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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2002/06/01 Sat■  朝寝朝酒朝湯小原庄助的生活 [長年日記]

Brothers Johnson
Look Out For No.1
 さすがにきょうも朝寝というわけでなく、とうぜん朝酒はやっとるわけですが、ボク以外は。そして朝湯がついたら完璧なのです。ぷらぷらと歩いてみみずくの湯へ。が、閉まっておりました。そんな朝寝朝酒朝湯という小原庄助的生活は世間様が認めてくれません。が、ここで屁をたれない、もとい、へこたれないのが極悪オヤジスクワッド。みみずくの裏の女湯の見える畑の中を散歩。裏から見ると女湯には目隠しのカーテンがひかれてんだねぇ。あんなとこにカーテンひいたら湯の中からお山が楽しめないでしょ。どばっと見せたらんかい{^。^`;ヨホホ
 畑の中で連中、また持参のエビスで乾杯してやがんの。
酔うてこそなんぼの人生哉
 畑には蛇もおります。ところがこの極悪スクワッド、蛇にじゃからっきし弱い。誰ひとりふん捕まえて串に刺して焼いて食うたろかなどできゃせん。蛇やぁ、きゃ(/\) アカンでそっちのほう蛇おるんちゃうかぁ

 みみずくが閉まっていようが足湯があるさ。タダで入れる足湯があるさと、念のために申し添えておきますと、白馬の駅をまっすぐ上がった、いわば八方のど真ん中に、モニュメントのように足だけつけることができる足湯があります。そこであろうことか、服を脱いで、さすがにパンツだけははいて腰まで湯に浸かり始める始末。(ウ^_^ソ)です。熱うて、足つけるだけでもギャおギャお喚いて、そしたら、そういうことには長けているヒゲ、近くのトイレからゴムホースを持ちだしてきて、すぐ横の散水栓から水をうめてええ塩梅。ちんまり並んで足だけつける極悪スクワッド。足だけつけてるだけでほこほこぬくもってくるなあと、しかしよく考えてみると、わしら温泉入っててもそのほとんどが足湯なわけ。たまにちょっと肩までつかって、ほとんどは風呂のへりに座って足だけつけてうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだうだ・・・・・もういいでしょ。
 さて久保田荘に戻っていよいよお好み焼パーティー。兄ちゃんに大阪のお好み焼を食わせようという腹。が、しかし、大阪の人間ならすぐわかることですが、大阪の家庭にはそれぞれの家にお好み焼のレシピがあるわけです。大阪百万世帯あれば100マンコのお好み焼レシピがあるわけです。粉の配合のしかたひとつ、具に何を入れるかも千変万化、あ、言葉間違うたらアカンがな。百戦錬磨、ちがう、千差万別。そしてそのそれぞれがうちのお好み焼がいちばん美味いんじゃと思うてるような連中ばかりであります。中にはお好み焼をおかずにごはん食うやつもおりますが。
 それで、あーじゃこーじゃとうるさいのなんの。かつお入れへんのか?ほっといてくれ、うちは入れへんのじゃ。結論から申しますと、あのお好み焼は失敗作です。イモがあんだけゆるかったらアカンがね。おまけにごりごりキャベツ。甘みがどっかに逃げてしまったキャベツでは勝負できん。なんぼ素材を選ばん、ほれどっちの料理ショーでやってるやん、山芋は長野県の白馬村で丁寧に一本ずつ掘りおこされた山芋ぉぉ〜〜〜!というのはダメです。素材がなんであっても美味しく作れるのが真の料理人、とは言え、あのキャベツではいけません。オレは100%山芋のお好み焼を食わせたかったおだよ。北ヤマト園の山芋初めて買うたときは感動したけどね、おろした瞬間、この粘り加減はまさにお好み焼のために作られた山芋と信じ、さくっとくる焼き上がりにはほんと感動したのに、あれではそこらのスーパーで売ってる長芋と変わらんじゃないの。ちっ、すっかりふさぎこんでルーツが同じヒゲが焼くのを待ってました。一方の大量ネギ入りお好み焼は口に合わん。ね、ね、大阪の人間はお好み焼はうるさいのだよ。キミに美味くてもボクには美味ない、ボクに美味くてもキミには美味ない。その狭間で揺り動かされる真性信州人の料理長やいかに。
 お好み焼に疲れて昼寝。そしてみみずく。そろそろ書くのも疲れてきたのだ。そして夕飯。馬刺、あゆの唐揚げあんかけ、三段重ねにはとうがんの穴子はさみ、肉のなんちゃら・・・・・こうして食うて寝て食うて寝ての二日間は終わったのであった。
 何の因果でわしだけ晩からバイクでひとり大阪まで走らなアカンの。ちっ、なんぼ仕事とはいえなぁ。が、しかし、仕事あるからとこんな生活パスするもったいないお化けも世の中にはおるわけで、多少無理しようが、ひとりでバイクで寒さこらえて走ろうが、この至上の幸福はなにものにも換えがたいものがあるのだよ。
 ほとんど来た道、いつもの道を走って、さすがに寝るだけ寝たから、走ってても眠たならへん。それも耳に詰めたi-Podからはシャッフルで間断なく流れてきます。あぁ、絶叫するコトよ、♪〜あぁぁぁ果てしない夢を追いつづけぇぇぇぇええええげほげほ。(良い子は真似しないように)
 雨も大桑のあたりで一瞬ぱらぱらと来ただけでそれもたいしたことなく通過して、9時に出たのが夜中の2時に春日井。行きのロイホで味をしめたから、春日井のデニに飛び込んだら、これがまちがい。女だらけ。女いっぱい。思えばきょうはみんな腰振りあうサタデーナイトじゃないですか。そうすると、この時間にこのデニにたむろする女たちは、しかも女ばっかり4,5人集まって、うーむ、道理で.。。。。天は不公平を分け与えたのね。
 大阪に着いたら、すっかり夜が明けた6時半。

■2002/06/03 Mon■  それでも走り続けたら着く [長年日記]

Grover Washington, Jr.
Mister Magic
 今回のツーリングに出る前に、ボードのカウンターが111000ナンボかになってた。ツーリングに出てる間に111111のWアラシになるだろうなぁと思ってたら、案の定、いまはもう111231に。
 もうひとつ、バイクのメーターが69400ほどだったか、これもツーリングの間に70000達成するだろうなと思ってた。大阪-白馬450kmほどだからこれはまず間違いなく達成するだろう。その瞬間を見たいなぁなどとも思っていた。あ、その前に69696.9なんてのもアリだよなと思ってた。
 しっかり、それらのキリ番は見落としてしまってたよ。だいたいそんなものね。キリ番なんて。
 バイクでキリ番でまともに見たといえば、42424.2kmくらいか。あれは日本一周のツーリングの最中、四国で達成した。だってなんとなく不吉で事故るんちゃうやろかと気になってしゃあなかったから。その直前42400kmになったところから、ちらちらメーターばかり見てた。当たり前のことだけれど、42424.2kmでは無事何も起こらなかった。そのあとのキリの50000も60000も、そして70000もいつの間にか越えていた。ただ60000から70000はとても長かった。60000になったのはいつのことだろ。2年前、ヘタすると3年前かもしれない。50000をクリアしてから急にバハの距離が伸びなかった理由のひとつはシャドーに浮気したから。シャドーで10000km走ってたから。
 バハで100000km走るつもり。バイクに乗ってる人はわかるだろうけれど、バイクのメーターは100000kmまで。それを越えると0km戻る。つまり新車と同じになる。そこまでバハに乗る。バハが新車になるまであと30000km。一番よく乗っていた頃には2年もあれば達成できたけれど、いまのペースであと何年かかるだろ。
 『それでも走り続けたら着く。』
それは、このバハが教えてくれたこと。同じようにボードのカウンターも次は123456、222222、.....とまだまだ続くはず。

■2002/06/10 Mon■  各駅停車 [長年日記]

Tom Petty & the Heartbreakers
Damn the Torpedoes
 夜になってぼそぼそと雨が降り出した。ここしばらく晴天続きで、昼間はまるで真夏のよう。背中が太陽でじりじりと灼けつくよう。
 夏の昼間の各駅停車の電車に一種何とも言いがたいものをおぼえる。車内は閑散としていて、ぽつぽつ乗っている乗客はみな一様に黙りこくっているのが目に浮かぶ。それは何度か目にした光景でもあり、自分もそうした乗客の一人であった。急行電車や朝夕の混みあった電車にはない時間の淀みのようなものが感じられる。それはちょうど夏の包み込むようなかったるい空気にも似ている。その空気をまるごと電車が運んでいると考えてもいい。誰も急がない。目の前に来た電車にただ乗り込んだだけ。電車がどこへ自分を運んでいくのかさえ気にはしていない。2,3分おきに開くドアから流れ込んで来る熱い空気に、はっと自分の目的の場所を思いだしたかのように人は降りる。
 夕方になると海からの風が潮の香りを運んでくる。それはボクをまた別の世界にひきこんでいく香りなのだった。
 あした台風が近づいてくるという。その後ろに梅雨をひきつれて

■2002/06/12 Wed■  夢の夢こそ哀れなれ [長年日記]

Bud Powell
Bud Powell Trio Plays
 国立文楽劇場の文楽鑑賞教室。今年の演目は『曾根崎心中』
 一月のお徒歩で『心中天網島』道行きコース〜小春治兵衛の足跡をたどる・・・なんてやって、スタートが、『曾根崎心中』の天満屋のあったあたりだったこともあってすごく楽しみにしてた。

 何回も観に行ってるわりにようわかってへんのだけど、今回の『曾根崎心中』「生玉社前の段」と「天満屋の段」では、人形遣い吉田玉女(徳兵衛)、吉田簔太郎(お初)が黒子のままなんだよなぁ。どうして? まだ下っ端だからなん? うーん、きのうのはそういえば人間国宝クラスは出てなかったよなぁ。この前の二段は黒子のままという演出意図があったん?ようわかっとらんのよね。誰か知ってたら教えて。いちおうあちこちのサイトも調べてみたんよ。それであの「この世の名残り、夜も名残り。」の「天神森の段」になると、人形遣いは顔を出してる。人形遣いの人が変わったのか、解説ラジオも借りてもらってたんだけど、この段はしっかり自分で楽しもとイアホーン外してたから、誰がやってたんかもわからん。パンフレットには、「天神森の段」だけ変わったというふうには書かれてないしなぁ。
 さていよいよやっぱり「天神森の段」でしょ。
《この世の名残り、夜も名残り。死に行く身をたとふればあだしが原の道の霜。一足づつに消えて行く夢の夢こそ哀れなれ。》 
と、30年も前に覚えたフレーズがやっとのことで生の太夫の語りを聞けると思うともうわくわく。三味線も、太夫も四人ずつ。おとどしに観た『心中天網島』では六人ずつで、道行なのにやたら派手っぽくて、思わずファンクぅぅ〜!! でもゑっ?って思ったけど、きょうみたいに四人ずつってくらいが丁度いいかも。『心中天網島』ではその派手さに気圧されてしまってた。きょうは前から4列目のほぼ真ん中だったせいで人形がよく見えて、人形の艶っぽいことといったらなかった。女の頭は全然動かないのに、微妙に表情が変わって見えるんだよなぁ。心中するのに、お初と徳兵衛の二人の体を結わえるんだけど、その帯を二人が引きあって顔を見合わせるシーンなんてもうたまらん。生身の人間以上のすごみがね。

 ところで、いまこれ書くのに、あちこちのサイトを見てたら、《何年か前に目にした研修生募集のキャッチコピーには「あなたも人間国宝になれる」…なかなかいいでしょ♪。そ。文楽の後継者は、世襲制ではありません。》とな。そうでしょ、そうでしょ(笑←significant)

■2002/06/22 Sat■  引き出しの中 [長年日記]

Tom Browne
Love Approach
 別にこれといった心境の変化があったわけでもなく、日本橋へ行ったときにふっと見たパソコンデスクを衝動買いしてしまったことから、こんなたいそうなことになってしまった。以前からモニタの上なんかがうちのお猫様たちの巣になってしまっていて、マックの周辺は狂乱状態。そうでなくてもスキャナは物置台と化していたから、これは何とかせなアカンとずっと思ってた。
 その9日の日曜にパソコンデスクを見つけたものの、持って帰れないので、後日に車で取りに来ると取り置きにしてもらった。家に帰ってBにそのことを言うと、ボクのG4だけでなくて、B用になっている8500のほうもパソコンでスクに置こうと言い出して、結局2台買うことになってしまった。あ〜ぁ、また前振りが長いなぁ。はしょって、2台になったせいで、運送料店持ちで家にまで運んでもらったのだ。配送のおじちゃんご苦労様でした。ボクならその時点で足腰いわしてしまってんだろうな。
 さて、現物が着いたのが14日の金曜日。そこからもうすでに1週間。ボクの苦闘が始まった。とにかくパソコンデスクを2台置くスペースを作りださないとあかんのですよ。あっちのものをこっちにやり、そのためには中に入ってるものをほりだすスペースを作らなければならない。中のごっちゃまんと詰め込まれていた本などを出したはいいものの、つぎにはその入っていた本棚を行く先のスペースを作らなければ、そしてさらにさらにそこまで動かすためのスペースを、というふうにそれはまるで倉庫番のゲームやってるようなもの。結局、本棚などの箱ものが収まるまでに5日ほどかかったかな。
 やっとのことで本、レコードの類もきのうあたりで収まった。だいたいね、こんなアホほど本やレコードを集めてどないすんねんと思う。それでなんぼなんでも要らン本、雑誌は捨てて、売れそうな本はBOOKOFFに売り飛ばしに行ったんだけど、そのときになんでこうなるのかわかった気がする。売り飛ばしたところで、ほとんどまったくと言っていいほど金にならないのだ。売れたのは持ち込んだうちの1/3ほどで、それもたったの680円。売りに出す本を選って箱に詰めて運ぶという労力にも値しない金にしかならないのだ。それならよほどつまらん本でないかぎり置いといたほうがよっぽどマシちゃうかと、どっと疲れが出てきたのだった。100円で買うたびに「ご不要になった〜〜」なんてのはほとんど真っ赤な大嘘だって。こちらは値段がつきませんでしたという中には、明らかにBOOKOFFなればこそ残されてしまった本もいくらか混ざっていたのだよ。
 さてきょうから引き出しの中の整理。本棚じゃなくて引出しとなると俄然身辺整理じみてくる。つまりボク個人に関わってくるものがどっさり詰め込まれている。捨てるにも困ったもんだわ。とうに期限の切れた保証書や、車の保険証書なんかは送られてきたまま封も切らないで引き出しの奥にほりこまれてある。
 引き出しの一番奥にはバレンタインのチョコの空き箱、チョコはとうに食べてしまってるのに空き箱だけが後生大事にしまってある。隠してあった。う〜んと一瞬躊躇しながらも、もういい加減にしとかないかんとばさっと捨てた。誰に貰ったのか、聞くなよ。
 それからエロビデオだったり、コンドームだったり、にゃはは、なんで持って帰るんだ、そんなもの、アフォ(゜o゜)  イチゴの絵が描かれていてイチゴの味がするそうだ。これも捨てるべきか、いや、ちゃんと使えるんだから、いざというときのために残しておくべきか。しかしそのいざというときになって、イチゴの味がしたという女を思い出すのもなんだかなぁ。賞味期限、ん?それにあれってやっぱり何年も経つと使い物にならんのじゃないの。でも以前、何年物であってもちゃんと使えたぞ。う〜ん、また引き出しの奥に。
 年賀状、これも困ったもので、だいたい、なんでお子ちゃま年賀状なんか送ってくるのだ。ボクは一度たりとお子ちゃま年賀状は送ったことない。それを、けっと無碍に捨てるわけにもいかず、引き出しにほりこんでおくといつのまにか3年経ち、5年経ちして、是もバカにならない。これは有無を言わさずバサッと捨てる。念のために住所だけ、比較的新しいのはメアドが記されてるのもあるから、それをチェック。でももうボク自身年賀状は3年ほど送ったことがない。
 写真。これも困りもので、自分で写したのは、写真屋がくれる簡単アルバムなどに収まってるからまだしも、もらった写真なんかはもうぐちゃぐちゃ。それにけっこう写真というのも生ものだったりするので、そのときはきゃはははと見てよろこんでもいるけれど、引き出しの中でかきまわされているうちに端っこのほうが折れ曲がってしまったりしてる。もうふつうの写真、つまりよっぽど気合いのこもったげーじゅつ的な写真でないかぎりデジタルがいいね。焼き増ししてもらってもあとの処理に困る。とか言いながら、写真を整理しながらもついつい見てしまって思いだし笑い。
 そんなふうにまる一日引き出しを片づけてたらきれいになるものだ。でもこんなふうな引き出しだと突然死ぬことなんか到底できないな。

■2002/06/25 Tue■  本棚の奥 [長年日記]

Zachary Breaux
Groovin'
 なんだか知らん間に6月もあと1週間ないんだなぁ。あんまりろくでもない6月。いつも通りの梅雨があるわけでもなくて、昼間かぁぁっと暑かったりして、それでも夜になると昼間の暑さが嘘のように過ごしやすかった。それは6月の中旬の話だね。20日過ぎたころから、梅雨の蒸し暑さなんかどこへやら妙に肌寒くなった。あーなんか気が重い。それは阪神が連敗しとるからでもなく、Wカップの喧騒でもなく、ほんとプライベートなことで、何人かまわりの人間にはぽろっと漏らしてるけれど、ネットの中で書くわけにもいかないしね、ボク的には、身辺整理と称してマックの周りを整理したり、模様替えしたりで過ごした。
 そんなふうな身辺整理をやらかしていると、何とか目の前のことは横に置いとけるけれど、昔の写真が出てきたり、自分で書いたものなども出てきたりして、つい過去に引き戻されてしまう。そうすると、その時間の流れをいやがおうにも思い知らされて、自分で年とってしまったなぁと思うと、目の前のことにまた引き戻されてしまってる。
 それはそれとして、どっさり山ほどある本ね、その中には、がすっと来た本があれこれあったりして、この身辺整理の間に眺め直しながらという余裕はなかったんだけれど、ふっと思うのに、それらの本をもう一度読み返してみたりすることはあるんだろうかとねね。特にがすっと来たところなどはぱらぱらと拾い読みなどで読み返すことはあっても、じっくり腰をすえて読み返してみることなどないんだろうな。きっとそれだけの時間がない。ないにちがいないなという、なかば諦めのような気持ちになってしまってる。それでもどこかにその可能性だけでも残しておきたいと本棚の奥に再び収めてしまってる。
 ふっと傘の中。いまだ抜けきれない自分がいる。99%ちがうというのはわかっていても確かめてみたい。もしそれが残りの1%だったとしてどんな顔をするんだい。それさえわからないうちに傘の中に隠されてしまって

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