夏の疲れじゃなくて、ちょっとかったるい。せっかくプリンターが届いたのに開けもしないで、トリュフォーの『ピアニストを撃て』を引っ張り出してきて、DVDにダビングがてらぼーっと見る。実のところルノアールにがっつり影響受けた女性賛歌かもしれない。1960年の作品だから、40年以上も前の映画。確かに古いことは古いんだけれど、それほどに古くは思えない。それはもうすでに生まれていたからなのか。だとすると、自分の子どもくらいに若い子らには『イージー・ライダー』なんて強烈に昔のことに思えるんだろうな。