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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/04/05 Thu■  [長年日記]

Southern All Stars
熱い胸さわぎ
 四谷まで来れる? と言われても、四谷ってところは行ったことがないから、四谷怪談しか頭に浮かばないで、えっ、四谷のどこ行ったら、ええん? あ、東京向いて一番前の改札出たところね。おっけ、おっけ、それなら楽勝。
 ゑ? かもんようこって、これやろぉ。きのう一緒に飯食ってたって、うわぁー、そんな軽ぅ言うなよぉ。うっ、うっ、うっ、今度、ぼ、ぼ、ぼくも呼んでぇ〜〜。な、な、何でもするぅーー、一緒に飯食わしてぇー。
 アルタの前はもうぐっちゃぐちゃ。人、多すぎ。
 信号が変るたびにスクランブルの交差点を人が埋め尽くすのを、Tsutayaの2階にあがるスタバの踊り場でコーヒーすすりながら、それにしてもここも人が多すぎと、ハイレグ女子高生の向こうに眺めてた。暑い。
 東口交番って歴史あるよなぁ。と、いつ見ても思いだすのは30数年前。
「いまタワーレコードにいます」 ちょっと待てよ。なんで約束の場所から勝手に動くのだ。
「あ、これから上々颱風のライブが始まるところです」 あぁ、わかった、わかった、そっち行くよ、そっち。ん?新宿のタワレコってどこにあるんだ?
 なんせ重いんだって、グレゴリー。腹、減ったぁー、天丼食おう。南口にてんやあったよなぁ。ん?どこ、そこかなぁ?あれぇ、あれへんなぁ。 うん? あぁめんどくさい。きょうもドトールでいいや。Bセット!
 ううー、なんでこういうときにデジカメ忘れてくるんだよなぁ、と後悔してみても、デジカメは新宿のコインロッカーの中。しかたがないので使い捨て買った。あの使い捨てのシャッターの軽さってすごく違和感がある。変にてぶれしそうでどうもあかん。建長寺で150円の鎌倉の地図買って、さぁどこ行こうって、ぴきっと目につくのは、化粧坂切通。こないだ読んでた、伊集院静に出てきてたなぁ。そこ行こ、っと、ぴっぴきぴーと地図上でラインができる。あーここらあたりすっかりライダーの頭になってしもとる。を、いいねぇ。亀ヶ谷坂も通れるしねぇ。
 鎌倉街道を左に折れて、長寿寺。
「まごちゃん、まごちゃん、長寿祈願しに行ったほうがよくない?」 
だぁーー、な、なんでやねん、押し倒すぞ。
「でも長寿寺でどうして墓地の分譲やってるの?」
あ、あのですねぇ、長寿というのは長生きするというだけで、不死ちゃうやんか、死ねへんということなんも保証しとらんよ。長いこと生きた後に必ず死ぬことを前提にしてるわけやから、お墓も必要やろが。と、なんでこんなとこで、こんな状況で小理屈たれんなアカンねん。もっとロマンチックに行けよ。
 なるほどね、そういうふうに考えるわけね、あ、そかそか、要するに、これ、よう子どもでいてるやん。先生にちょっかいかけに行っては、うっとおしがられてるの。まわりの子どもらもあいつアホちゃうんかいなってあきれかえってるのに、自分がそんなふうにすることによって、まわりから「嫌われている」というのを確認することで、自分の存在を確かめてるわけなんだ。まぁどっちにしろ寂しい奴だな。
 うわーうわーうわーうわー。かわいいかわいいかわいい。きゃー。きゃー。きゃー。声にならない。りかでちゅよー、りかちゃんでちゅよー。そんなちいさいころからおかあさんとはなされてたいへんねー。いつかきっと、いっしょにくらしましょーねー、わたるちゃんがよくなったら、いぬがかえるようなおうちにすみましゅねー、よくなったら、よくなった、ろわああ、あなたも一緒に、暮らしましょう、ねえええええええええおおおかあーさん迎えに来ますむわっててね・・・・・・・・・・
 ふっと、気がつくと、ボクをずらっと囲んでるのは大酒呑みばっかりー。なんちゅうメンツやねん。目の前がくらくらする。
「あ、は、はい、わ、別れました、あ、はいい」
何をぼそぼそ言うとんのじゃい、このおっさん。はっきり言え、はっきり。それにひきかえ、その横のおっさん二人は声でかすぎやっちゅうねん。世界の注目をひきつけてるやろがぁ。あ、ポテサラもうなくなったん。ん?愛、なんでこんなとこおるん?


■2001/04/04 Wed■  [長年日記]

AL HUDSON & THE PARTNERS
CHERISH
 内田春菊の『あたしが海に還るまで』を名古屋までに読みきって、ふーっとため息ひとつついて、寝ようとするけどなかなか眠れない。すぐに『蝶の皮膚の下』を読み始める。ちょうど1年前同じ新幹線の中で同じ『蝶の皮膚の下』を読んでたのを思いだしておかしくなる。何かの欠落、欠落を追い求めてどうする?
 ちゃんと調べて行けよなぁ。鎌倉の櫻はすげぇーすげぇーって鶴岡八幡宮の正面の段葛の櫻でしょぉー。そこ通らんと小町通りをぶらぶら歩いて、何してまんねん。エエんだけどね。八幡宮の段の上から眺めた櫻はぼーっと霞んできれいだった、と負け惜しみ。あ、でもちょこちょこ、櫻、ちょい満開過ぎだったけどあったよなぁ。だいたいボク峠フリークだからね、鎌倉ったらやっぱり切通でしょ。亀ヶ谷坂切通で気がついたんだけど、太古にはぐっと中まで海が侵入してたんだろうな、あれははっきり海食崖でしょ。海食崖をうまく使って、切通にしてんだなぁとちょっとりかの先生になったみたい(笑) それで亀ヶ谷坂を越えたところにぽこんと盛り上がった丘があって、あれはたぶん太古の島だったんだろうけど、そのてっぺんに一本の立派な櫻の樹が。
 いきなり「あたしバツイチになったよ」と告白されましてもですねぇ、そうそう、別に結婚しているという状態をキープする必要はないし、結婚してるから、《不倫は不便》なわけで、かと言って、不倫な関係ぢゃないから、何をごちゃごちゃ、あ、でもやっぱり旦那がいないと家に遊びに行くにしても遊びにいきやすいわなぁ。いくらボクでも気ぃ遣うし。「ひいちゃん、今年のはじめに糖尿になって」 ゑ、それやったら、顔、見にいこうと即決。
 江ノ電に乗るのは初めてだったから、まるで小学生のようにはしゃいでいた。江ノ電がつっきってる神社はどこなんだろうときょろきょろしている。「もうすぐ海に出るよ」と、振り向いた目の前に湘南の海が広がった。けっこう波が高い。豆粒のように沖に漕ぎだすサーファが見える。「『稲村ジェーン』ってのはこのへんだよねぇ」
 「あ、はい、別れたです」
 「江ノ島の神社にカップルで行ったら別れるんだってね、琵琶もった神さん、あ、弁天さんかぁ、その弁天さんがヤキモチ妬くらしいよ」
 「をーラッキー(^。^)v 上がって行ったんやんか。せやけど、江ノ電で行って、あの橋歩いて渡ってたら、風が強ぉて、むちゃ寒なって、ぐぐぐーっとおなかに来て、ほれ、なんかあるやん、エスカレーターみたいなん、あれ、『乗る?』って聞きやってんけど、もうそのとき限界で、だぁーーっと一目散に下りて」
「橋、渡ったところにトイレあったでしょ」
「うん、うん、そこに駆け込んで。せやけど、紙あらへんねんやんか、しゃあないから、ポーチの中見たら、商売道具があって、それで足らんかったから、見たら、文庫も入ってたから、その奥付、びりっと破って、文庫の紙は滑りがよすぎてアカンわぁ」
「自分のことしか考えてないです、彼女。優しくないです。」
 ぴちゃぴちゃと音がする。固く尖った舌を入れられる。そのぶつぶつした棒状のものを、暑い土地で育つ分厚い花弁を持った花の、中央に飛び出した花芯のようだと私は思う。
 瞬きもせず私を見つめる目はすぐ潤み出す。それを見ると放っておけない気分になる。私は腕を伸ばし、彼をもう一度布団のなかに引き入れる。大丈夫だよ。りかだよ。りかだよ。声に出して言いながら髪や、頬や、唇や、口の中や眼球や首筋や乳房や乳首や足の間のしめった部分を触らせる。これがりか。これがりか。
 新宿のコインロッカーに重たいグレゴリーを入れる。100円玉がない。


■2001/03/31 Sat■  [長年日記]

PARLIAMENT
P-FUNK EARTH TOUR
あらぁー なぁんもせんうちに3月もおしまいやね。
ひぃ〜〜、ほんまなんもしてへんから、なんもないんだけど、
なんもないとこから、あることないこと書くのが作家ってもんでしょ。
だから、なんか書く。作家への道は長く、辛いんだわ。
印税だけで毎日、昼寝して暮らせたら、それはもう言うことなしやね。
そんで、どっか行ったら「せんせ、せんせ」と、なんでやねん、と思うくらいの接待してもらえるし。
そそ、その昔、五木寛之や、もう30年近く前の話ね。バーみたいなスナックみたいなようわからん店でバイトしてたときの話。
その日も店入ったら、オーナーが呼びよるんよ。
「おんち、阿呆なこと言うたらアカンぞ」
「アカンって、なんやねん、あのおっさんかい」
と、ぱっと見に渋ーーいおっさんがおねえたん横に座らせとんのね。そのおねえたんというのが、ボクがいつも休憩のときに行ってた喫茶店の蓉子(仮名)
これまったエエ女やったんやわ。いつもはボクなんかとあっほぉーなことばっかし言うとったのに、その日はえらいお澄ましして座っとんねん。
渋っーーい中年のおっさんに、若ぁーーいエエ女の組み合わせ。その二人を濃いめのアンバーの照明でぶち抜いたって感じ、芝居的に言えば。
まぁ、いまのボクみたいね。
「あのおっさん、誰やねん」
「五木寛之だべさ」
「なんで蓉子(仮名)、連れてきとんねん」
「蓉子(仮名)、五木寛之の札幌妻だべ。言うたらアカンぞ」
うげぇーー、しばいたるぅぅ。おまえなぁ、ロクな小説も書かれへんくせに、金だけ儲けやがって、金にあかして、蓉子(仮名)を手ごめにしやがって、ゆ、許す{^。^`;ヨホホ
ほんま、むかついたちゅうより、悔しいやんけ。
中上健次がエエ女、横に侍らせてても、悔しないけどなぁ。
五木寛之やぞ。去年も、もう読めるかなぁと『恋歌』読んでみたけど、ほんまどうしょうもないほどくだらん。文学の香りってもんが全くせんじゃないの。
せやのに、蓉子(仮名)を現地妻にしやがってから。しかし中上健次と蓉子(仮名)の組み合わせは想像できんな。いちお、五木もそれなりのオーラだけは放っとったけどね、場の雰囲気が全然ちごたよ。まぁ、エエかぁ、くそぉー。悔しいなぁ。
もうひとりおったな。虫明亜論無(←漢字、おうてたかなぁ。まぁ、ええわ、こんなおっさん) このおっさんは、2,3べん来よった。やっぱし若い女連れて。
蓉子(仮名)の場合はボクもできるならおこぼれにあずかりたいと思う女やったけど、虫明のおっさんが連れてきとった女はボクは好かん。
やりたない・・・・・やらしてくれへんけど。
そんでも他のもんにしてみたら、エエ女に見えるやろなぁ、あくまでボクは好かんかったけど。
そんで虫明のおっさんも、しょぼくれたおっさんで、なんでこのおっさんが若い女、連れとんねんと思うたもん。五木の場合が濃いめのアンバーなら、虫明のおっさんはベタ明りやったけどね。
それでもその気分が露骨に出ててんやろなぁ。オーナー、心配しとったて、こいつ、なんかやらかすんちゃうかと。なんもせんかったけどね。
むぁ〜〜っ、甦ってきたやんけぇー。
なんで、作家やったら、若いエエ女、連れて歩けんねん。くっそぉー。
芥川賞なんてこと言わへん、言わへん。賞はいらんから、印税くれー。
ほっとっても女よってくる肩書きくれぇー(爆死) 
冗談やで(殴)

春や、春や、言うてたら、東京で櫻にほんまの吹雪舞うてんてねぇ。
うーーっ、さぶぅーーー、ぬくめてほちぃーー、エエ女に(泣)

いま調べたわ。虫明のおっさん、篠田正浩監督の「札幌オリンピック」の脚本やっとんったんかいな。そんでやなぁ、ひょこひょこ札幌、来とったんわ。けっこう、エライ人なんや(^_^;アハハ… せやけど、やっぱり、あのおっさんが若い(エエ)女、連れて歩くんや(-_-;) あ、もう死んだはる。合掌・・・南無ぅー


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