■立杭 陶の郷入園料1人200円というのは何なんでしょ。観光物産センターで陶器を買うだけならタダでいいのに。陶器の安売りもなかったしさ。でも2枚で1万円の皿、気に入ったんだけど、さすがに手が出ず。帰ってから思い切って買えば良かったかなと思う。まる八窯でもう少し庶民的な皿を3枚買う。
■山崎 昼飯食ってたら、いきなりサントリーの山崎工場でしか売られていないウィスキーを買いに行きたいと言い出す。あのぉー、方角、反対なんですけど。が、篠山から亀岡抜けたら早いと、ボクのナビははじき出すのであった。かくしてデカンショ街道ひた走り。亀岡からは400円の高速も使って、長岡京を抜け、サントリー山崎工場に着いたのが5時5分前。が、工場見学は4時半まで。肝心のウィスキーも買えず。どっと疲れが。誰じゃ、5時までなどと言うてたのは。 受付のコンパニオンお姉さんが「パンフレットだけでもお持ち帰りください」と言うのに、「パンフレットで酔えるかいな」と飲みもせんのに言うてるボクちゃん。でもよぉ、役所じゃないんだからぁ。たかが、酒屋でしょ。「鳥居はぁーん、鳥居はん、酒売ってくれへんかいなぁ」 「こら、サントリー、火ぃ点けたろか。よう燃えるやろな」と騒げど、どっと疲れた。
■橋本 まっすぐ帰るにもちょっと早いので、山崎のちょうど対岸の橋本遊廓跡を見に行く。しゃかしゃかと写真するもいまいち気合いが入らない。橋本の駅のすぐ前の元遊廓の廃屋はすでにとり壊されていた。こうして消え去るのは残念だけど仕方がない。洋食の店=やをりきは営業していたので、中をのぞくと、カウンターにひとり座っていたおっちゃんがこちらを訝しげに見る。まだ全然おなかが空いてきてないのでやをりきは断念。 家に戻れば7時過ぎ。一日家でごろごろしているよりずっと心地よい疲れが。
をー、この6年ほどは過激だねぇ。01年の夏は某所に潜伏して^_^; 02年はヤモと東京徘徊しただけ。去年はキャサリンとヨーロッパを歩き回ったから、ちょっとは派手だけれど、何だか21世紀になってからしみちょびれとるね。とにかく「ひとりで」というのがないのが辛いワ。ひとりじゃなくてもひとりで動き回ってたのに。ひとりになったら、ひとりで動き回れなくなった。わけのわからんこと書いてるなぁ^_^; あのですね、基本的に「ひとり」というのが好き。でも....でもなんなんだよ、と言いましたね。
というわけで、きょうから8月。先週1週間はテニス漬けでくたばったせいで、きょう久々のオフは、ちょっと昼にタバコを買いに出たら、あまりにジリジリと照りつける太陽におそれをなして、家でくたーっとしながら、金本701試合フルイニング出場を祝ってたのだ。 まぁ、こういう夏もある。友だちん家に遊びに行ってもいなくて、暑い中をとぼとぼ歩いてた高校生だった夏を思い出す。
閑話休題(←文化庁「国語に関する世論調査」参照)。あまりのバカばっかやってる加減からか、その女子高生に
「悩みないん?」
と聞かれたのです。このことはどういうわけだかよく覚えていて(その女子高生の名前すら忘れてしまってるというのに)、さて当時のボクは何と答えたと思う。
「悩んでいる余裕なんかない」
ウソです。しっかり悩みはあったさ。でもそのような悩みを誰彼となくひけらかすほど趣味悪くないんだよっ。その女子高生の前で悩ましく見せるなんて、自分のポリシーに合わないんだよ。でもときには泣きを見せてしまうことだって。あ、いや、いまはそんな話じゃなかった。
《 私は人の幸せが嫌いだ。順風満帆に見えるヤツは、見ているとムカついてくる。》
この年齢にまでなると、順風満帆に生きてる奴ってのは必ずいるもんで、そいつらの顔を見ているとムカムカしてくんだよっ。やつらは社交辞令のごとくに
「やぁ、ひさしぶりだねぇ。どうしてるんだい?」
と聞いてくる。それは自分の順風満帆を開陳するための枕詞。をー、そうかい、そうかい。どうせ、あんたらから見たら、ボクなんて負け組でしょうが。だけども、オレから見たら、あんたみたいなヤツこそ負け組なんだよ。そうしてそういうヤツに限って、得意げに悩みを語って(騙って)聞かせるのだ。悪趣味だな。 うはっ、全然、コメントになっとらんか。支離滅裂なまま、いつかまた続く。