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■2002/05/07 Tue■  雨の日には [長年日記]

内藤洋子
白馬のルンナ
♪〜雨の日には軒を伝う雨垂れの
  いちばんきれいな滴をほしいと思うの

 静かな雨。ゴールデンウィークの疲れを癒すかのようで。この時期のこういう静かな雨はほんとにいい。とくに芽吹いたばかりの新緑が洗われてなんてきれいなんだとつくづく思う。からっと晴れ上がった青空の落ち着きのなさをなだめるように静かに雨が降る。
 こんなふうに季節の移ろいが身にしみるようぬなったのはいつからだろう。まだまだ若いころ、春だ、夏だ、と、ただ漠然と感じ、どこか前へ前へと期待が先行していたのに、いまはあるがままに、季節の移ろいを受け入れている自分がいる。沈丁花の花の香り、最初に開いた櫻、はらはらと散る櫻、そして雨に光る緑。それらがすんなりと自分の中に入ってくる。
 つい最近読んだ本の中だったか、それは経験値の差によるのだというようなことが書いてあった。なるほど、ひとつひとつの季節の移ろいに、それに派生する自分の捨て去ればいいはずの過去がしがみついている。そうして今年もまたあの日がやってくる。



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