何もかも終わってしまうけど、何もなかったように話すだけね わたしたちの人生なのに― ダニエル・シュミット『トスカの接吻』
病気が判ってからこの数ヶ月、ボクはボクなりにいろいろ考えさせられもした、と思う。とくにこの数日..... この年になって、初めて人の死に目に立ちあうこともできて 亡くなる前の夜に、そこに猫がいる、この病室の天井に白い仏さんの絵が描かれてると。
過ぎてみれば あっという間じゃ花輪和一『猫谷』
さてこういうことは、ここで書くべきじゃないかもしれないが、きょうは別の親子4人がそろって晩ごはんをしていた。「つぎはいつだろ」とは誰も言えないで。たぶん親子4人揃った食事はこれが最後だということはわかっていても、絶対にそのことは口に出すことはしないで。それを第三者として近いところで見ているのは辛かった。