Nina Simone Here Comes The Sun
「これで自分と彼女との関係は一段落を告げた。三十六にもなって、子供も三人あって、あんなことを考えたかと思うと、馬鹿馬鹿しくなる。けれど……けれど……」
をー、こりゃ、不倫の話じゃんかよ。なるほど、三十六の妻子持ちの男が、若い女に「せん、せんせ」と言わせて、おふとんの上で....なるほど文学史というものはエロいのだ。すべからく文学史に登場する作品というのはエロいのだ。ふむふむ、なになに、□□□□□で○○○して□□□□□□□□□だから○○○○○○になって、△△△△の□□□が○○○○○○○となるから□□□ をー、そういうわけで『蒲団』なのね、若い女の匂いがする、くんくんくんと嗅ぎまくった男、知っております。キミだよ、キミ。ボクではありません。 やっぱり上手いねぇ、文章。いまのどこぞの売文屋みたく、すこすこでなくみっちりつまって、しかも小さい活字で上下二段。ぎゃふん。
「時雄の其の夜の煩悶は非常であった。欺かれたと思うと、業が煮えて為方がない。否、芳子の霊と肉?其の全部を一書生に奪われながら、兎に角其の恋に就いて真面目に尽したかと思うと腹が立つ」
いいねぇ、このねちねちした文体。有無を言わせないんだよなぁ。されど文学史なのであった。
「ボクら、夫婦とちがうン?」 とは、これまた盗み聞きシリーズなんですが、ヤモとメイプルソープ展行ったあとのスタバで隣り合わせた二人の会話。ボクのほうからは男と斜に向きあった位置で女の方はちゃんと見えなかったんだけどね、そのような会話が聞こえてきた場合、理由もなく女の方がどんなんかなぁと見るわけにいかないじゃないですか。でも気になる。見たからってどうってことないのはわかっていても見たくなる。それで座る姿勢を変えて、自然に女の方を見てみたけれど、やっぱりどうってことなかった。 きっと修羅場なんでしょねぇ。やっとのことでミナミで男が女を捕まえたけれど、女の方は一所に帰りたくないと言う。とにかく一度家には帰るから、一人でタクシーで帰るとか、嗚呼、きっといま時分は修羅場の真っ最中。同じようにボソボソと男が 「キミがそう思うのは、キミの甘えなんんとちゃうん」 とか言って、そこからしばし女の沈黙。そういうときには風邪をひいてるでもないのに鼻水をじゅじゅっとすすり上げ、そうして、目の前45度あたりには何か食い物が乗っていたような汚れた血、うわうわ、レオス・カラックス、汚れた皿の横にビールの空き缶が3個......くわぁ〜〜〜っ、見てきたようなウソばっかり(^_^ゞ 人の不幸で遊んじゃあきませんね。が、ボクの不幸でさんざん遊んだやつもおることだから、因果応報、お愛子様ぁ〜女王さまぁぁ〜