれいに取り込んだ絵が手に入るわけだし。とか言いながら、フォンテンブロー派の絵なんかは指先をどアップにして写してんだけど。もっとも、おとどしの夏はバチカン、ウフィツィ、プラドー、ソフィア、ルーブル、ポンピドー、オルセーと見まくったら、見たんだかどうだかわからなくなる。そんなとき写真写ってたりすると、あ、やっぱりこれは見てたんだと、単なる記録ですね。
 さて、それで絵を写すとき、そこらにいる人間をなんとかほりこんでしまえと思うわけで、手っ取り早く、キャサリンをいれるわけ。それがこのポンピドー3部作。なかなかじゃない(自画自賛)。ところで元絵をパクってるわけだから、いちおう画家とタイトルを入れておこうと殊勝なことを考えたのがとんでもないことになった。
 まずは、ポンピドー美術館のHPへ。
 あー、ここはすごいよ。四苦八苦しながら、On-line Cataloguesにたどりついたら、所蔵してる作品をネットにアップしてるのだ。絵画だけで1630人、5523点。この中から探すかと思うと、ちょっとひるむが、そこはさすがのA型人間。1ページ目から見始めました。1ページに18枚、全部で307ページ。どうよ。ところが《Carole Benzaken / Western》は幸先良く10数ページ目で見つかった。これなら楽勝かと思ってたら、そっからが大変。でもその間にバルテュスはあるし、カンジンスキーはあるし、マグリットもあるし、うはうはですよ。これからヒマなときはここで遊んでればしあわせってもんです。それでもいい加減うんざりしまくって、やっとのことで見つけた《Djamel Tatah / Sans titre》は270ページ過ぎてたか。この間、2時間弱。結局、ライオンとキリンの1枚が最後まで出てこない。約半数がまだアップされてないようで、そこに埋もれてしまったか。誰か知らん? 知ってたら教せえて。ちゃんとメモしてこいよな。
 ところで、その執念の282ページでこんなん見つけた。超エロいよ。そうそう、オルセーにもクールベのまんこありましたねぃ。国家が承認してんだから、フランスって国はステキ! 

Carole Benzaken / Western



Djamel Tatah / Sans titre 1999


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