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■2004/11/05 Fri■
『不死鳥』
[
長年日記
]
不死鳥
*1
─フェニックス─ボクはこれまでに何度恋に陥り、そして恋に泣き、それでもまた不死鳥のように蘇ってきたことだろう。そう不死鳥そのものの人生だったのだ。いや、ボクは不死鳥の生き血
*2
を飲んだ不死鳥そのものなのだ。
キミがバイバイと手を振るのをぼーっと見ていた。暗闇の向こうにキミが消えていって、初めてさっきのバイバイは本当のバイバイだったのだと気がついた。ふっとため息をひとつ、RX-7を動かし始めた。ポアゾンの香りだけが残るシートを左の掌で撫でてみる。ついさっきまでそこにあったぬくもりももう冷え始めていた。当然のように、その夜、帰りの車にキミからの携帯はなかった。きょうと同じような、あの冬になろうかという日にキミと出会った。長く長く伸びた二人の影が重なりあったときが、二人の恋の始まりだったのだ。
だぁ〜〜っ、書けません。告白本なんて…でったいに書けそうにありません。
そうそう、きのうというか、今朝がた未明に見た森山大道のDVDの中で、インタビューに答えて、若いころにはモノ書きになりたいと考えたこともあったけれど、それは無理だということに気がついた。そんなときにカメラと出会ったというふうに答えてたな。最後に、ひとつだけ恋愛小説は書いてみたいねと。そうそうある意味、写真は恋愛なんだと、これはアラーキーも言ってたか。
ずっと以前にね、まご日記のファンだった彼女が、
「まごちゃん、本を書けばいいのに」
「そんな本なんか書けない」
「日記に小説、書けばいいじゃん」
あ、そだ、こうして毎日毎日書いてるんだったら日記を小説にすればいいのか、じゃー書こかぁ、なんてね、世の中、そんな甘いことおまへんでぇー。それなら世の中にごまんと作家先生がおらっしゃることになる。ネットで石を投げたら作家先生にあたる。
いや、それはそれとして、森山大道がDVDの中で「ひとつだけ恋愛小説を書いてみたいな」と言ってたのが心に残る。何度恋に陥り、そして恋に泣くことのどこが悪い。恋に恋して、何が悪い。恋してるから、恋してたいからこそ、写真も撮ることができる。旅に出ることもできる。そして大道やアラーキーの写真がそうであるように、生きていくことそのものが恋愛私小説であればいい。いくつになっても、いつまでも恋してたい。
*1
うらまご20041104
参照
*2
『火の鳥』と勘違いしているようでつ。アフォ
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