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■2006/07/30 Sun■  夏芙蓉 [長年日記]

いわゆる三日坊主ってやつで、きょう書いたら、またしばらく書きませんがw

酔芙蓉というのは実際にあって、朝に白い花をつけていたのに、夕には赤く色づいている、それがまるで酒に酔って赤くなったようなので酔芙蓉と。いいねぇ、こういうネーミングを粋というんだね。さて夏芙蓉

体をよこたえたままその礼如さんの写真を見て手を組んでオリュウノオバは「おおきに、有難うございます」と声にならない声でつぶやき、あらためて家に入ってくる夏芙蓉のにおいをかぎ、自分にも夏芙蓉のような白粉のにおいを立てていた若い時分があったのだと思って一人微笑んだ。
中上健次『千年の愉楽』
  夏芙蓉というのは中上健次の専売特許らしい。そのことはいい文章を見つけたので、そっちを読んで(^_^) ボクなんか一緒になって中上健次を語れるようなもんじゃないってw いちおう墓には行ったけどな^_^; 中上健次すべて読んだわけでもなく、たいがいは、彼の文章のパワーに圧倒されてしまってる。
でもね、芙蓉を見るたびに、真夏に咲くからというのでもなくて、それなら夏向日葵とでも言うはずなのに、芙蓉に関しては夏芙蓉といつしか言ってしまってる。それが当然のように。いつしかと書いたけれど、はっきりしてるのは中上の中で「夏芙蓉」ということばに出遭ってからなのは確かで、それくらい、彼の中で「夏芙蓉」ということばのパワーが強いってことだろう。そのように影響されてることはされてるけどね、そんなマジメじゃないからw
上にも引いた部分でも、「夏芙蓉のような白粉のにおい」というところに、きのうも書いたことだけど、エロさを感じてしまう。化粧。うなじににおいを感じる。単にエロおやじの妄想ですけどw

あ、あと2つ、書こうと思ってたことがあるけど、それは、お取り置きしておくことにしよ。

Dedicated to Kenji


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