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うらまご/まごまご日記/まごっと/まごれびゅ/P-FUNK/maggot

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■2001/06/01 Fri■  [長年日記]

JANIS JOPLIN
I GOT DEM OL' KOZMIC BLUES AGAIN MAMA!
 ぐはは、きのうは寝ぼけ半分で適当なこと書いてる。。。
 きょう、一緒に行った8や酔狂に聞いたら、連中も帰って、またすぐ寝たという。やっぱり熟睡するのにも体力がいるんだということをみんなで確認。呪いという説もあるけど、やっぱり湯あたりしてたんやろね、全部で2時間ほど風呂に入ってたからなぁ。
 先週1週間はけっこう鬱陶しい天気が続いたけど、6月になった途端、きのうの温泉ですっきりしたせいもあるんだけど、すごく爽やかな天気になってた。その爽やかな気分ですっきりしゃっきり、朝のうちに『三文オペラに恋をして』も読みきってしまう。思うに何十年も深く静かにブレヒトを想い続けているというのは、いくらフィクションであってもすごいな。自分自身のかつてのブレヒトへの思い入れとオーバーラップして、ボクがブレヒトにずっと恋し続けていたわけではないけど、だってむちゃかっこエエやん
あんたは行っちまう、ジョニー
わけも言わないで
あたしはまだあんたを愛しているのに、ジョニー
初めて会った日のように、ジョニー・・・・・・
くわえ煙草はやめな、この下司野郎
ひょぉーっ、かっちょいいいいいい! このかっこよさに騙されんだよなぁ、ブレヒトのようなろくでなしに。それでも、ブレヒトのかっこよさが「ぼくたちの悪どさ」をすべて覆い尽くしてしまう。長い長い時のスパンを越えて最後に死ぬ直前のブレヒトに会うところでは、こっそり図書館の隅でぽろっと来てしまってた。
 「ぼくたちは、なにかをしようとした仲間の片割れだ。なんでもやろうとした。ぼくたちは、未来のすべての傷ついた指が指し示す、そういう人間なんだ」
 どうしてかって、それはずっとずっとずうううううううううううっと好きだったから。初めて会ったときから、好きだったから。好きで好きでたまらなかったから。初めて会ったときのこと、覚えてる?「あたしだい」と山台から跳び下りて来た日のこと。
 昼からはうってかわって『同行二人』 いったい何しとんの?仕事もせんと。『同行二人』はこないだから読んでる短編集『桃』の一節ね。へぇ四国のお遍路さんて西から東に向かったのか、知らんかった。あの四国の西の果ての佐田岬半島、地形的には中央構造線そのもだけど、そんなこと言うたら実も蓋もないでしょ。「西に沈む太陽が真っ赤に」(いま手もとにないから正確な引用じゃないけど)というのは佐田岬半島を思い起してたけど、ちゃうね。でも佐田岬半島ってすくっと西に延びてるやん。まるで天竺でもめざすように佐田岬半島を西へ西へ歩いて(笑) まぁいいかぁ。勝手に自分で情景を、映像を創り上げてしまえばエエねんやんか、小説なんて。ん〜〜こ、そこだけじゃなくて、自分なりにいろいろなシーンの映像が浮かんでくるのね。この『同行二人』なんて映画にしたらすごいおもしろいだろうなぁ、なんて思いながら、一気に読んでしまってた。すぐ近くじゃ、あしたの3レースはどうちゃらこうちゃらとか言うてるの。君ら、ときめくってことないんかい。。。うーん、でもときめくというのからは程遠い顔しとるね、彼ら。まぁ、それも人生だろうけど、やっぱりああいうのは好かんわ。

■2001/06/02 Sat■  [長年日記]

 
ATLANTIC STARR
RADIENT
 BOOKOFF・100円で諸星大二郎『海神記』と『ぼくとフリオと校庭で』を見つけ、即ゲッチョー。あと『私の骨』もゲッチョ。だから100円はやめらんない。そうだよなぁ、売り飛ばさなアカンよねぇ、って、なかなか本は売り飛ばされへん性で、そういう人種なんでしょ。でもやっぱりどうしてもいらん本は売り飛ばす。そのつもりではねてるんだけど、せっかくだから売り飛ばす前に引用しといたんねん

・ベッドの上の嵐を知っているのは、枕元にかすかに残っているスタンドの明りだけである。(上・P34)
・いま雪の湖畔の宿で、二人の行動を見詰めているのは枕元の行灯だけである。(上・P266)
・ここまでにいたる狂態のすべてを見詰めていたのは、満開の桜しかない。(下・P80)

 これで芥川賞だもんなぁ。おそれいります。きっとどこかの言語学者は怒る(?)んだろうな、いや、ボクは怒ってます。というのは、ほとんど1センテンスごとの強制改行、しかもインデントだ!「段落文体」じゃないですね。この際はっきりしておきましょう。

舐めんなよ!

それでこんなのがバカスカ売れて、印税がっぽしなんだから、うはうは笑いが止まらんだろう。鎌倉だの箱根だの京都だの日光だの軽井沢だの、どこでもえっちやりまくりゃエエじゃないの。はい、正直、白状しときます。この上下2冊組、生の値段で買いました。印税プレゼントしてまいました。むかつく。ミーハーなんだからしゃあないだろ。というか、川島なお美のおっぱいのほくろのせいだよ。けっ。せめて印税分だけでも取り返しておかんと。むかつく。
 あ、それで、上の引用部分を探すのにパラパラ見てたら、やっぱりこれポルノじゃん、これ。ポルノのくせに全然エロくないのね。猥語がぽんぽん出してきてもぴくっとも勃起しません。佐藤亜有子の『首輪』はほとんど猥語がなくてもしっかり勃起したのに、抜けないポルノほど最悪なものはない。
 はぁ、自分的にどうでもいいことをだらだらと書いてしまった。ほんまどうでもエエねん。でもいっぺんオープンにどっかで書いたろと思うてたから書いただけ。
 で、いまサッカーの何やってんの? ボク以上にミーハーなBがテレビつけててうるさい。ちょっとだけ見たけど、やっぱりサッカーはおもろくない。これは東京オリンピックの5-6位決定戦だったかを、長居に見せに行かされたところに起点を発してる。緊迫感がありそうでないんだもん。90分だか、のべつまくなしにわぁわぁわぁ湧いていて疲れるのだ。
 それで寝ころんで『フリオ〜』を読んでた。おばけ煙突ね、なんか、わかるわかる、実際に見たことないけど。ボクが小さかったころ『風の又三郎』すごい好きだった。『人魚姫』も好きだったか。。。


■2001/06/03 Sun■  [長年日記]

 
Moving in the Right Direction
5 minutes of funk / Be Sorry
 日曜だっちゅうの、あら、こんなん一時瞬間的に流行ったな、お気の毒に芸もないから、もう今年はポイなのね。元ゐ。日曜だっちゅうのに、仕事だ。しかも炎天下、でもないか、太陽燦々の下でじっとしてたらほんま疲れる。何もせんでもよくて、まだ何かしてたら疲れへんのだろうけど、存在だけが仕事ゆうのは疲れる。この存在だけが仕事というの多すぎるんよ。なんとか木陰を見つけてそこでだらだら過ごして、お昼近くになったら腹も減る。腹が減ったらすっと抜け出して、1枚300円のお好み焼と焼きそば食うてきたった。
 あーぁ、やっぱりだるい。ほんと陽のあたる仕事は辛いわ。太陽が眩しかったから(←このネタの出処くらいわかってよね)。
 思うてたよりずっと早くそのだら仕事は終わってしまって、ラッキーと別に喜んだわけでもなくて、やれやれ、ご苦労さん。でもまっすぐ帰ろうという気にもなれず、それくらいだるかったのだ。ここは旦那はひとりどっかに遊びにいった有閑主婦のところで、コーヒーでも飲ませてもらってゆっくりしようと行ってみたら、「お茶でいい?」って言うから、「あ、お茶なら持ってる」とポーチの中から500ペットボトル出してぐびぐび飲んだ。だらぁーんだらぁーんと人妻と小1時間ほどしゃべってたら、相乗効果なのか、だらぁーんだらぁーんだらぁーん。結局、コーヒーのいっぱいにもありつけずに退散して、さっさと帰って昼寝でもすりゃエエもんを、2匹目のどじょう狙いに新金のBOOKOFF行ってみたけど、そうそうどじょうはどこにでもおるもんちゃうな。せっかくだからと何か買うたな。忘れた。だるいから何買うたかチェックする気にならない。してさっさと帰りゃエエもんを長居まで来て、どじょう、どじょうと、ふいと右折して、今度は瓜破のBOOKOFFへ。瓜破のBOOKOFFは混んでたなぁ。とくにマンガのとこ。ほんまいっつも思うけど、1冊100円のマンガくらい立ち読みすんなよ。やっぱりどじょうはここにもおらん。かわりにエロっぽいしっちゃかめっちゃか、誰だったか、いまはだるくて思い出せない、チェックする気にもならない。とにかくしっちゃかめっちゃか4コマエロマンガ。そいつのが100円で4冊ほどあったから、それをかためてゲット。こうして家の中はまた狭くなる。
 さすがにBOOKOFFのハシゴしてたらくたーっとなって家に帰って寝転がって、らぶらぶメール飛ばそうとしても頭がモーロー。ポテQと寝てしもてた。起きたらもう晩の9時まわってた。Aduにビデオのスイッチ入れてと頼まれてたんも忘れてんの。
 う〜ん、もうテレホタイムかぁ。まだしゃっきりせんなぁ。ぼーーっとしたま日付が変わる。あ、Keith Washingtonの"Kissing You"のアナログ、頼まれてたんも忘れてら。

おのれら頭が煤けとるわ

いまチェックしてみた喜国雅彦、しっちゃかめっちゃか4コマエロマンガは。


■2001/06/04 Mon■  [長年日記]

 
PARLIAMENT
12" COLLECTION AND MORE
 朝、めざましテレビの爆音で起きてるんだけど、それはすごい音です。びびります。でももう慣れっこになってしまってるからどうってことない。ちなみに今年はプロ野球のニュースの時間がとても短くてうれしい(苦笑)
 で、その星占いランキング。わが獅子座は本日ワースト1であったぞ。ほとんどアテにはしてないんだけど、だってベスト1のときでもエエことあるわけないもんねぇ。それより、星占いの相性というのは星座の角度が120度なのがよいなんてのをずっとずっと前にどっかで読んだことがある。簡単には1年は365日だから、単純に誕生日の間の日数を勘定すればいい。それはそれとしてもっと簡単には4つ目の星座の相性がよいのですね。ボクの場合は獅子座から4つ目は射手座と牡羊座ってことになるわけ。ところでめざましテレビの星占いランキングではけっこうその星座が連動してしまうんよ。ちなみに本日の射手座、牡羊座は9位、10位ってところへんだったような。これってエエような悪いような、その相性でくっついてたら二人して落込んでしまうってことにもなりかねないでしょ。うーん、一方がワースト1で落込んでるときに、ベスト1で能天気でおられるのも困ったモンだけど。
 ちなみにmy.yahooでも占い簡単にできんだよなぁ。ちなみにあした(正確にはもうきょうだけど)「家庭関係に何らかの変化が舞い降りてくる日になりそうです。あなたにとってそれは、自分の肩に責任を背負うことになりそうですから、十分な心構えを持って行動してください。」むぅー、ひじょーーーに暗示的、って、をい。ついでに恋愛相性は「この日は、エネルギッシュな相手にあなたが振り回されてしまいがちです。逆らおうとするとかえって煩わしくなり、溝がふかまる可能性があるので、できるだけ相手のリードにゆったり身を任せるよう努めてください。二人ともひとつのことに熱中しやすい時なので、共通の目的を持ってば、同じ歩調をキープできるでしょう。」ぎゃああああああ、もうもう増殖しまくってますでぇ〜〜〜す、って、をい。。。しかしなんで25点/100点やねん。
 あら、きょうのワースト1話がそれてしもた。別にこれといって悪いことなど無し。昼飯食いにでて念のため飯屋のすぐ近くのBOOKOFF100円をチェックしたら、またまた諸星見つけて、即ゲッチョー。なんでついこないだまでとんとマンガ読めへんかったのに、こんなはまってしまうんだい。ワーストどころか、むしろ逆にラッキーでしょう。ボクにしてはばりばり仕事もしたし、他のレベルから見たら当たり前程度ですが、夕方からは2週間ぶりにエアロビクス行って、毒抜きしまくって。と、ところが晩ごはん食べずに直行したモンだから、1本目はまだよかったが、2本目のステップになったら、多分にぼーーっとしてきてたんやろね、ステップ台の縁のとこ踏んで、上に乗せてるボードはひっくり返って、ボクはおっとっとっと人のステップ台のとこにこけそうになってしもたやない。むっちゃかっこわりぃ〜〜。別に怪我したわけでもないからエかってんけど、かっこ悪いよのぉ。ワーストゆうたらこんなとこか。やっぱりあんまりあたってへんやんねぇ。これでワーストになるんだったら、警察いらん。まぁ、あんなもんおらんに越したことないです。
 

■2001/06/05 Tue■  [長年日記]

■ 01/06/05 Tue ■
QUEEN LATIFAH
BLACK REIGN
 うわぁー、やっぱり存在証明仕事は疲れまくるんだわ。よう考えたらあしたもあさってもやん、 (^(^;)しあさっても存在証明仕事。
「働きざかりやね」
「またまたぁー、そう言うて働かそう、思うてませんか」←ボクには珍しくですます調でしゃべってました。
「いやいや、働き盛りというより、男盛りやね」
「あ、そのほうが嬉しいですぅ」
ほっちっちぃー! 誰やねん、存在証明だけの仕事さしてんのは。
 だ,か,ら、不在証明。いっこも美味しない弁当をさっっさと食うたら、すぅーっと抜け出して、赤福本店に。ほっと一息、落ち着く。一皿230円で赤福3個、それにほうじ茶の至福。やぁ、ほんと落ち着くんだわ。ほれ、つばめまですぐ目の前にやってきて。きょう一日で吸ったたばこのうちうまかったのはそのときの一本だけ。思わず、ガン宣告されて以降禁煙を決め込んでる蘊蓄斎に、「1本どない」と薦めてしまう。こういうときにたばこの一本吸えんでどないする(爆)
 ところでお伊勢さんのいちばん偉いというか、いちばん最高位が祀られてるのは、あの内宮やと思うやん。その内宮でみながお参りしてるのは、「すめらぎ」と呼ばれる神さんなわけ。ところが「あらみたま」と呼ばれる神さんもあって、それは内宮のみながお参りする社殿の裏手にひっそりこっそり祀られてるのだった。実はこの「すめらぎ」と「あらみたま」の神さんは表裏一体で「すめらぎ」が「静」に対して、「あらみたま」のほうは「動」の神さん。どうも荒ぶる神なので逆にひっそり静かに祀られているのだとか。願掛けすんのには、「動」だけあって、即効性があるんだとか。きっちりちゃんと二礼二拝一礼。何、願かけたか、それは言うたらアカンでしょ。言うたら聞いてもらえんでしょ。ひ-み-つっ! でも、頭の中は●●●のことでいっぱいだから。ほれ、存在証明に写真アップしといたろ。むぅ、バチあたるかも(;゜゜)ウッ!

 帰りはもう大変。ひとがゆっくり本を一冊、読みきってしまおうとしてるのに、つぎからつぎとやってきて、ひとの携帯の中身を見ようとしたり、ひとのポーチはチェックしに来るわ、ああ、もうカンニンしてよぉ。
 「今度、家、行くわ」 来んでよろし(-.-;)
 そういえば、きのうの続きだけれど、星占いランキング、きょうはなんと第1位だぜ。しかもおひつじ座が第2位、と来たら、きのう書いたことおうてるやん。で、どれくらい、第1位だったかってもねぇ。きのうのワースト1と同じくらい、ハッピーな一日でした。


■2001/06/06 Wed■  [長年日記]

 
DOORS
DOORS
 高校生がボクの読んでる本を見て、♪〜かもんべいべらいとまぁふぁいや・・・と口ずさんだ。ゑっ、なんで知ってんだぁぁ、と、あっ、そっかそっか、ジミヘンのキーホルダーつけてたから、「わっ、これくれ!」と言うたら、「うん、ええよ」とくれた奴だった。
 なんて書きだして、そのまんま、maggot's favoriteにアップしてしまった。
死んでいく売春婦に、ヒモが話しかけている。天国には、おれみたいないいヒモはいないから、死んじゃいけない、と。
 そうなんだよなぁ、人が『ハートに火をつけて!』読んで、独り胸きゅんになってるというのに、猫の毛つけて家に帰ったら機嫌悪かっただの、あぁもうかんにんしてよぉ。もう、もう、きょう一日、聞かされる、聞かされる。昼飯おごってくれたから許す!(笑)けど、あ、あのねぇ、緑色の紙1枚だけらしいよ、簡単らしいよ、ほいと出すだけでおしまいらしいよ。まごまご日記に克明に書いたろと脅かしたった。宮本輝、読むんでしょ、静かにひたってください。きょうのところはこれくらいにしといたろ(笑)
 んで、きょうも一日、存在証明仕事。ほんと疲れるんだわ。存在しているだけでいい。むしろ存在以上のことはしてはいかんという仕事って何やねん。あしたもだぞ。
 だから、昼からは『私の骨』。こっちは短編集だし、ずっと気楽。標題の『私の骨』ってなんかすこすこな感じ。もっと膨らませるのになぁ。と、だからシナリオにするとどおっと膨らませやすいんだろか。それより『ゆきどまり』のほうがずっとおもしろかった。
 ちょっとお疲れ気味。帰りにTSUTAYAに寄って、見てこなアカンもんあるんだけどなぁ。そう思いながら、会議でけっこう遅なってしもたもんねぇ、ふうっと家に帰ってしまったって。あとはどて〜ん。
あ、そうそうきょうの星占いランキング 1位牡羊座 2位獅子座 3位射手座
なっ、なっ、2日前に書いた通りやろ。

■2001/06/07 Thu■  [長年日記]

 
ZAHNE
PRONOUNCED JAH-NAY
 きのうはブチ切れて寝た。がぁーーーっと寝た。疲れてんだ。憑かれてんだわ、妖艶夢魔に。そのくせなんか夢を見た。誰かを誘拐する夢。それで指名手配にでもなったかな。起きたときはけっこう鮮明に覚えてるつもりだったのに、半日も経ったらなんか夢を見たなぁぐらいにしか残ってない。夢はやはり儚い。あっ、か、漢字の通りだ。
 きのうあんだけうるさかったくせに、きょうは、なんだ、なんだ、自己嫌悪に陥ったってか。自己嫌悪に陥るなら、はじめからやめときな。自慢じゃないけど、ボクはそういうことで一度だって自己嫌悪に陥ったことなんかない。ナルシシズムの裏返しかもしれないけど。あぁ、目ん玉、舐めたいぞ。
 自己嫌悪ったら、この存在証明仕事。必要悪なんでしょけどね、この仕事を始めた最初から、この種の存在だけが仕事になるのってバカくさかった。まぁ別にその存在はボクでなくても誰でもいいわけ。こうして時間が経つのだけが仕事というのが耐えられない。開き直って飯のタネと考えられんわけでもないんだけど。まぁすぐに、貴重な読書、または睡眠時間に計上してしまうことにしたんだけど、やっぱり疲れるからイヤだ。
 で、きょうは朝から村松知視(正確には「示見」?)の『夕陽炎々』を読みはじめた。P220ほどのを一気に読み通したけどね、あぁーこんなもんなんという程度。毎日毎日、胸きゅんきゅんさせてたら心臓もちまへん! んーとね、ラストのもって行き方が強引というか、唐突なんだよね。どうしていきなり臓器売買になるんだぁ。臓器売買である必然が全くないんだよな。唐突というか、せっかくあそこまで話を追いつめておきながら、あの落ちはないでしょう。これは置いといてもう一度ぱらぱらと見返してみようという気がしなかったので、8にやってしまった。
 そうそう、カンにさわる声というのがあるんよね。人がおとなしく読書してるというのに、そのカンにさわる声がボクのすぐそばで電話しやがってうるさいったらありゃせん。むかぁーっと来て席を外したら、同時だったな、蘊蓄斎が立ち上がったのも。あとで酔狂に聞いたら、酔狂もあの声はたまらんという。ボクだけやないんや。それとクーラーボケ。うるさいから休憩室に逃げ出して本読んでたら、キムが入ってきていきなり窓を閉めてクーラーつけようとすから、「クーラーつけるなっ!」と怒鳴ったった。力関係からか、「はい、すいません」としゅんとなったところに追い討ちかけて、「窓全部開けろよ」なんできょうみたいにさわやかぁーって日にクーラーに頼るかねぇ。見たら、しっかりブレザーまで着ちゃってしっかりネクタイまでしてからに「暑いんだったら脱げ!」。それから5分後、今度は油屋だ。また入ってきていきなり窓を閉めようとする。「クーラーつけんなっ!」と一喝。油屋もしっかりネクタイして長そでのYシャツ着込んでる。おかしいで、この連中、商社マンでもあるまいに。それで二人そろってまた「前走が3着だった」あぁ、もうやめてけれ。ときめけよ、キミら。まぁ、この二人まかり間違ってもここ見ることないからぼろくそに書いといたってもエエのだ。
 『夕陽炎々』読み終わってもまだ時間があったので、こないだからぱらぱらと読んでる『桃』を読んだら、やっぱり久世光彦のほうがずっとおもしろいんだよね。「明日死ぬ女はいいという。頭の中はもう何も考えてないのに、体中の血と神経が濡れ滾った一点に集まって、そこがひとりでに身を揉んで蠢くらしい。」
 それでも久世の場合はかなり女はいってるにしろ、セックス描写は絶対に女に書かせるほうがいい。きのうの鈴木いづみだってそう。きっと濡れ場なんかも女が演出したほうがいいんだろうな。エロビデオは具が見えるからエロっちく見えるけど、その実ほとんどエロくない。あぁ、目ん玉、舐めたいぞ。
 なんか最近、読書感想文日記になってます。

■2001/06/08 Fri■  [長年日記]

 
ANGELA WINBUSH
REAL THING
 退屈やったし、ほんと今週はずっと存在証明仕事ばっかりで、からだがうずうずしてたから、「うんエエよ」と100m走ったのだった。最初の50mは脚あがってたのになぁ。やっぱり年です。次の1/4ハロンで、をりゃ、馬か、次の25mで、あ、やばいなと、脚がパンパンになってきたのわかるんだよ。脚があがらなくなった。ラスト5mってところで、次のランナーにバトンタッチすりゃすむところで、カラダがどーっと前に流れてたんだろ。脚がついていかなくなってた。どてーんと右ひじから落ちてた。あ、痛ったたぁー(-.-;) けっこう派手にすりむいてた。とくに小指が。だからいまキーボード打ちにくい。別に両手打ちのブラインドタッチできる人じゃなくて右手の小指使うわけちゃうから問題ないんだけど。でもいまだにじくじく痛む。きずは痛いけど、久しぶりにカラダを動かしたせいで逆にしゃっきりしてる、いま。
 で、ボクが、あ、痛ったたぁーの時間に、池田でどえらい事件があったんだ。日頃ね、この日記で時事的なことさっぱり書かへんけど、あれ、なんぼなんでもひどすぎる。同じ破滅したいのなら、もっと力のあるところにつっこんで行って破滅しろや。「これだけのことをすれば死刑にしてもらえる」だって。けっ。ほんとなんとも言いようがない。
2chBBSより
>そんなに死にたかったら、小学校ではなく、
>暴力団事務所を襲撃すれば良かったのだ。
さらに
>マスコミ「ここに血が付いてるけど、どこか怪我してるの?」
>子供「大丈夫。。」
>マスコミ「そしたら友達の血なんだ。」
>子供「・・・」
最悪・・・(-_-;)ハァ、気が重い

■2001/06/09 Sat■  [長年日記]

 
OZONE
GLASSES
 あっと気がつきゃ、きょうは6月9日でないか、ポルノの日。。。なんて、まだやっとるんだろか。エロ映画が半額。ちなみに毎週水曜は某TSU●YAじゃアダルトビデオが半額。。でもうちにゃいま某からまわってきたウスケシがいっぱいあるっちゅうねん。あんだけぎょうさん見るヒマねぇ。某曰く「早送りせんと見てや」 と、きのう、aduがビデオとろうと ? いま気がついたんだがね、「ビデオとっといてや」と言うやん。それは「ビデオに録画しといて」ということでしょ。だったらこの場合の「ビデオとる」というのは「ビデオ撮る」じゃないやね。「ビデオ録る」ですね、あ、ちゃんとEG-Bridgeは「録る」で変換する。当たり前か。しかしその当たり前が最近のFEPぢゃままならん。というのは、どこで読んだかなぁ、「ATOKでキチガイは変換しない。」一介の日本語変換ソフトがねぢ曲げていいのか、なんてこと書いてた。ところがどっこいEG-Bridgeでさえも「キチガイ」は×、「キグルイ」でやっと「気狂いピエロ」が打てるってんだから。そうそうきのうからまたんこ『ドグラマグラ』読み始めてたんだよなぁ。そしたらあんな事件が起こってしまった。糞ボケなマスコミはまた短絡的に結びつけるんだろ。己らの罪には頬っかぶりしたままで、高校生が言うてたぞ、「あいつら商品だとしか思うとらん」高校生の方がなんぼまともだか知れたもんじゃない。あぁ、またこの路線にはまると気が重くなって、何も書けなくなる。うーんとふっと思ったんだけど、ボク自身、もうすぐ50だってのに、人が目の前で死ぬというのを見たことない。ましてや、殺されるの見たことないです。麻痺してるのはおんどれらだとええ加減に気がつけよ。まぁきのうのことに関しては読冊日記が一番的確なこと書いてあったかな。
 ぎゃっ、話がどうして、こう横へ横へそれて行くのだ。そそ、aduがビデオとろうと空いてるビデオを探して、なんもタイトルの書いてないのほりこんだら、出ました!大股開きっ!とんでもない親だと諦めとるはずですが、「ちゃんと何か書いといてよぉ」と怒ってました。はい、反省_(_^_)_
 しかしですねぇ、きのうの事件じゃなくて、きのうのボクの怪我、いちおう応急処置で消毒してもらってガーゼをあててもらって、そのままほっといたんだけど、きょうガーゼひっぱがすの痛いんだわ。血がガーゼにこびりついて、それが傷口にへばりついて、ちょっとずつ剥がしていった。そのあと抗生物質のついたネット(最近そういうのもあるのね)貼ってもらった(そういうのあるんだったらきのうから貼ってくれよ)。舐めてもらうだけで治ったらいいのに。
 ご心配あんがと。誰も心配なんかしとらんか。逆にみなさまの笑いのネタになれて光栄です。こんなことだったら、こけたあとすぐに起き上がってバトンタッチなんぞせずに、匍匐前進。。。うりゃあ、そんなんできるかぁ。これでも「戦争知らない子供たち」なんだからな。それでもきょうは昼からテニスなんぞやってしまって、またまたガーゼにじくじくと汁が滲みだしてきてんだよねぇ。小指もガーゼで巻いてあったのに、テニスやってたらいつの間にか取れてしまってた。やっぱりバシバシ体動かしてたら元気。
 いまさっき、【デイリーライフ】という日記サイト見たら、何かの映画のシーンに、血のついた女の唇をぺろっと男が舐める。舐めて、舐めて・・・ うはぁ〜〜これむちゃいい。鉄の味キス。

■2001/06/10 Sun■  [長年日記]

 
sade
lovers rock
 だらぁ〜んだらんと一日過ごす。有意義。
 はっと気がつきゃ朝にタバコ買いに下のスーパーまで行っただけだわ。エエですねぇ、こういうのは。6月ってこんなに爽やかだったかと思いながら、ごろごろ寝ころんで諸星の『夢の木の下で』を読んで昼寝。ふぃーっと夢の中に惹き込まれてるのだった。そうそうモボクそのまんま。

 草の笛吹くを切なく聞きており告白以前の愛とは何ぞ

 こんなことばを吐けるテラヤマはけだしすごい。そのことばの前に畏れ戦慄くばかりなり。
 ところで「ほどほどに」というのはどういうことなんだい。別にボクに向かって発せられたわけやないんやけど、そうです、ボクに「ほどほどに」なんて言うても聞くわけないというの、よう知っとるもんねぇ。「エエ加減にしとき」だな、ボクに対しては(爆) あ、ひょっとしたら、これって大阪以外やとニュアンス伝わりにくいかもな。「ほどほど」というのはまだ限度を越えてへんもんに対してで、「エエ加減にせえ」というのは限度越えてて、見てるあたしゃもう不快よってときだな。まちがっても「エエ湯加減」とは明らかに異るのでよろしく。なにがやねん(^_^ゞ 話、元に戻りますが、「ほどほどに」というのね、「酒飲むのほどほどに」とか、「オナニーはほどほどにしましょう」というのね、これならボクもまだわかる。対象がモノやコトだけに。ところが対象がこと人間に対して、ずばり「女遊びはほどほどに」となるとボクには理解しがたいな。つまり、「まだ今なら取り返しつくで」という時でしょ。しかしなぁ、それって、ひじょーーーにバカにしとらん。自分は自分の領域だけ、つまり家庭は守るけれど、相手がそれを壊しにかかるのは絶対に許さんぞって、なんて身勝手な。そんなもん恋愛ちゃうでしょ。まぁ「ほどほどに」なんて言う奴は恋愛なんぞとは無縁なわけだし、それがボクに向けられたわけちゃうから、別にボクがむかついたりする必要はないんだけどさ。「ほどほどに」するんだったら、はなから恋愛なんぞせんといたらよろし。あ、してないか、そう言うた奴は。
 むぅ、ちと、この話は天に向かって唾はいとるかなぁ。でも守りたくてほどほどにしとこなんて思うたことなんかないです。それだけは信じてよね。
それよか、
  されば今夜六月の良夜なりとはいへ、
  遠い物音が、心地よく風に送られてくるとはいへ、
  なにがなし悲しい思ひであるのは、
  消えたばかしの鐵橋の響音、
  大河の、その鐵橋の上方に、空はぼんやりと石盤色であるのです。
なんぞと、せめてことばの海に溺れて、ぶくぶくぶくと、沈んで行くのが素敵。欲をいへば己のことばで語りたい。ことばはパッション。。。
 ところで、きょうあたり筋肉痛ばりばり。おとついの瞬発力の無理強いが強烈にこたえてる。元々、赤い筋肉なんてないもんねぇ。そこへもってきてきのうのテニス。ちょっとやっぱり年を感じてしまって、きょうは風呂に温泉津の湯の花(バスクリンとかじゃなくてホンモノ)を入れてみた。気もちよか。しあわせ。


■2001/06/11 Mon■  [長年日記]

 
missy elliot
...so addictive
 いつもの社外食堂=いも膳へひとりで自転車乗ってお昼食べに行く。ついでにまたしてもBOOKOFFだわ。あそこのBOOKOFFに出てた諸星は買い尽してしまったし、チェック入れてるマンガってBOOKOFFにほとんどないんよねぇ。諸星があったのでさえビックリもんなんだから。(情報によると高田馬場BOOKOFFにはその筋が多いらしい、が、しかし、そこの店のやつはその筋についてはよく知っているらしく、100円なんてあるはずがない。と、あ、あの、ボク大阪ですわ)ところでボクが見るマンガは、むふふの影響されまくりのその筋か、レデコミ系えっちマンガ(こっちは独自路線ね)と決まってるんよね。エロマンガばっかり読むな、とは言われてんだけどさ(^_^ゞ) それでめっこつけてるのがなければ買わなきゃいいのに、100円だと、ついね。レデコミ系えっちマンガ上下2冊。それから、しりあがり寿が100円の棚にあったんだけど、そだそだ、この際、暴露しといたろ。
 それはBOOKOFF泉大津店だ。100円の棚に小野塚かほりの『釦』があったんよね。100円だから、買い!だとレジに持ってったら、眼鏡豚店員が、550円だという。ちょっと待て、それ100円の棚にあったんだぞ、と言うても、100円のシール貼ってないから550円だという。それやったらいらんわと戻したのだ。そこまではいい。が、しかしそれから何ヶ月か経って、また100円の棚に『釦』が並んでるではないか。見たら、100円のシールは貼ってない。またレジに持って行って、550円と言われるの癪にさわるので、近くにいた普通女店員に、「なぁこれ100円の棚にあったけど、100円のシール貼ってへんで。で、ナンボなん?」と聞いたら、「そこの棚なら100円です」と言うから、レジに持ってったんよ。そしたらまたあの眼鏡豚店員だ、「550円です」というので、「何言うとんねん。その子にちゃんと確認したわい。あのなぁ、それ前にも100円の棚にあったから持ってきたらちゃうとあんた言うたぞ。それでまた100円の棚に戻ってるというのはどういうことやねん」と切れたってんけど、頑として受け付けない。「あんたがやねぇ、レジ打たんとその子がレジしてたら100円やろが。」とも言うたっても頑として受け付けない。このクソ頑固者めが、己の給料プラスになるんでもなかろが。ちなみにBOOKOFF瓜破店でも100円の棚に100円のシール貼ってへんのんあったけど、ちゃんと100円で買えたぞ。あのクソ眼鏡豚店員がけったいやねん。さすがに今はその同じ『釦』は100円とちゃう棚にある。が、しかし、店頭に出て3ヶ月経ったら100円とちゃうんかい。ゑ、どないやねん。もうとうに3ヶ月経っとるぞ。で、話は元に戻って、しりあがり寿は100円の棚で見つけたのに、100円シールじゃなかったし、またしてもあのクサレ眼鏡豚店員だからやめた。はい、この項おしまい。
 戻ってきて、休憩室でまったりと買うてきた100円5冊を眺める。
上野瞭『アリスの穴の中で』大失敗。引用したろか。読まなくていいです。ぱっと形だけ眺めてくれれば
 男子用トイレは、壁沿いに黄色く汚れた用便器が並び、反対側の大便所も、ドアがみな内側に開いた状態で、人の気配はまったくなかったからだ。
 壮介は、割れた鏡の下に取りつけられた手洗い容器に両手をつき、先ほどまで繰りかえし起こった吐き気が、もう一度こみあげてくるのを待った。
 だれもいないと思うから、声をだして吐く真似もしてみた。
 かすかに胸のむかっきは残っているものの、もう、嘔吐感はもどってこなかった。
 壮介は、変色した手洗いの中につばを吐くと、ついでのように小便器の前に立った。
 くぐもった声を聞いたのはその時だった。
 壮介は、じぶんにかけられた声だとは思わないから、ゆっくり用を足したあとズボンのファスナーを引きあげ、それから腕時計を見た。
 始業時間になろうとしていた。
 職場である『ライオン・ハウス』企画第二室の情景が、壮介には見える。
 壮介の姿のない窓際の席をふりかえって、係長の瀬尾が眉をしかめている。
「課長がこの時間にきていないなんて、こりゃ雨になるぜ」
 独身で、ネクタイやカラi・シャツに凝る牧が、お茶を配りだした若い女子社員にいっている。
 企画第一室課長で、腰の軽い話好きの磯辺が、じぶんの部屋にはいる前、壮介の部屋をのぞき、調子のいい冗談を飛ばしているところかもしれない。
す、すまん、OCR使うてとりこんだからつい(-.-;) アホくさあて自分で打ち込めますかいな。
 あのですね、段落が変るところでは改行して一字字下げするんだとボクは小学校の綴り方の時間に習いました。ではこの引用した部分だけで何段落あるんでしょう。いつから1センテンス一段落ということになったんだい。こないだも『失楽園』でケチつけたけど、これって書き言葉じゃないでしょ。たしかにね、いまネットで流れているテキストのかなりが1センテンス一段落になってるけれど、それはあくまで話し言葉の延長と考えられるでしょ。なんか読もうという気が失せるな、こういう文章は。文章の美しさもへったくれもない。こういう文章表現が大手を振ってまかり通るというのは、ラ抜き表現以上の問題じゃないのか。誰かほしかったらあげます。送料、高くつくから取りに来て下さい。
 で、次の100円はノーベル賞作家大江健三郎『「雨の木」を聴く女たち』。さすがにほっとさせてくれる。'70年頃、その大江でさえも、なんてへたな文章だと酷評されてたのに。数ページ読んで、近々読もうと、はい、次。
 内田春菊『あたしのこと憶えてる?』 やたら、話し言葉?「」つきが多い。まぁ、いいか。帯の《着ているものはもうすっかり脱がされているのに、それでもまだ裸にされているような気がした・・・・・・》というの、何故か、わかる気がする。
 次、山本直樹『フラグメンツ I・II』 思わずまったりと休憩室のソファの低いテーブルに脚を投げ出して読んでもた。借金のカタに娘を青森県のある町の町長の妾にする話。あ、えっちマンガです。いいのか(-.-;) いくら休憩室とはいへ、神聖な職場だぞ。でもさ、
「記憶がないのと人格が軽いことは、関係あるんですか?」
「あるとも、おおいにあるとも。人は思い出を抱えて、人生に沈んでゆくんだからね。」
というくだり気に入ったなぁ。それに装丁がすきっとしてるし。でも生で買ったら1200円、上下合わせて2400円か。ボクは100円のサービス券使ったからな、きょうは5冊で消費税込みで420円、うははは。
 夜、エアロの帰り、バイクで走ってたら寒いくらい。そっちは雨?濡れた? ぎゅっ

■2001/06/12 Tue■  [長年日記]

 
Eric Burdon & the Animals
Don't Let Me Be Misunderstood
 きょうは休みです。申し訳ない。なのに、朝まだ早いうちに起きてしまった。と、いっても朝の5時半とかじゃなくて、8時半、朝のテレビが、措置入院がどうとかこうとか言うてるので目が覚めてしまったのだ。まぁ、いいんだけど。だるいなぁ。
 いつもの火曜の通り、エアロビクス行って、天気がいいので、スタバでコーヒー飲みながら、ほにゃらほにゃらだよ。そのあと春菊の短編をひとつ。優雅です。しかしもうポケットには67円しか残っとらんちゅうねん。金なかったら本屋まわってたらヒマつぶれてよろし。たまに新刊見てたら、いろいろあるもんだ。こういうのいちいち出版記念パーティーとかやってるんかしら(笑) 山本六三『エロス・タナトス』なんてのが平積みされてんの。これね。

ちなみに奢覇都館と書いてサバト館です。いま見てたんだけど、ちょいとぞくぞくします。(覇はほんとはサンズイ偏に覇) 山崎俊夫なんて知らんねんけど、《過ぎたるデカダン、過ぎたる耽美、過ぎたる倒錯の故に、日本近代文学史から放廃・抹殺された、幻の鬼才・山崎俊夫》なんて書かれてたらむちゃそそられてしまうでしょ。へぇ、足穂が「悉く衆道情緒を以て書かれたる作品にて、稀有の小説集なるべし」なんて折り紙つけたってさ。「童貞」、「夜の鳥」、「夕化粧」、「鬱金桜」、「きさらぎ」、「ねがひ」、「死顔」なんて、短編のタイトルからしてエエやんかぁ。なぁ〜んてね、誰のせいや。♪〜だぁれのせいでもありゃしねえ〜、みんなおいらが悪いのさ〜 この部分、節つけて読んだ人、もう年です(爆)
 あ、それでポケットにゃ、67円でもカードがあらあな。うううう、また買うてしまいました、6冊も。やばいの(^_^ゞ 何を買うてしもたかは恥ずかしくて書けません、ひ・み・つ(自爆) あぁ、病気です、中毒です。

■2001/06/13 Wed■  [長年日記]

 
Max Roach & Clifford Brown
Study In Brown
 頭、痛い。眼球の裏側が痛い。『眠り男』を見ていたらますます眼球が痛くなってきた。みどりちゃん。。。。。眼鏡かけてみたらちょっとマシになった、かな?でもなんか調子悪し。
 はっと気がつけば、きょうでもう16日連続、日記アップしてる。なんでこんな書けるんだろ、って、思う。ひょっとして日記じゃないかも、公開ラブレターだったりして。はい、たしかに。この16日続けられる原動力はみどりちゃん以外に考えられないの。うわ、大汗がじわぁーっと出てきた。
 だってさ、きのうだって、なかなか書けなかったの。ほれ、ひとつにはあの事件でテレビや新聞のマスコミにむかぁーーーっと来てるんだよ。だからむかーーーっとしてるの、ここでびゃぁーっと書いてしまいたい気もするんだけど、でもそんなの書いたっておもしろくもない、書いたところでカタルシスのような、事実書いてても楽しくないんだよ。それよりか、自分でも書いて楽しくなかったらね。嗚呼、ジレンマ。
 ん? 何がジレンマかって、そんなクソなことじゃなくて、ほんとに書いてしまいたいことあるんだよね。でも書けないっしょ。書けないんですっ。あ、開き直ってやんの(笑)
 あ、きのうのことね、きのう日記をアップしたの2時半くらいかな。2時まわって、「きょうはもう眠くてたまんないからベッド行くぅ」ってメルが入って、やっとのことでアップしたんだよ。アップしてから「今からベッド抜け出して見に行く?」ってメルしたら、ちゃんと見てるの。ひ・み・つってかいたてたから、「何、買ったん?」って。ひひひひ、きょうも、ひ・み・つ 秘本『むきたまご』だよ←(ウ^_^ソ)

きゃーネタばらしー(^_^ゞ

 これできょうはちゃんと寝てよぉ。今朝は早かったんだから。ボクは夕方ぶっ倒れてたからいいけど。ぶっ倒れたらダメだよ。はい、これアップしたらすぐにメルします、「アップしたよぉ〜!」って
眼球の裏側まで舐めてね


■2001/06/14 Thu■  [長年日記]

 
BOMB THE BASS
CLEAR
 まずは書いても楽しくないことから。夜の8時台、テレビが勝手についてた。TBS。なんちゅう番組か知らんというか、それを見た瞬間にチャンネル変えてしまった。いまYahooで調べたら、
   ウタバン「ついに実現はっぱ隊乱入・南原が石橋に無条件降伏」
瞬間、見ただけだから、わかってないが、再現してみると、ラクダ色のブリーフだけはいた裸の男が5人ほど。その1人が逆立ちしている。股には葉っぱが。その逆立ちしている男の股グラに袋に入れた氷を乗せる。逆立ちしている男は、冷たいのを通り越して「いたたたたっ!」と叫んでいる。それをニヤニヤと眺めている石橋貴明の顔がちらっと見えた。どんなつもりでこういうバカを公共の電波使って流せるのか、その品性を疑ってしまう。
 ボクが鈴木保奈美だったら、今晩、口はきかない。欲求不満に陥るまで石橋とは寝ない。して欲しい仕事と、して欲しくない仕事がある。思えば、芸にも糞にもならないしろものがテレビに流れすぎている。しかも誰か、きょうの場合は股グラに氷を乗せられる男、が当惑しまくる(本人はギャラもらってるから納得ずくなんだが)のを見てニヤニヤと喜ぶ。愚劣以外のなにものでもない。マスコミが、いくら「心のケア」などと叫ぼうが、結局「心のケア」を必要としなければならない下地を創りだしているのはおのれらだということに気がつかない限り虚しすぎる。と、こんなことはどうでもいいや。ボクの目の前を一瞬通り過ぎただけだから。
 Khnopffをたどって行ったら、 http://artmagick.com/ に行き着いて、きのうからずっと眺めてんだよねぇ。ちょっとおすそわけ。あ、これ、Klimtか。ほとんどアテモンなわけだけど、逆に全く知らないとこから、あ、これっ!というのが楽しい。見ていて飽きない。
 八百比丘尼は人魚の肉を食べ、それ以来、年をとらなくなったという。その少女のままの姿を未来永劫見続けるためには、やっぱ2000年のクロワッサンでしょ(爆) 白雪姫の毒リンゴ、ぢゃないか、ぢゃあ、こんな感じ?
  ♪〜いままでせっかく眠っていたのに
    その口からとびだした 千の馬


   『人形』              四谷シモン
そう死ぬときは自分を人形としてつくりあげればいい。人形として死ぬことは人形をつくりつづけてきた自分にはつじつまがあいそうだ。自分に似た人形をつくりはじめてから自己愛が具体化してきた。人形と完全に一体化することが可能になってきた。生きている自分と死んでいる人形は寸分たがわずかさなりあうことが夢でなくなってきた。ふと思った、死ぬじゅんびとして何か考えなければいけないと。人形になることに安心感があったのかもしれない。ものとなってしまった自分は見ひらいた目に何がうつるのだろう。この人形はどんな素材と化してしまったのだろう。腐敗しない死体。石のような。固いりんかくをもちながら少しのいきをするのだろうか。

■2001/06/15 Fri■  [長年日記]

 
BABYFACE
TENDER LOVER
 テニスやったら太腿がバリ痛い。とくに瞬発力の筋肉。こないだ100m走ったあとに筋肉痛になったのと同じところ。早くしないとじいさんになってしまうよ。
 実はきょうまたお昼食べに行った帰りにポケットに200円もなかったんだけど、BOOKOFF寄ったら、義丹の『ファルス』があったんだよ。その装丁が気に入って、要するにジャケ買いってやつ。その装丁に使われていたのがこのAmy Guip。そのイラストを100円で買ったようなもの。家に帰ってすぐに《Amy Guip》で検索かけて、しばし夢遊病のように彷徨っている。
そしてその『ファルス』の扉がバロウズからの引用だったりして、それだったら気になるでしょ。それも
「時には全身の細胞が恐慌を起こし、生命が二つの存在方式の間で宙に迷う悪夢のようなひとときがある。」
と来たら、勝手に解釈し始めている自分。
・生命の二つの存在様式は復元したくてたまらない
・宙に迷っていた二つの存在方式を示していた生命が合一するときとは?
 などというのはイメージを必要以上に弄んでいるんでしょうか。
「俺たちはその太古から離ればなれになっていたのだろう。性欲の限りを果てあった過去の愛人と遭遇して触れ合った時のような忘れられない愛着が身体を包み込む。」これは義丹。
これらの言葉に溺れられるだけで、いまボクにとっては100円以上の価値があるというもの。その言葉の断片が義丹の『ファルス』でどうなろうと知ったこっちゃない。いまこれらの言葉に自ら耽溺して欲情していたいだけ。欲情させてみたいだけ。
 せっかくだし、テニスでだるかったから寝転がって読み始めたら、30ページほどですーっと寝てしまってた。。。

■2001/06/16 Sat■  [長年日記]

 
浅川マキ
浅川マキ・ライブ
 ミイラの人さし指だけには包帯が巻かれていない。雨の日に少女がミイラから盗って行ったのは、包帯ではなくて、千年の夢だと。
 あの人はこういう手のこんだことするの好きだからね、でもまさか、あそこをああいうふうに書き直してるなんて、知ってる人にはわかる、知らない人にはなんのこっちゃらわからない。ごくごく不親切、って何よ?
 ところでいっつも思うんだけど、日記なんてのは極私的でしょ。それが時は移ろいて、WEB日記がこんだけ拡がって、うちなんてアクセス数が少ないから、ときにはやばいことも書いても平気、平気とタカくくってんだけど。そうでもないか。こないだも「をい、読んだで、まぁ本名出てへんかったからエエけど、書いてくれてるじゃないの」うをーっ、やば、やば、あいつ見にくることないよなぁと思うて、書いたのに、でもしっかりその続編は見落としてくれてたからラッキー。あの続編、あいつに読まれた日にはしばかれる(^_^ゞ
 でも●●のことだけは絶対に書かないね。??(←すいませんね、Macの機種依存文字)のことは書いても、誰だかわかるわきゃねえずらよ、と、書いてしもたりして。
 日記が極私的だとすれば、戀文は極対的(勝手に造語)なわけで、ときにWEB戀文だったりもするわけで、あ、ボクの戀文はそんなんです。あんまり「愛してる」とか書いてなくて、言うてみれば、極私的日記を相手の迷惑も省みず無理やり読ませている。ボクの??なら我慢しろぉーと、WEBには書けないようなこと書いてたり、揚げ句の果てには、逆に戀文から勝手にここに引用したりして、もう二人だけの秘密のはずじゃない、なんで二人だけの話をそう簡単にあっちこっちでべらべらとしゃべれんのよぉ、なんて、次の日、口もきいてもらえなくて、やっぱやばかったかなぁ、と一人反省すれど学習せず。ちょっとくらい学習はしてます。だから今晩のことは書かないの。ゑっ、アップしてる時間がこんな時間。今まで何してたんだぁって聞いても答えません。と、もう半分書いてるじゃないの、仕方がない人ね、でも大好きだから許してあげる。なんて書いて、その実、誰のことだか、けっこうバレてたりして。ヤバいなぁ。まぁ、いっかぁー、いずれ公然化してやらぁ。
 そうこうしているうちに愛の迷路に迷い込んで、愛の亡霊となって彷徨い続けましょ、千年先まで。それは難解ね。永遠の処女の考えることは油断が出来ないよ。

■2001/06/17 Sun■  [長年日記]

Maze
Joy and Pain
 日曜の夕方、♪〜おさかなくわえたどら猫〜 あーいやだ、いやだ。なんでああも小市民的家庭観が何年も何年も横行するんだろ。その直前がまる子でしょ、これもそうか。家族そろって団欒なんて幻想、幻想。まるちゃんはまだしも、サザエさんとなると、どうもおしつけがましくてイカン。とうの昔に崩れ去った父親中心の家族という共同幻想がねぇ、ああ、たまんない。まるちゃん見て、テレビつけっぱなしにしてどっか行くなよなぁ。うざくてたまらんので消したとたんに現れてまたつける。ほんとサザエさんきらいなんだから。フツーじゃないんだろかね。いま夜9時。今度はSPITZだわ(^_^ゞ どうもああいう類いの歌というのもいくらたっても好きになれないんだよね。どことなく健康的で... 
 えーっと昼間は、あ、ほんと梅雨とは思えないくらい毎日が爽やかって感じで、寝転がって義丹の『ファルス』読んでたら寝てしまってた。「硬直したままのファルスは夢と現在のボーダーを曖昧にさせる。パンツをめくってその先を見ると濡れていた。夢精はさすがにしていなかったものの、カウパー液がパンツにまで染みていた。」 あぁ、なんて精神的に健康なんでしょ、こういうのを読みながらすーっとシエスタに入っていけるなんて。神に感謝。

 いっぺん休憩してました。だってさぁ、これで20日連続だぜよ、日記書くのに、1時間以上もかかってたら、日記書くこと自体が生活になって、あ、そかそか、シモンが人形作るので人形になってしまうのと同じか。まるでマルコビッチだな(笑)
 どうも最近自分でも変だと思ったら、どこかに「まごびっちの穴」があって、誰やぁ、こっそり入ってるのは。そんであっちゃこっちゃの引出し開けまくってくれまくってからに、わざわざ封印までしてあんのに、ちゃんとその鍵までもって侵入してんだから、タチ悪いわ(^_^;A なんて言いながら、ボクって自虐症、精神的リストカッターだから、あぁもうぞくぞく。どおと汗も出れば、汁も出るわ、涙まで噴き出して、カウパー液がパンツにまで染みたらどうしてくれるんだ。


■2001/06/18 Mon■  [長年日記]

 
JANET JACKSON
CONTROL
 ボクだいたい本読むの遅いです。斜め読みなんかした日には、そこんところに何が書いてあったか気になって、いま読んでるところが全然入ってこない。体調にもよるんだろうけど、それから書き手との相性みたいなもんかな。そういえば、高校のときの国語の実力テストで、書いてることがさっぱり頭に入ってこないで、最悪49点とういのがあったな。もちろん200点満点です(笑) ところがそのつぎのときは、確か吉本隆明の『少年期』が出題されたと思うんだけど、110点くらいあったはず。断っておきますが、古文、漢文というのはサボりまくってたからほとんど点になってなかったんだろうな。ということは現代文でほぼ完璧だったんじゃんか。文学少年だったんですぅ(爆) いやな高校生だったんだろうな。国語の時間に教科書の文章なんて、何がおもろいんじゃいって、これ見よがしにボードレール読んでた。全然わかっとりませんでしたが。
 話、もとい。「義丹、おもしろかった?」って聞くんだよね。
「まだ半分くらいかなぁ。おもしろいんだけどね」
「読むの遅いねぇー。あたしなんか早いよぉ」
「きょうも寝ころんで読んでたら寝てた」
「寝てたってばっかり(日記に)書いてるねぇ」
なので、きょうマキ入れて読んだやんか。マキ入れたというより、俄然、話がノリまくってきたからねぇ、中盤から。がーっと詰めて読んでたら、変になりだしたって。だいたい本読んだらすぐその気になってしまうんだから。殺した女のおまんこに拳銃をつっこんでオナニーする、そのような話。ううう、もうなんか頭がぐるぐる回ってやんの。そんな調子でお仕事?知ってる人にはわかるけど、そういう話とは全く相容れない対極の仕事?やってんだから、ほんとにもう。でもこのアンバランスがたまんない。マスコミなんかがこの日記を嗅ぎつけたりすると、こういうような●●がいるから、あのような事件が起こるんだとか、安直に短絡させるんだろな、バカたれめ。バスルームの中で腐敗していくくだりなんて、だーっと一気だよ。きっと文章との相性がいいんだろうな。
 お昼、食べてから、あ、そだそだ、お昼、一緒に食いに行った奴が、由美かおるのかの琺瑯の看板に欲情して股間が熱くなってオナニーしたんだってさ。はい、お約束通り書いておきました。べーーーっ。お昼食べてから、空いてる時間に一気に読みきってしまおうと休憩室に行って、続きを。と、はっと気がつけば、残り30ページってところで寝てしまってた。むぁーーっ、なんでこんな寝てばかりなんだ。たぶん今晩もベッドに入ってラストまで一気と思っても瞬間に寝てるんだろなぁ。だれ?人の読書の時間を食うてるのは....はい、自分です。

■2001/06/19 Tue■  [長年日記]

 
PLATYPUS
CHERRY
 子より自分が大事、と思いたい。
 もはや定番となった火曜昼のスタバで読書。ボクに会いたかったら火曜の昼にHOOPのスタバにおいで下さい(笑) ゆっくりコーヒー飲みながら、またしても殺戮テーマの小説(あ、義丹はきのうの夜中に読みきってしまったよ)を読んでたら、ぽっつりぽっつり雨が降り始めた。ビルの壁に宙ぶらりんの人間が下りてくる。ふらりふらり揺れながら下りてくる。時に壁を蹴ったかと思うと揺れの振幅が大きくなる。こんな雨の中でビルの壁に人が揺れているのがなんとも不思議な気分でしばし見るでもなく見てしまう。雨はさほどひどくはないけれど、雨粒はけっこう大きい。きのうの義丹もそうだったんだけれど、人はみんな退屈なんだ。ボクはっていうと毎日が楽しくて仕方がないけど、やっぱり退屈してる人は多いんだろうなって思ってしまう。
 雨が小やみになるのを期待してユーゴ書店へ。新潮だったかな、新宿ばっかりを写した写真集がおもしろい。流しの写真屋さんが1965年あたりから撮った風俗の写真。それから映画のポスターばかり集めた画集。『女吸血鬼』のポスターがむちゃシュール、もう最高! それとか、『ブニュエル・ロルカ・ダリ』なんて白水社の6500円だもんなぁ。そそられるけど買えないです。ポケットには23円。本屋を出たらうまいぐあいに雨は上がってた。しめしめ本屋の時間つぶしはお金かからなくていいです。ただしそそられるて困るけど・・・
 もうずいぶん前に録っておいた『La Chair de Lorchidee』を寝ころんで見始めた。ところでこれ何? 何かわからんもん録っとくなよなぁ。邦題?わからんっちゅうねん。ちょっとえっちっぽいかな。シネマセゾンのシリーズでやってたフランス映画、さすがフランス映画だけあってねちねちと暗くて、そういうのが好きなんだけど、はっと気がつけば居眠ってた。こういう映画はエネルギーが必要。こりゃイカンわ、と、『ニノチカ』に交換。グレタ・カルボ。。。やっぱり女優のなかの女優。すべからく女優というのは可愛いのだ。可愛くなければ女優じゃないって。こんなラブコメディってええやんねぇ。たまにはほんわりしたい。口紅をひくシーンなんてたまらない。
 夜になってひとしきり雨。やっぱりきょうは雨じゃないとね。わかる人にはわかるけど

■2001/06/20 Wed■  [長年日記]

 
BEATLES
PLEASE PLEASE ME
 幻覚は illusion、じゃ妄想は? wild idea? なんかしっくり来ないな。day dream? それだったら白昼夢でしょ。夜中の妄想は何? delusion?
 どこだっったかな、『趣味:唾を飲むこと、唾をのませること』と書いてた。女の人ね。あう、わかるぅー。唾というのは乾くと臭い。とくに自分の唾は。わからんという人はいっぺん自分の腕でもぺろっと舐めてから1分ほどして嗅いでみ。臭いから。
 ところがキスの唾は甘いのはなんでだ? それも夢にまで見るキスの味ほど甘い。その直前にハチミツ舐めてたわけでもないのに。あ、そか、そか、Taste Of Honey ・・・自分の唇に残った唾が濡れてるのがわかる。
 だからキスフェチなんて言われるのかなぁ。
 触覚フェチ。ボクには奇妙な性癖があって、それってもう何年もしみついて止められない。
 迷路に入ったときに、どんなに時間がかかろうが絶対に抜け出せる方法。それは一方の手で壁にずっと触って歩いていくこと。すごく単純なことだけど、これは数学的にも正しい。絶対に迷路から抜け出せる。それをボクは忠実に守って歩いてるだけ。ときどき指の先を眺めて壁の汚れを見る。
 こないだも右手の甲というか、だらんと指の甲側を擦り付けるでもなく歩いてた。すると壁に消火器と書かれたプラスチックのプレートが貼ってあって、そいつに中指の第2関節をこちんとあててしまってた。痛っ、と気がついたら皮がすこし剥けてて血がうっすらと滲み出てたから、思わずそのすり傷の部分を口にもって行って舐めていた。血の味がした。
 そんなことがあってもこの迷路脱出性癖だけは止められない。人はそんなボクを見て触覚フェチというけれど、それでもこのオイラーだろうが、ユークリッドだろうが、絶対に迷路から抜け出せるという方法でも抜け出せない迷路がある。それは時空を越えた迷路。その奥深くで交わすキスはたまんない。

■2001/06/21 Thu■  [長年日記]

 
ALLMAN BROTHERS BAND
EAT A PEACH
 朝、目が覚めたのに、力が入らない。きのうの夜遅く、「おやすみ」と交わして、そのまま携帯のストラップを右手に通して眠ってしまった。その右手の携帯を抱きしめ、ひとりのベッドの中でメールを入れる。わたしは元々力がないのに、まだ夢うつつの状態ではますます指先に力が入らなくて、100文字ほどのメールを入れるのに10分近くかかってしまった。いつからこんなになってしまったんだろう。目が覚めた途端に携帯の見えないラインに想いをこめてしまっているなんて病気かな。起きた瞬間から頭の中はもういっぱいでどうすることもできない。
「ボクもまだ寝ぼけてるよ」とすぐにレスが返ってきたのに安心して、再びすーっと眠りの中にひきこまれていく。眠るといってもなかば起きているように、頭の中にずしんと入り込んでしまっている。そんな起きているのか眠ってしまっているのかわからない状態でベッドの中でぐずぐずしていた。1時間は経っていたのかな
「ずっとベッドの中でいじいじしてたでしょ」とメールが入ってきた。どうしてわかるのだろう? わたしのそばでじっとわたしが寝ているのを見ていた? きっとわたしと同じようにベッドから抜け出せないで、眠り込むでもなく寝ていたのでしょ。同じことをして同じことを想っていたのだと考えると胸がいっぱいになってしまった。
 外はぽつぽつと梅雨の雨。こんな雨の朝はぎゅっと抱き合ったままで怠惰に眠っていたい。


■2001/06/22 Fri■  [長年日記]

 
VELVET UNDERGROUND & NICO
VELVET UNDERGROUND & NICO
 見ると、心が震える。何故か震える。どうしようもなく心が震える。少女が囁く。好き、大好き。ねぇ、好きと言って。自分で自分の心を弄んでいるかのようにすっかり酔いしれる。人刺し指の魔に取り憑かれ、見たことのない一点に溺れ、何も手につかない。夜、一人で走るクルマ、街のあかりがうるむ。

 「男は頭でウソをつき、女はカラダでウソをつく」
 「しかし猫はウソをつかない」
とは。。。ウソをつくにもウソをつくことができないときもあるのだ。「やめられないとまらない かっぱえびせん」 はい、しっかり欲情してます。毎晩、寝る前に。
うちの猫・エミリーのサカリはちょっとおさまったよう。このボクがあきれ返るくらい、腰を突き上げカラダをすりつけてきていた。お望みならば、猫の毛をおみやげにさしあげましょう。
きのう広島のぶぅちゃんが頭の手術。早く元気になって!


■2001/06/23 Sat■  [長年日記]

 
SEX PISTOLS
The Great Rock & Roll Swindle
 雨。。。
 ビデオ借りてきて寝転がって見る。正座してビデオ見てるのはおらんか。でもさ、きのうも4時までだしね、眠くて眠くて、でも眠いのと欲情は別か。
 ごきぶり駆除薬を唇になすりつけてと女がいう。男は自分の人刺し指をねぶって、そう舐めてじゃなくて、ねぶって、人刺し指を自分の唾液で湿らせて、袋のなかのごきぶり駆除薬をたっぷり人刺し指にからめた。その人刺し指を女の唇になすりつける。ぬめぬめと光る女の唇。たまらなくなってディープキス。女の唇についたごきぶり駆除薬を舐めつくすかのようなキス。嗚呼、欲情。。。
 WINのノートのモニタのごきぶりは肛門を開いて饒舌にしゃべる。その隣で女はMacのノートに向かって「髪の毛・・・柔らかくて好き」とタイピングしている。男が女の後ろから抱きかかえるように近づくとMacのモニタは切開された内臓なのか、はたまた女の陰部なのか。男はモニタの内臓、もしくは陰部に人刺し指を刺し入れ、モニタを人刺し指をこねくりまわす。その人刺し指を女の唇に近づけると、女はその人刺し指をねぶりつくのだ。Macは勃起している。勃起してカラダをくねらせている。
 こんなんだったかなぁ、『裸のランチ』。完璧に忘れてしまってる。とにかく読んだのは30年も前のこと。当然、難解きわまりなく、ひどく読み続けるのも苦痛でたまらなかった。拷問のような読書。そういえばあの頃、拷問読書をよくやったなぁ。読みきってしまうことに意義があった。あ、でもこれは真理かもしれない。わかるわからないの問題じゃなくて、読もうとする意識、そして読みきることができること、それはある種の真理。快楽。
 それから何年か経って『裸のランチ』がクローネンバーグで映像になったとき、あんなもの映像にできるのか不思議で仕方なかったな。だから見たいということもなくほったらかしにしてたしね、ここ何年か映像離れしてたしね。なんで急に見てみようかって、そりゃ欲情してみたかったからでしょ。それ以外にないです。欲情以外に。そしてきっちり2時間欲情しました。
Bannnng!!

■2001/06/24 Sun■  [長年日記]

 
丸尾末広
プロレタリアートの秘かな愉しみ
 寝たの朝の5時、起きたら昼の2時。みんな夢の中。
 夢の中で おまえと歩く 夢の中でおまえと話す 夢の中でおまえはおれのもの いつも いつまでも
 きゃっ、とうとうWEBの日記の中でラブコールしてやんのぉーって、寝た、寝た、あ、ちゃう、ネタばれだっつうの。ネタわかる人だけでいいです。これは艶ネタやなしに怖いネタなんだけどなぁ、耳なし芳一まで登場するんだからさ。あぁ、怖かった。
 でも「耳」はボクのウィークポイントなんだよね。耳元で囁いてごらん。体中、サブイボだらけ。なんならサブイボ早出し勝負してみっか。これだけは勝つ自信あるぞ、瞬間だからな、ボクの耳に唇が近づいてきただけで両腕サブイボ、息がふきかかったら両脚にも、そして「好き、大好き」で確実に逝ってまいます。逝かせてくれる?
 夕方から久しぶりに街の空気吸うてきた。一人でぶらつくのも虚しいので、まんだらけ行って、ブックオフ行っただけ。なんやそりゃの色気もそっけもねえ状態。あ、本町のスタバで、暑かったから思わずフローズンキャラメル、あれ底のほうになったら甘すぎ。やっぱりフツーのグランデにしたらよかった。スタバ行ったのは早く見たかったから。それから心斎橋のブックオフ。とくにこれといってなし。それより一風堂のラーメンになんであんなに行列できるんだろ。どこか貧しさを感じてしまうな。ボクは、バン麺で冷やし中華大盛り食べたかったのに、日曜休み。仕方なくなか卯の親子丼だったけど、どっちが貧しい? きょうの親子丼の火の通り加減抜群だったな。
ところでi-modeのメアド、どこから漏れたんだ、
  >Subject: dokomo 緊急告知
  >Date: Sun, 24 Jun 2001 09:51:35 +0900
  >From: info@documo
  >To: ****@*****
  >◆女性最優先◆
  >女の子の為のお得なお得な情報満載!
  >◆マイレージポイントを集めて
  >素敵な豪華商品GET
  >http://www.deai.fm/
  >◆女性完全無料
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  >◆こんなの今までなかったね!
  >◆男性20Pサービス
  >http://www.deai.fm/

チョーむかつく。こないだは同じinfo@documoから、
  >Subject: Re:Re:
  >こないだのはここです
  >http://www.deai.fm/

と、いかにもボクが問いあわせしたかのようなメール送りつけてきやがって、そんなんにひっかかるおれ様か(^_^ゞ ボケめ。気ぃつけへんやつに注釈しとくと、info@documoだぞ、documo。dokomo 緊急告知しかし、いま爆発的に増えてるんだろ、I-modeのスパムメール。その苦情がNTTに殺到して、NTTではメールアドレスを変更するようにってコマーシャル流しとるけど、変更したらまたみんなに「変更したで〜」とメール送らなアカンじゃないの。そしたらまたパケット代がNTTの収入になるだろ。けっ(-"-) クソだ。どんだけぼったくれば気が済むのだ。コマーシャル流すだけの金があるのなら、せめてメール受信に金とるな! 近々docomoやめてやる。i-modeだつうても、別に携帯でi-netに入ってハダカDLする気などないし、したことはあるけど、あんなもんで欲情するやつおかしいんちゃう? だいいちボクはもう人刺し指にしか欲情せえへんカラダにされてもたし(自爆)
なんでも聞いたところではQ2だけやなしに、今やQ5,Q6とかもあるらしい。それの課金の徴収をNTTが代行してるんだろ。もう立派な犯罪でしょ。いつから暴力団と何ら変わりのない取り立て屋になっとんじゃい(-"-)
 と、言うことできょうは後半少し抑えてみました(笑)


■2001/06/25 Mon■  [長年日記]

 
GRAVEDIGGAZ
6 FEET DEEP
 最近は、月・火しかエアロビクス行ってない。それもときどき行けなかったりするから、月に6回くらいか。ムシみたいというか、強迫観念か、または中毒か、ほかにすることないんかいってのもおるよねぇ。ほとんどしゃべらない。だってつまんなさそうだから。エアロビクス行って、エアロビクスの話なんかしてたっておもろくないでしょ。ちょおとエアロビクスも飽きてきたかな。もうすまるまる2年だし。そんなもんだから体重のほうは去年の夏からもうほとんど動いてない。まぁいいです。
 ところでエアロビクスやってたら、だいたいスポーツがそうだけど、空っぽになるのが好き。いやときには頭空っぽにしないとアカンと思うの。だから去年なんかよく「毒抜き」なんて言うてた。毒抜いとかアカンでしょ。こんだけ毒だらけなんだから。
 ところがきょうなんかはダメなんぽね。あ、そうそうエアロビクスやってるなんて言うと、またまたぁ、女の子ばっかり見てるんでしょーってよく言われるけど興味ないね。をっ、これはぁーと言う女の子がいたことない。だいたいハイレグ・レオタード@武富士なんてのはおりません! 絶無です。ほとんどすべてはアービスのブスですね。断言します!(あ、ここオアシス行ってるん、読んでないやんねぇ(^_^ゞ) 唯一例外はK山チャンのみ、でもK山チャンは立場が違うから、こんだけシェープアップできたのもK山ちゃんおればこそ、が、しかし彼女もどこかに消えてしもたしねぇ。それはそれとして、だいたいやったことある人だったらわかるけど、そんな邪念が入る余裕なんてストレッチにならないとないです。まぁ、そのときでもこの女けっこう長いこと来とるけど、全然シェープアップできんのぉー、逆に太ってない?なんて思うとるのです。いや、ほんま。話が大幅に反れたな。ところがですわ、きょうなんか、T部チャン、前でなんか変。どことなくニヤニヤして、自分でも「わたしなんか変?」と言いだしてみたり、「なんかエエことあたあん?」とでも聞いたろかと思うたぐらい。しかしそれって、はっと気がつけば自分自身に返ってきそうで、はぁ前置きが長いよのぉ。いつもは頭空っぽになってるはずなんだけど、なんか変。頭の中でぐるぐる欲情が渦巻いてる。どうしたことだ、人刺し指が胸にぐさっとささった状態で困った、困ったって、困ることないじゃん。あ、はい、そうです。はい、今週はセーブ週間。。。あ、この日記の中だけ、かな。
 

■2001/06/26 Tue■  [長年日記]

 
The Tannahill Weavers
Mermaid Song
 髪の毛を切った。。。。
 なんて男のボクが言うてもどうってことないか。しかも「。。。。」だなんてもったい付けちゃってくれちゃってからに、事実、暑かったからだけです。ほんま暑すぎ。きのうの朝からいきなりの暑さだもんな。それまでは暑いといったって痺れるような暑さとは違うたけれど、きのうの朝の暑さは、なに?これモンだった。じっとしてるだけでじわぁーっと汗がたまらんなぁ。テレビで「お盆のころの暑さ」と言うとった。また今年もあの暑さが来るんかいな(^_^ゞ 
 きょうシャンプーしてもらってるとき、暑いから、ぬるいのにしてとシャンプーガールに言ったら、暑いですからね、という話になって、シャンギャルのいうのには、もう去年の暑さなんか忘れてますよ、夏、暑くて、冬、寒いなぁと思ったら、もう夏が暑かったことなど忘れてますよぉーって。なんとシアワセな人種。ヒトなんて忘れる動物なんだね。でも「忘却とは忘れ去ることなり。」と言った菊田一夫は忘れることができない人種でしょ、やっぱり。忘れられないから、そんな言葉を吐いてしまう。忘れられたらシアワセだろうけれど、忘れられないからこそのってのもあるのになぁ。どっちがシアワセなんだか断言できませんけどねぇー(微笑) なんかほかにもそうなんだよなぁと思ってたこともあったんだけどなぁ、忘れた、どうよ。。。シアワセ(^_^)ウフッ欲情充電中・・・だっつうのに、メールでんなモン送りつけてどうすんのよ

■2001/06/27 Wed■  [長年日記]

 
SKIN DEEP
GET U OPEN
 きのう(なんで、日記がいきなり「きのう」から始まるのか摩訶不思議ではござるが)カットしてもらいながら、フライデー見てたら、朝日放送で突撃なにわ隊だとかいう超くっだらないのやってるらしい。そのディレクターがとんでもないという話がスクープされてたんだけど、きょうの晩の7時の「100%キャイ〜ン!」これも超サイテェー。ほんと芸のないのがうろちょろテレビに出過ぎ。いまYahooの番組表見てるんだけど、まぁそろいもそろてようこんだけくっだらない番組ばっかり並べるわなぁ。もうちょっとテレビ制作する人間としてのプライドというもんがないんか。こういうたれ流しをモロかぶってたら糞人間にしかならないです(-"-)キッパリ 「100%キャイ〜ン!」しっかし低俗きわまりないタイトルだなぁ、なんおヒネリもなければ、センスもない。ほんと感性疑うよ。こんなんばっかり見てぎゃはぎゃは笑ってるのってほんと退屈してるんだろう。なんかほかに愉しみはないんかい。
 当然、そんなのは瞬間に消してしまって、きのうの夜に録画しておいた『髪結いの亭主』を見てた。エロいです。雷雨の中を飛びだして行った女のシャツから乳首が透けていて、はい、きっちりそういうところは見てます。とにかくエロい。エロくてまたしても欲情の嵐。断っておきますが、ボクがエロいを連発してるからって期待したらアカンよ。レンタル借りに行って、をりゃこんなもんどこがエロいんじゃい、金返せ!と言われても、それはあんたがイメージ貧困なだけ。具が見えんと勃たんのかい、気の毒に。情感的にひどくエロいのです。えっとですね、散髪屋さんで女の人が顔を剃ってくれるとき、乳房の気配というの感じたことない? 最近だと歯科衛生士のおねえちゃんが歯石をとってくれてるときね。不幸にしてその乳房の気配を原体験にもってしまった男の話。巨乳はいらんけどね、ほれ、あるやろ、そういうのって。まぁガキんちょが見てもこの映画のエロさなんてわからんでしょ(断言) 老床屋の爺さんがここから出ようと思えば出られるんだけれどと言いながら自分で鍵をかけてしまうシーンは泣けてくるです。それに反して、ボクはっていうと、夜は夜とてこの調子で、あは、パンドラの匣ね。パンドラの匣、開けまくって・・・摩周湖の水は神の子池に湧いて出てるんだよねぇ。どうする?

■2001/06/28 Thu■  [長年日記]

 
Frank Zappa
Sheik Yerbouti
 橋というのは一種何とも言えない意味がある。此岸と彼岸をつなぐ、そこを人は時には無言で通り過ぎていく。そして橋の下には、まさに「行く川の水の流れは絶えずして」ずっとずっと何年も何十年もその橋の下を流れ続けてる...
 きのうに続いてルコントの『橋の上の女』を見た。エロいです。はい、情感がとてもとてもエロい。きのうの『髪結いの亭主』もよかったけれど、きょうの『橋の上の女』はちょっと忘れられない映画のひとつになりそうね。
 ナイフ投げのシーンでは、ナイフがバネッサ・パラディの体に突き刺さらないというのはわかっていても、ほんと息がつまってしまう。もうシーンに釘付け状態。そして女の体のすぐ近くにどすっとナイフが突き刺さった瞬間に女の体がびくんと反り返るのってほんとたまんない。田舎の駅の小屋でのナイフ投げシーン・・・映画って光と影の芸術なんだなとつくづく再認識させられます・・・あれはほんと「セックスそのもの」だねぇ。セックスそのもを描写してるよりエロい。いやあの観客のいないナイフ投げはセックスそのもを暗喩してるね。欲情する。抱きたくなる。
 でもそれよりナイフ投げで、毎回1ヶ所だけすっと刃がかすってしまうのね、お約束のように。その刃で傷ついたバネッサの体にダニエル・オートゥイユがバンドエイドを貼ってやってるのって、すごく胸キュンでしょ。
 ついナイフ投げにばっかり目が行ってしまうけれど、ボクはこの頭にも書いたように橋の風景がすごく好き。ずっと前のドラマだけど、『夏七』で、東京の隅田川に架かる橋、何だったけ?清洲橋?永代橋?あの橋好きだったなぁ。大阪の中の島に架かってる橋もいいなぁ。難波橋とか堂島大橋とか。川の上から橋を見るシーンもあったやん。いいなぁ。
 そういや、きのう日記をさっさとアップしたあと『ブエノスアイレス』も見たんだった。ゲイ映画だけど、小野塚カホリのボーイもんみたく妙にせつなくなってしまう。「先輩は写真きらいだから声を残してくださいよ」とテープレコーダー渡されるシーンね、終わった後のおまけのインタビューで、あのシーンは元々セリフが入ってなくて、ウォン・カーウァイに急に何でもいいからしゃべれと任されたとトニー・レオンが言うてたけど、結局何も言えないで泣いてしまったというの、わかる、わかる。「やりなおそう」か(゜゜) カーウァイの映像は70年当時を思い出して好きといえば好きなんだけど、この『ブエノスアイレス』ではカットバックとか、ブレイクがちょこっと鼻につくかな。それでも好きなんだけど。
 ところで、あのナイフ、ボクが投げてもきっとヒットしないです。まず届かない。届いても体からはるか離れたところ、だって怖いモン。でも人刺し指なら、心臓に命中だよ!!

■2001/06/29 Fri■  [長年日記]

 
SACRED SPIRIT
Vol.2 CULTURE CLASH
ひとさしゆびは人を刺す指


あした刺すのは?

あした刺すのは?

あした刺すのは?



■2001/06/30 Sat■  [長年日記]

 
Bette Midler
ROSE
 「たら」話は禁句です。でも歴史の中で「たら」を想像してみることほど楽しいことはないんちゃう。その「たら」がハッピーにつながっていればいるほど、「たら」を語り合うことは楽しくてしょうがないよね。たとえば、どんな「たら」かというと、
 ・あのとき、ちょっと押し倒していたら
 ・あのとき、ママがおせっかいにもママの部屋に引き連れてかなかったら
 ・あのとき、誕生日だと気がつかなかったら
 ・あのとき、振り向いてもたれこんでこなかったら
たら、どんな結果になってたかというと、たぶん、ホームの上で心を震わせてたこともなかったかもしれないし、まっすぐとびこんでくることもなかったかもしれないし、散歩に行こうと言いながら、空中を散歩してしまったりすることもなかったかもしれない(たらかもは係り結びですネ)。そうして少なくとも4人の人間はこの世に存在しなかったかもしれず、そのことはその4人のうちの1人が、「あ、わたしはいなかったか!!」などと口走った通り。でも逆に必然というのはありうるわけなんだろねぇ。それは指輪ね。ボクももう忘れてた指輪。これ覚えてる? だからってわけじゃないけど、ボクが一番好きな指輪、もう7-8年前に神戸で買った指輪、ボクの左手の薬指から抜いてプレゼントしてしまったです。あ、左手の薬指と言っても意味はないよ、サイズがその指しか合わなかったから。だいたいボクの指、男のわりには細いからね、その指輪は右手の中指に。むちゃくちゃ好きな指輪だったからいい。きっとまた新しい必然になってしまうにちがいない
 『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』をボクがひとりで見たのはきのうの話・・・ねぇ、あのジャクリーヌガ狂って、裸になって森の中で震えてた時の顔、ジャニスにそっくりだと思わない? あ、似てた、似てた。
 「ねぇ、ねぇ、ちょっと見て」とさし出した足に血がうっすらと流れてた。同じシーンの再現。今度はちゃんとその滲みだした血を舐めとることできたからね。それにしても可哀想なルームサービス。

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まごアン