どうしてこんなことを書き出したかというと、いわゆる喫茶店というのが衰退して、スタバやドトールなどに変ってきた。それは…という話をどこかで少し前に読んだから。すべてにおいてシステム化して、コーヒー一杯の単価を安くする。その時点で、コーヒーは単なるモノとして扱われてしまって、その後ろにあるものが切り捨てられた。それはコーヒーに限ったことでなく寿司でもそう。そして本もブクオフのように単なるリサイクル品としてしか存在しなくなった。 それだけじゃない、人間そのものもシステム化され単なる労働力だけを吸い取られ、背後にあるものは置き去りにされているじゃないか。 一見、それはしごく真当で、合理的である。が、それは企業や経営者にとってだけの合理性の追及であって、ボクたちの側にとっては合理的でもなんでもない。遅かれ早かれ、そうして突き進んだツケがやってくるだろう。行き着くところまで行けばいい。必ずその反動はやってくる。ボクはそういう日が来るのを楽しみにしている。