「あんなぁ、かくかかくしかじか、諸般の都合により、天保山にて合流いたす所存にござる」
ふーっ、いきなちのドヂではありましたが、標高4.5mの天保山、そしてはるか高所を通過するなみはや大橋を越えて、標高33mの大正の昭和山と、大阪の2つのピークに登頂せり。ふー、中高年登山も大変だわ。
さて今年の櫻はなかなかもちが良さそうで、ビートルの中にも櫻の花びらが舞い込んで、実のところ、助手席側のウィンドー開けっぱなしで2時間放置プレー。風流でエエでしょう、しづこころなく花の散るらんってね。
桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。俺はあの美しさが信じられないので、この二三日不安だった。しかしいま、やっとわかるときが来た。桜の樹の下には屍体が埋まっている。これは信じていいことだ。